
■法人破産申立手続きについて
初めての法人破産申立をしています。
破産申立に向けて準備中なのですが,残務処理を手伝ってくれている経理担当者からの質問攻めに苦労しています。(泣)
最後の給与支払時に控除し当事務所で預かっている分の中に,財形貯蓄や団体保険の保険料などがあります。
弁護士に相談すると『管財人に引き継ぐからそのままでいい』という回答です。
経理担当者からは
①団体保険(契約者は個人)の解約手続きはしていいのか?(契約切り替えなど)
②その場合まだそちらが預かっている未払いの積金や保険料はどうなるのか?
③社員に返すような事態になった場合,誰がしてくれるの?
③社用車はまだ使用していいのか?(保険聞くのか?)
④最後の給与支払いができないと離職票が出せない。いつまでの分を支払うのか?
などなど,いったいどこまでこちらで回答するもの?って感じでヘトヘトです。
もちろん経験のある事務員であれば即答できるような内容なのかもしれません。
知識不足で迷惑をかけているのも事実なのですが・・・。
皆さんはどうされているのでしょうか
6/11 12:05 質問されている件は、全て弁護士の判断を仰がないと、事務局...
質問されている件は、全て弁護士の判断を仰がないと、事務局で即答できる内容ではないと思います・・・・。
①、②、③に関していえば、弁護士から「管財人に引き継ぐ」という指示がでているならば、「管財人が決まってからの処理になります。」以外答えようがないと思いますが、その回答でよいかも確認されるべきですね。弁護士が気付いていない点の質問もあり、方針も変わるかもしれません。
③社用車についても同様です。
「いつまで使用が必要ですか?」と確認して、弁護士に確認を。
一つは、申立までが基準になると思います。
使用せずに済むのであれば、使用は止めた方が無難だと思います。
管財人に、鍵、車検証等をひきつがなければなりません。
購入希望者がいるなら、事前に2社位から査定などとっておかれたらよいと思います。
保険は、解約・失効していない限りは、継続していますが、だからといって申立前に事故は目も当てられませんけど。
④前書きに、「最後の給与支払時に・・・・」と書かれていますが、まだ支払っていないということですか?
支払原資、解雇日なども問題になると思います。
至急、弁護士に確認された方がよいでしょう。
未払給与があっても、離職票等の作成はできるはずです。
ただ、最後の給与が出ないとなると、経理担当者の方のやる気が一気になくなるでしょうね・・・・。
管財人がすぐに対応できるかどうかわかりませんし、離職票、源泉徴収票の発行、特別徴収の切替など、申立前に手続き完了するようにされた方がよいです。
質問は多くて当たり前だと思います。
私も一日に何回も電話を受けることありますよ。
一覧にして、まとめて弁護士に指示を仰ぐようにしています。
独断で自己処理されるより、何でも事前に確認してきてもらってる方が、逆にいいのではないでしょうか?
次の申立の際には、この経験が生かせるはずです。
根気よく、頑張って下さい。
6/14 20:30 中猫さんありがとうございます。 早速,質問内容を一覧にし弁...
中猫さんありがとうございます。
早速,質問内容を一覧にし弁護士に相談しました。
確かに,経理担当の方も初めての事ですし分からなくて当然ですね。
中猫さんの仰るとおり確認いただけるだけ有難いと思います。
次回また破産申立を担当するときに役立てるよう,しっかり勉強したいと思います!