■小規模個人再生★滞納税金（差押）がある場合
小規模個人再生について質問があります。よろしくお願い致します。
再生債務者は、住宅ローンがたっぷりと残った不動産を所有しており、小規模個人再生の申立に伴って、住宅資金貸付債権の一部弁済許可申立を希望しているのですが、税金（市県民税）の滞納が１６０万円あり、当該不動産は差押を受けています。
以前、事務員研修で、税金の滞納は申立時までに納付を済ませるのが好ましいという話を聞いたことがあるのですが、差押となると再生法は利用できないのでしょうか？
仮に税金の支払いについて、分割払い等の話し合いがつけば、そんなの関係ねえという具合に、開始決定を受けられるものなのでしょうか？
※この案件の場合は、本人の収入激減のために、そもそも再生の利用が不可能なので破産の案件なのですが、同じような件が今後あったらどうなのだろうと思い質問であります。よろしくお願いします。
1/27 18:05 当事務所で扱った案件では、依頼者が既に競売まで申立られて...
当事務所で扱った案件では、依頼者が既に競売まで申立られており、税金の滞納も４０万円ほどありましたが、その状態で申立をしました。
競売を止め、認可決定は下りましたが、その後、債権者への弁済を始めるまでに、税金滞納分は完納しておいてください、という指示があり、そのようにしました。
１６０万円ですと、相当な額ですので、分割で支払わざるを得ないと思いますが、基本的には各債権者への弁済が始まるまでに終わらせておいた方が好ましいというのは変わらないと思います。
1/28 10:56 毎月の分割納税額＝再生計画による毎月の返済見込額の場合、 ...
毎月の分割納税額＝再生計画による毎月の返済見込額の場合、
手続中に同額の支払い能力がないのであれば、
手続後も支払い困難とみられ認可決定要件を
欠くものと思われます。