
■新人について
先月の始め、新人さんが入所してきました。
現在試用期間中です。
1ヵ月が経ち、ちょっと頭を悩ませています。
そういう私もここに書き込まれているみなさんのように、ベテラン事務員ではありません。
そして、数々の嫌な思いをしてきました。
なので、新人さんには嫌な思いをして欲しくないと優しく振舞ってきました。
でも、それがいけなかったのか、この新人さんは1ヵ月経ってもなんにも覚えないのです。
1ヵ月経って、「書証って何ですか?」の世界です。
事務所の雑用も全く覚えず、全て私がやっているしまつです。
あと2ヵ月後には彼女は正社員になってしまいますが、この状態ではとても彼女と2人でやっていく自信はありません。
でも、きっと弁護士は性格上、首にはしないと思います。
みなさんは、仕事を覚えない新人さんをどう教育していますか?
同じ給料をもらい(特に私はベテランでないので、この新人さんとは給料の大差がありません)同じボーナスをもらうのです。
ちょっと、仕事に対して受身だと思いますが・・・・・
アドバイスをお願いします。
7/14 21:53 ↑ つい、「出来の悪い新人」ということに反応してしまって。 ...
↑
つい、「出来の悪い新人」ということに反応してしまって。
大きくずれたことを書いてしまったかもしれません。
すみません!
意欲がないというか、すれているというか…
なかなかしたたかな新人さん(今時の若い方?)がいるのですね。
皆様の心中お察し申し上げます。
※「覚えない」とは、「本人に意欲が無くて覚えない」のか、
「意欲以前のもの(能力的に覚えることが出来ない、遅い。
あるいは強度のストレスがかかり、覚える=記憶することが困難な状態にある。)」
なのかによっても、違ってくるのかもしれませんね。
7/15 10:49 ビックリするような新人さん・後輩さんがいるものですね。。 ...
ビックリするような新人さん・後輩さんがいるものですね。。
でも、放置する・あいた口がふさがらない・言葉がない…それでいいのでしょうか?
私はこの仕事にやりがいを感じ、誇りを持って働いています。
ですから、上記のようなビックリさんたちが同じ法律事務職員や弁護士秘書を名乗っていることが、正直言って許せない!くらいの気持ちです。
ところで、先輩方の教え方に問題はないでしょうか…?
「書証ってなんですか?」という話がありますが、私は新人の頃、どっちが甲でどっちが乙なのか分かりませんでした。
「甲号証(or乙号証)つくって」と言われるがまま。
裁判所が毎回(何らかの理由で)甲・乙を決めるのかな~?と思ってました(汗)。
訴訟以外の案件が多かったこともあり、数年たってようやく気づきました。
「書証って、原告が甲で被告が乙なんですね!('▽')b」と言ったら、「え、知らなかったの?」と笑われましたが、そんなこと誰も教えてはくれなかったのです^^;
先輩達にとって当たり前のことでも、新人さんには本当に未知の言葉ばかりです。
人に教えるということは本当に大変なことです。
自分が分かっているだけでなく、「新人さんにはこういうところが難しいかな?」とか「ココ間違えそうだな」とか、そういうことも分かってあげないといけません。
>何がわからないのかすら、わからない(笑)…
>わかっている(わかってしまった)人間には、理解できないかもしれないのですけど。
これは、先輩も「わからない」なんて言ってないで、理解してあげるべきです!!
それが先輩としての役目です。
自分が新人だった頃を思い出してあげてください。
また、部分的な手続だけでなく、“どういう流れの中で何のための手続なのか”も教えると、新人さんも仕事が分かっておもしろくなります。
時間があればそういうこと(訴訟の流れ、執行の流れ、その中で私たちのやる手続、など…)を一通り教えてあげる勉強会等もオススメです。
ただ、「時間の無駄」「本読むの苦手」そんなことを言う人は、さすがに弁護士から態度を改めるよう注意してもらうしかないかも…と思います^^;
そんな人は事務所に必要ありません。
7/15 12:14 当事務所の新人もすごいのなんのって・・・ でも詳細はグチ...
当事務所の新人もすごいのなんのって・・・
でも詳細はグチグチしちゃいそうだから書きません。
わたしが一番気になるのは、
どうやったら・どういう思考回路でそのような判断・考え方・行動・発言になるのかが理解できません。
悪気があるようには見えないところも余計にイタイです。
育った環境なんでしょうか?
