■落ち込むし、気にするし。。。
私は、１年半、法律事務所でアルバイトをしていましたが、新たな法律事務所で、正社員として働きだして１ヶ月が経ちました。
入所して、すぐに担当に付いた破産管財事件でのことです。
破産した会社が、加入していた保険会社より、倒産前に起きた事故についての保険金が支払われる事になっていました。そこで、支払われる金額の確認と、加入していた保険自体の解約について、保険会社と保険の代理店に問い合わせをしていました。
ただ、私もいきなりの担当事件で、どこに電話するにも緊張し、管財事件の流れや手続きを手探りでやっている状態だったので、ちゃんと把握出来ていないことが伝わってしまったのかもしれません。
保険代理店に電話をした時に、思わず「保険代理店からこちらにお電話するよう伺ったのですが」と、言ってしまいました。正直、この保険に関してはよく理解出来ていないことばかりで、正直に話して、会社の人に説明してもらおうと思っていた矢先だったのですが・・・。
電話の相手である担当者の方に、「あなた前からそうですけど、ちゃんと理解してないでしょ！？」と、言われてしまいました。そこで素直に謝ったのですが、「書類を送ったんだからすぐにお礼の電話をいれるべき」「法律事務所だからって、その高飛車な対応はなんだ」「法律勉強する前に常識勉強した方がいいんじゃないですか？」「こっちは協力してあげてるんだからもっと誠意をみせろ」などなど・・・たくさん言われてしまいました。
私の理解のなさで、相手もイライラしてしまったのはわかるんですが、ここまで言われると、さすがに凹みますし、なんだか情けなくなってしまいます。
みなさんは相手からのクレームや怒りに、どう対処されているんでしょうか？
6/24 18:13 書き込みだけではコトの経緯がよく分からないのですが。 管...
書き込みだけではコトの経緯がよく分からないのですが。
管財事件に関しては事務員が処理すべき雑務が多岐に渡るので、正直「初めて処理する」事柄が事務員何年やっても出てきます。
もちろん初めて処理するモノについて分からないのは当然なんですが、保険商品の概要などは、ネットで検索すればおおよその雰囲気はつかめるので、まず分からないなら自分で調べてみる、そして自分なりに理解して、こう進めるんだという方針を立てた上で相手に教えを請うという姿勢でいけば大抵は何とかなるのではないかと。まるきり何も下調べせずに「教えてちゃん」になってしまったらそれは確かに相手からすると迷惑かもしれません。
エラソーな態度は当然ダメとしても、倒産した会社が契約していた保険なら、いわばこちらはお客サイドなわけで、その保険金の支払を受けるための手続きをするのは保険会社側のお仕事なんですから、ごく普通に丁寧に接していればいいんじゃないかと思います。代理店の人に文句言われたとのことですが、自分の至らない点は反省する、謝罪するとして、代理店のレベルも本当にいろいろですから、あんまり気に病む必要ないかなと思います。
私も以前、乱暴な言葉遣いでお話になる代理店のおじさんに当たったことがありますが、そういう相手ですから、輪をかけて馬鹿丁寧に、しかし必要最小限に電話でお話して、後の連絡は全部書類（FAX）でやりとりしました。
ストレスをためずにお仕事なさって下さいね。
6/24 19:25 私も保険商品などでわかりにくいときは、まずネットで調べま...
私も保険商品などでわかりにくいときは、まずネットで調べます。
最近では、ホームページを見ればわかることもたくさんありますから。
ホームページを見てもわからないことももちろんあるので、
そのときは保険会社に問い合わせますが、全然わからない状態で
電話をしても、話が通じないですからね。
でも、アンリさんに対する代理店の対応はひどいなと思いました。
保険の代理店は、商売として保険の手続をしているのですから、
顧客から問い合わせがあれば丁寧に教えるのが当たり前ですし、
手続に必要な書類を送るのも当たり前です。
それを、お礼の電話をしろだとか、誠意を見せろとか、
明らかにおかしな対応だと思います。
ただ、そういう態度をとられるというのは、やはりアンリさんにも
非があったのだと思います。
あまりに何もわかっていなくて頼りなさそうで、
要するに隙だらけだったからなめられたのでしょうね。
法律事務所の事務員は、法律だけわかっていたらいいのではなく、
金融機関や行政機関での手続や制度についてなど、
いろんな知識が必要になってきます。
管財事件なんかをしていると、よくわからない制度や手続に
よくお目にかかりますし、普段からアンテナを張って、
いろんな情報を集めておくことが必要だなと感じます。
だからこそ、この仕事、面白いんですよね～。
いろいろ言われて落ち込む気持ちはよくわかりますが、
凹んでいる暇はありませんよ。
この経験は必ず次に生かしてください。
「むかつく～！凹む～！」と絶叫した後は、
自分が依頼者や関係者に、同じように不快な思いをさせていないか、
今回のように問い合わせするときに、快く対応してもらうために
こちらがどういう態度を採ればいいか、
日々のお仕事の中でいろいろ感じながら、素敵な事務員さんになってください。
私もどうにかこちらの言い分を聞いてもらおうと、
いつも押してみたり引いてみたり、いろんな駆け引きしてますよ（笑）
6/25 10:00 確かに、クレームはたまにありますね。元々神経が細いので、...
