パラリーガルコミュニティ MYページ 会員登録
パラリーガルのことなら、パラリーガルweb

法人の破産

2017/11/22 17:52
匿名(ID:35bb97506185)

大変基本的な質問で失礼いたしますが教えてください。
法人の申立てに代表取締役と専務個人の破産申立てをする予定です。
法人と代表取締役は管財事件になると思いますが、専務は法人の債務の保証人ではありますが、内容によっては同時廃止になるのでしょうか。

全投稿の本文を表示 全て1

11/23 10:03 法人の役員破産を同時廃止にするためには、当該役員の所有す...

◆ 匿名2017/11/23 10:03(ID:05cf781b4182)

法人の役員破産を同時廃止にするためには、当該役員の所有する財産が、法人のものと明確に切り分けられるかどうかが重要になります。

法人に役員として登記されている、給与ではなく役員報酬を受領している、決裁権を所有している、会社から一定の資産や動産を無償で貸与されていた・・・等複数に該当すると、管財事案になる可能性は高いと思います。

いずれにしても詳細が不明ですので、この掲示板上ではっきりと可不可の回答はできないですよ。
依頼者の財産と債務状況を細かく調査し、受任弁護士が検討することだと思います。
そして同時廃止か管財事案か、最終的に判断するのは裁判官であることも付記しておきます。

11/23 16:07 ID:bc851eca03e3

◆ 匿名2017/11/23 16:07(ID:05cf781b4182)

>代表者じゃなければ、同時廃止も有り得ます、でいいでしょ。

「有り得ます」を「必ずできる」と思いこまないで、債務者が経営上、法人破産に至るような悪影響を与えなかったことを些末な部分まで遺漏なく疎明し、またその法人によって財団を形成できるほどの資産をなしてないことを証明できればあり得るかもしれません。

破産手続の第一の目的を理解できていますか。
破産法の第1条を正確に読み解いてください。
破産者の経済的更生の前に、債権者の利害や権利関係の調整、債務者の財産の清算が記載されています。
破産の第一義は(最終的にはそこであっても)免責を得ることではありませんよ。

破産者がたとえ換価・配当できるような財団を形成できるほどの財産を所有していなかったとしても、経営に関し破産に至るような影響を与えた経緯があれば、免責調査型の管財事件になることは十分にあり得ます。

だからと言って、必ず法人破産手続にて全ての役員が管財事案になるとも言い切りません。
事案の詳細が不明ですので、一般的な法人破産手続を参考に記載しただけです。
同時廃止になることもあるかもしれませんが、自然人の破産申立ほど簡単ではないと思います。

11/23 22:30 ID:4b2114ac5440

◆ 匿名2017/11/23 22:30(ID:05cf781b4182)

誰もあり得ないとは断言していませんよ。
ただ簡単な申立内容ではないと言いたいだけです。

>妄想で書くのはやめなさいよ。

何故私の書き込みを妄想と決めつけるんですか?
そしてなぜ同時廃止があり得ると書かれていることが妄想でないと断言できるんですか?

ID:4ee27bce5468さんが書かれている通り、確かに代表者以外の同時廃止事案はあります。
申立の経験がありますから。
ただ、トピ主さんが書かれている通り専務が法人の債務の保証人となっている事情を考慮すると、すんなりと同時廃止になりえるとまでは言えないでしょう。
それがわかりませんか?
破産を理解している人間なら、この程度のこといくらでも推認できますよ。それを妄想と片づけるんですか?

それと先ほども書きましたが、同時廃止か管財事件かの決定を下すのは裁判官です。
どれほど詳細に事情を詳らかにした申立書を作成し、上申書や添付資料をそろえても、裁判官の決定が全てです。
ですから安易に同時廃止があり得るとはいえなんです。
どちらの事案として受理するか、裁判官が最終決定を下すという厳然たる事実も、妄想で片づけるんですか?

くだらない冷やかしを書き込んで絡んできていますが、破産法を理解して書き込んでいるんですか?

なにも理解できていないのに、横からヤジを飛ばすことしかできないのなら、某知ったかぶりと同類ですよ。

11/23 23:32 こちらも実務上の話をしています。 ID:bc851eca03e3さん...

◆ 匿名2017/11/23 23:32(ID:05cf781b4182)

こちらも実務上の話をしています。

ID:bc851eca03e3さんのケースでは、社長以外の方は(あるいは社長も)配当できるだけの資産が見つからなかった、あるいはほかにも理由があって同時廃止になったのでしょう。

ですが保証債務があり、金融機関が保証人可の審査を下す何かしらの資産がある場合は、管財事件になる可能性はないですか?
確かにトピ主さんの書き込みにはそこまで言及されていません。
そしてその可能性を懸念することを杞憂だ妄想だというのなら、そうおっしゃっていただいて結構です。
ID:bc851eca03e3さんのケースで同時廃止になったことは事実なのでしょう。自分も同じように代表者以外の数名は同時廃止にて終了したケースを担当したこともあります。
そして役員全員がそれ相応の資産を形成し、結果管財事件になった事案もあるということです。

ただ、すんなり同時廃止というのは言い過ぎだったかもしれません。
気分を害されたのであればそこは謝罪します。

ところで22:30:32の私の書き込みは、あくまでID:4b2114ac5440にむけて書いたものですが、ID:bc851eca03e3さんと同一の方なんでしょうか。

11/24 21:15 ありがとうございます。

◆ 匿名2017/11/24 21:15(ID:0552ba03fd85)

全然わかっていない者の質問に、皆様とても丁寧に答えて下さりありがとうございます。

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

© LEGAL FRONTIER 21