経験なんでしょうか?
経験から学ぶ能力の違いなんでしょうか?
なぞです。
7/15 12:18 使えない人にお困りの事務所ってたくさんあるのですね…。 う...
使えない人にお困りの事務所ってたくさんあるのですね…。
うちの事務所では法律的な業務はすべて弁護士が行うので、事務員は雑務をするだけなのですが、その雑用(掃除・お茶出し・コピー・宛名書き)すら出来なかった人に辞めていただいたことがあります。本人が一生懸命なのはよくわかっていたのですが、さすがに2年勤めていて書面のホチキス留めすらまともに出来ないのでは、仕事になりませんでした。
また、別の人は試用期間中に解雇しました。
仕事する気がまったくなく、掃除もまともにしないのはもちろん、試用期間中だというのに読書かネット三昧、仕事(本の差し替えやコピー紙の補充)を頼んでも個人的なネット優先、というおかしな人でした。どんなに注意や指導をしても改善されなかったので、思い切って弁護士に相談したところ、解雇となりました。
あとで聞いたところ、弁護士も何度も注意をしていたのだそうですが、その度に泣かれたそうです。ちなみに私が注意をすると、その後チョコレートやアメを持ってこられました。アメあげるから許してね、って感じで…。
努力している人には手を貸すべきですし、そうしたいと思います。
しかし、やる気のない人、話しても通じない人というのはいます。
諦めて放置するのではなく、さっさと切ってしまいましょう。弁護士に相談しづらい気持ちはわかりますが、おかしな人と付き合うストレスを考えたら、一時のことです。そんな人がいるのは事務所にとっても損失ですし、付き合わされる方がおかしくなってしまいますよ。
今は事務1で雑務すべてこなしていますが、以前よりずっと楽です。
いない方がマシ、と思ったら切り捨てましょう。幸せになれます。
7/15 12:23 うーん。スレみて驚きました。 採用基準っていったいなんな...
うーん。スレみて驚きました。
採用基準っていったいなんなんでしょうね。
何を重視して、弁護士は選ぶのでしょうか?
筆記試験やSPI適性検査はないのでしょうか?
驚くバカリですね
7/15 14:20 採用基準は事務所それぞれでしょうね ただ、1度や2度の面接...
採用基準は事務所それぞれでしょうね
ただ、1度や2度の面接で応募者の全てが分かるわけもなく、試用期間があるとはいえ、よほどの事がなければ、試用期間終了とともに正式採用しないとも言えないのが現実ではないでしょうか。
また、新人さんに教育しにくいのは、この業界の特質があるのかも知れません。
一般企業であれば、良くも悪くもピラミッド型なので、新人の教育をする上司がいます。
でも、法律事務所の場合、大規模事務所であれば事務長格の方がいる場合もありますが、普通は、弁護士が上司で他は全員事務局。事務局の中に厳密な意味での上下関係はなく、いわゆる先輩・後輩の関係があるだけ。
こんな関係で、先輩が新人に仕事を教えようとすると、『あなたは、上司でもないのに偉そうに』なんて声が聞こえてきたりしそうです。
また、先輩にも問題があるのかも知れません。
例えば、少し難しい事案が出てきて、後輩が先輩に質問しようとすると、『私もわからないから、自分で調べて』なんて答えていませんか。
その答えを聞いた新人は『先輩面しているのに、なにも知らない。それなのに偉そうにして』と思っているのではないでしょうか。
この他にも、『そんな(簡単な)ことは、自分で調べて』とか、『なぜ何度も同じ事をきくの』なんて言ってないでしょうか。
これを聞くと『そんなことを言って、本当は知らないのではないか』とか、『何度も聞くのは説明が悪いからだ』なんて思っているのかも知れません。
そこで私はどうしているか
1,後輩から質問があれば、自分が本当にせっぱ詰まって忙しいとき以外には、その質問に答える。
2,同じことを2度聞かれると、前の説明が悪かったのかな、と思ってなにも亡かったかのように答える。
3,あとは、気長に後輩がそだってくれるのを待つ。
です。
7/15 15:21 匿名さんの所の新人さんは、思いの外強烈だと思いますよ。 「...