確かに、クレームはたまにありますね。元々神経が細いので、クレームが付くと夜眠れないほど気に病んでしまいます。
一番辛かったのは、「いつになったら裁判所が決定を出すんだ！弁護士通してるんだからチャッチャとやってよ」とが訳の分からないことを言ってくる人がいたことでしょうか。
要するに、裁判所に早く決定を出すよう圧力をかけろと暗に言われたわけですが、「裁判所の決定が出るまでは２～３週間かかるそうです」とお伝えしても「あなたの対応って役所仕事ってかんじなんだよね～」って・・・。
とりあえず、何でも弁護士に報告するようにしていたので、弁護士に報告して、弁護士から「何度も言ってるように決定が出る具体的な日付なんて分かりません」的なFAXを出してもらいましたが、思い出すと未だに胃が痛くなります。。。
私もまだ２年目ですが、仕事も先生も好きなので、はやく一人前になれるよう勉強していきたいと思っています。
お互い頑張りましょうね。
6/25 14:51 いろいろなご意見、ありがとうございました！！！ 今回の件...
いろいろなご意見、ありがとうございました！！！
今回の件は、保険の証券もなければ契約書もなく、当事者の会社の方も申立代理人も、保険について把握していないという前提があり、どういった保険に入っていたのかを問い合わせたのが始まりなのですが・・・
そうですね。
やはり知らないからといって最低限の下調べは必要なことですよね。
私の調査も甘かったんだと再認識することが出来ました。
また、隙だらけだったというのも、その通りだったと思います。
雑務をこなすだけでは私自身の実にならないなと再認識することが出来ました！
もっともっとデキる事務職員を目指して頑張ります☆
6/25 23:14 そういう特殊なクレームはいちいち気にしないのが一番です。 ...
そういう特殊なクレームはいちいち気にしないのが一番です。
落ち込んでたらアンリさんの時間がもったいないです。
保険屋の代理人をされてた弁護士も
「保険屋は『まず払わない』がスタンス」と書いてたりしますし。
保険金不払い何万件なんてニュースもざらだし。
保険屋ってそういうとこです。
ただ、依頼者でも債権者でもない場合(第三債務者もそうですが)は、
ご協力頂くわけなので、うちは、極力低姿勢でお願いしてます。
昔、就活してた時にある弁護士に
「法律事務所なんてきれいな仕事じゃないよ。社会のドブ掃除だから」と
言われました。
ある意味繊細な気配り・ある意味聞き流し とかポイントですよね。
落ち込むことばかりじゃありませんから頑張って下さい。
6/26 9:29 管財事件では、預金口座の引落しや転送郵便からも、財産目録...
管財事件では、預金口座の引落しや転送郵便からも、財産目録に記載されていない保険が判明することがよくあります。
資料が全く手元にない状態からのｽﾀｰﾄになりますが、
まず、保険会社（社名はわかりますよね）宛てに、照会書（大阪地裁6民の「破産管財手続の運用と書式」に照会書＆回答書の雛形あります。ケースによってそれをアレンジして使用しています。）を送付し、
保険の概略を掴んでから、電話をするという方法なら、もう少し落ち着いていけると思いますよ。
頑張って下さいね。
6/26 13:13 いくら落ち込んでも いくら気にしても その分、比例して能力...
いくら落ち込んでも
いくら気にしても
その分、比例して能力が上がるわけではありません。
ただ自分が暗くなるだけ。
なにもいいことがないような・・・？
イヤだけど、それを自分なりにしっかり受け止めて、
経験値アップの糧にしてはいかがでしょうか。
一時的に落ち込んで気にする。
とことん落ちたらあとは上がるだけ。
そのことを考えるな、とは言いません。
考える時間を減らしてみたらいかがですか。
自然と考えなくなると思います。
しっかり受け止めたら、「相手がひどい」のみではなく、
自分側の非も見えてくるのでは。
それからが勝負なんじゃないかなって思っています。
わたしは後輩にそう話しています。
後輩が、実際にイヤなことをどう処理しているか別として。
今言われて良かったんじゃないかなって私は思います。
これが５年、１０年経って同じような状況で同じこと言われたら、「仕方ないよね」じゃ済まないし。