■破産に至った原因
1 今度破産申立をする予定です。
2 報告書に破産者の陳述部分として、『破産に至った原因』について、
裁判所へ提出しなくてはいけないですが、
3 みなさんは、この部分に関しては、どのような手順で作成されてますか?
4 自分で作成するのは、初めてなので、どう進めて良いのかわからず、困っています。
依頼者はとても忙しく、気も短い方なのですが、
電話か、直接会ってお話を詳しく伺って作成しなくてはいけませんよね・・・。
5 その場合、ポイントとしてはどこにおいて進めれば良いのか、何かコツ等があれば、
御教示頂きたいです。
いつもお聞きするばかりで、大変申し訳ないのですが・・・
何卒、宜しくお願いします!!
8/19 13:53 破産に至った事情の陳述書を作成するうえで,気をつけている...
破産に至った事情の陳述書を作成するうえで,気をつけていることは,
①いつ,②誰に,③いくら,④なぜ,借入したのかを明確にしながら,
時系列的に文章を作成することです。
そして,結婚・出産・解雇・転職等など,借入のきっかけになった出来事を
いくつかピックアップして借入が増えた流れが分かるようにします。
それらの出来事の際に,どのくらいの借金があり,どのくらいの返済を行っていたかなども
一緒に記載すると良いと思います。
当事務所では,事前に記載例とともに,記入用紙をお渡ししておいて,
提出書類と合わせて提出してもらいます。
提出の際に目を通し,できるだけその場で,細かい部分を質問しておきます。
後で不明な点が出てきた場合は,書面に質問事項をまとめて文書でやりとりしたり,
電話で確認したりします。
覚えていない,分からないなどと本人の記憶自体あやふやな場合もありますが,
事務員が事細かく質問することで,少しずつ思い出してもらう努力も必要かと思います。
8/19 14:30 債権者一覧表の内容と矛盾がでないように作ることが、ポイン...
債権者一覧表の内容と矛盾がでないように作ることが、ポイントだと思います。
数年前に遡ると、依頼者本人もはっきりとした時系列は明確でないはずです。
匿名様のおっしゃるように、結婚、出産、転職等のタイミングと債権者から提出された債権資料等で、本人の記憶を補うように確認されればよいと思います。
申立後に、裁判所から指摘がきそうと予想される部分は、十分に確認しておかれた方がよいでしょう。
気の短い方であろうとなかろうと、申立後に問題が出た方が、更に問題ですので、事前確認が慎重になる点は、依頼者の方にもよくご理解頂くべきだと思います。
8/21 19:15 うちは陳述書に少し工夫をした書式を渡して下書きしてもらっ...
うちは陳述書に少し工夫をした書式を渡して下書きしてもらってます。
あとは書類すべてに目を通して、不明な点を聞き(何度もやりとりしないとなかなか進みません(T_T))ます。