匿名さんの所の新人さんは、思いの外強烈だと思いますよ。
「出来る人がやる」なら、後輩は育ちませんものね。
この業界、債務の整理以外では同じ案件が二度入ってくると
言うことは、ほとんどないですし。
いろんな方がいるのも確かですね。
新人さんに「これ、お願いします」と仕事を振ったとき、
「今、これをやっているのでできません」と、言われたことが
あります。
当然、今していることが終わってからで良かったのですが、
そう言うと、「じゃあ、終わってから頼んでください」と
言われました。
私も5年目なので、まだまだひよこですが、新人さんには
「三ヶ月間は何度でも聞いてください。但し、こういう業界なので
私もまだまだ分からないことはたくさんあります。
その際は一緒に調べましょう。」と言っています。
これがいいのか悪いのかは分かりませんが・・・。
仕事に対する姿勢、という基本部分が違う場合、一緒に働くのは
すごく困難ですよね。特に最初のうちは、分からないことことが
分からない。当然だと思います。
でも、やる気を見せてくれる人とそうでない人では、教える方と
しても気持ちの処理の仕方が全然違うと思うのです。
でも、いろいろな意見を拝見して、自分も反省しました。
いい加減に対応したことは無かったか、当たったことは無かったか、
この先気をつけるよう心がけたいと思います。
7/17 13:52 権兵衛さん >2,同じことを2度聞かれると、前の説明が悪...
権兵衛さん
>2,同じことを2度聞かれると、前の説明が悪かったのかな、と思ってなにも亡かったかのように答える。
私は,説明はしますが,最後に「この前も説明したよね」と付け加えてしまいます。
なぜかというと,私は,事務所に就職するまで『法律』に関して勉強したこともなく,見るもの聞くもの全てが初めてのことだらけだったので,自分で用意したノートに何でも書き込むようにしていたからです。
4年目に突入した現在でも,その習慣は続いています。
毎日,何かしらの書き込みが増えています。
どんな小さなことでも,やはり全てを覚えておくことは難しく,入所当初のノートを今でも見返し見返し仕事をしているのです。
私の後輩にも,入所当初,自分ノートを準備するなど自分なりに工夫して,仕事を自分のものにする努力が必要であると説明しました。
しかし,2年目の後輩は,私が見る限り,そのような努力は見受けられません。そのうえ,何度も何度も同じことを質問してきます。
自ら努力することって,とても大切だと思うんですけどねぇ。
でも,権兵衛さんのおっしゃることも良くわかりました。
私も,自らを省みる必要があるようです。
7/17 17:04 みなさん、ありがとうございました。 色々ありますね。 先...
みなさん、ありがとうございました。
色々ありますね。
先輩批判、後輩批判・・・・
いや、批判と言うと違いますね。おこられそーだな。
それぞれの思い。
でも、みんなそれぞれの情熱を持って仕事をしているのだから、
それについての批判は許せないです。
新人の気持ちをわかる、自分の新人時代を思い出してみる、
そして、新人さんも全力で仕事をする、
お互いの思いやりがきっといい事務所、いい仕事を作り出すのだろうなと私もみなさんのスレを読んで反省しました。
「書証って何?」と本日で10回目の質問でしたが、ちょっとは耐えようと思います。
7/17 17:25 マニュアルは持たせてますか? 以前後輩指導に当たっていた...
マニュアルは持たせてますか?
以前後輩指導に当たっていたときは、所長にお願いして、私が選んだ事務員向けのマニュアルを一冊、新人さんに支給し、勤務開始までにざっと通読してもらいましたよ(うちの新人さんは素直なよい子だったのでちゃんと勤務開始時点でライン引いたり、インデックス貼ったりして読んだ形跡がばっちりありました)。
また、私のオリジナルのマニュアルもコピーして渡してました。
(市販のマニュアルに書いてない、雑多なこととか、細かい事務手続き等)
質問するときは必ずノートを手元に置いてメモするようにと、指導を徹底しました。
で、最初の内は、質問に対応するマニュアルの該当ページをその場で確認して、後でもう一度読んでおいてねと知識の定着をはかると。
最初の頃は、その日何をしたのか、全部メモをさせて、一日の終わりにチェックもしてましたね。
結構手間ですが、これをやるとそれなりに形になるのが早いです。
皆様のところの強者新人さんに通用するかどうかは怪しいですが、今後のご参考まで。