■将来性について
こんにちは。
この度法律事務員の内定をいただいた大学4年のものです。
実際に働かれていらっしゃるかたがたのお話が伺いたく書き込みさせていただきます。
私は法学部出身でもなければ、内定をいただいたところは法律事務だけでなくオールマイティーに
仕事をまかされるところです。
悪く言えばすべてにおいて半端な能力になってしまうかもしれません。
仕事を一生懸命頑張って勉強していきたいという気持ちはあります。
しかし今後弁護士の数が増えることも考えると、将来いざ転職となったときに受け入れ先があるのか心配です。
働かれているみなさんからして将来性についてはどう思われていますか?
今働いていらっしゃる所をやむ負えずやめなければいけない時、他でも法律事務員として働ける自信はありますか?
御助言おねがいいたします。
5/30 19:16 法律事務員としてのスキルがしっかりとあれば、<br />...
法律事務員としてのスキルがしっかりとあれば、<br />将来性もあると思います。<br />(法律事務員としてのスキルとは法律知識<br />ということではありません。)<br />そうでなければ、将来性には疑問があります。<br /><br />私自身、万が一今の事務所から別の事務所に<br />移るとなった場合に、やっていけるのか不安で<br />す。<br />おそらく、難しいのではないかと思います。<br /><br />それは、今の事務所の仕事にあったスキルはあ<br />るかも知れませんが、このスキルが他の事務所<br />でも通用するのかがわからないからです。<br /><br />これから就職するあなたに、少しアドバイス<br /><br />私自身、法律事務所の職員には法律的知識はそれ<br />ほど必要無いのではと思っています。<br />私がこれまでにお会いした弁護士さんも同じ意見の<br />方が結構おられます。<br /><br />それよりもむしろ、社会人としてのマナーやスキル<br />を十分持ち合わせた方が良いと思います。<br />法律知識はいくらがんばっても弁護士に及ばない<br />可能性が高いです。<br /><br />弁護士の補助をする以上、弁護士にない知識を<br />沢山持ち合わせることが大切です。<br />そうすれば、将来性も出てくると思います。<br /><br />就職までに十分ご自身を磨いて、スキルを付けて<br />下さい。<br /><br />
5/30 23:42 内定おめでとうございます。<br />この仕事の将来性で...
内定おめでとうございます。<br />この仕事の将来性ですが、待遇面だけを言えば正直芳しいとは思いません。<br />内定された事務所が小規模事務所の場合、大学同期の友人と単純に給与や福利厚生の中身を比べれられると<br />かなりの開きが生じるのではないかと思います。また、その格差は年々広がると思います。<br />現時点でも新規登録弁護士の初任給相場がどんどん下がってきている中で、<br />法律事務職員の仕事に雇用者たる弁護士がどれだけの評価をつけてくれるかは正直わかりません。<br />私は幸い、理解あるボスの元でお仕事出来ていますが、弁護士が事務所を閉めると決めたなら<br />年齢も年齢だけに再就職はかなり困難を極めるでしょうし、できたとしてもかなり待遇は下がると思います。<br />ただ、自分がやっているひとつひとつの作業内容が手続全体の中でどう作用するのかがはっきり見える<br />やりがいのある仕事だと思います。<br />事務所の形態(大規模事務所か小規模事務所か、取扱事件の種類等)によって<br />事務員に求められる技能はさまざまかと思います。<br />ただ、富士山さんがおっしゃっておられるように、基本的なビジネスマナーとパソコンの操作については、就職までにご自身で身につけられることをお勧めします。<br />一般企業と違って、小さい法律事務所では社員教育に費用はほとんどかけていただけません。<br />具体的な法律事務に関する知識は、実際に仕事をする中で身についていくことが多いと思います(というより、事前になかなか勉強しても頭に入らないと思いますし、覚えることより、一度やって、メモしておいて、次回はそのメモを見ながらでも、人に聞きながらでも結果さえ出せばよいので、テストのように固く考える必要はないと思います)。<br />転職の際には、法律事務所以外に職を求められる人もいます。<br />いろいろ情報があふれているだけに不安にもなると思いますが、社会人としての常識と、学ぶ意欲と謙虚さがあれば万一の時にも道は開けると思います。まずはできることから準備していきませんか。<br />