■試行錯誤中(お時間のある方,お願いします)
以前に何度か書き込みさせて頂いた月猫です。
皆様からのアドバイスを元に,いろいろと試行錯誤しながら仕事をしています。
おかげで辞めずに何とか持ちこたえていますが,弁は最近後輩が担当の仕事を急に私にふってきて「これは後輩の担当です」と言っても「そんなことはどうでもいいから,今すぐやって」と怒鳴られ,分からないことだらけなので弁に聞いても「あのね,根本から分かってないでしょ」と逆に説教されたりするのは私が悪いのか何なのか,分からなくなってきました。
弁は担当にやたらこだわるので,担当が一度決まったらその仕事は担当が最後までやるようにと自分から言ってきますが,気分次第で担当を変えるのでこちらは途中経過が分からず混乱します。それで質問しにいくと「いやおよそありえないから。」とまともに答えてくれません。
弁護士は後輩にはこういうことをしません。
不快に思われた方,本当に申し訳ありません。
もし,このような場合は皆様どのように対応しているのか教えて頂きたく書き込みしました。
11/5 12:17 かつて私が後輩だった頃です。同じようなことがあり、弁護士...
かつて私が後輩だった頃です。同じようなことがあり、弁護士のあまりの剣幕に私がびびって声が出ないことがあったのですがその後で先輩に
「何で私を助けないの」とガッチリ怒られました・・・。
その後は、お互い持ちつ持たれつですから、(弁は普通の声すら大きいので、どちらかが担当していない事件のことで怒られたら、他の部屋にいてもすぐ分かる)「あ、それ私の担当でこれこれこういうことになってますー」
と出て行くことにしていました。
>弁護士は後輩にはこういうことをしません。
弁護士の嗜好や性格によりますが、若いのが好きです。
ですから今は私のことを「うざー」と思っているのがよく分かります。
が、同時に自分の好きな若い子ばかりではやっていけないということも弁は分かってますから、まぁ狐と狸の化かし合い・・・といったところでしょうか(いやだなー)。
後輩さんとの関係は・・・確か前のスレではそんなに良くないというか後輩は、ちゃっかりさんタイプでしたよね。
まぁ・・・うまく立ち回らなければやっていけない業界ではあるとは思うんですが、ガッチリ怒らなけれ(言いたいことは言わなけれ)ばならない時もあると思うんですよ。
11/6 14:27 月猫さん あまり状況はよくないようですね。 前のスレから...
月猫さん
あまり状況はよくないようですね。
前のスレから見ても、個人的には弁の態度はありえないと思いますし、
お辞めになったほうがいいと思います。
しかし、なんとか頑張ろうと努力されているようなので
ここは視点を変えてみる、というのはどうでしょうか。
(余計なお世話かもしれませんが・・・・)
まず、事務所に入った当初から弁はそのような
態度だったのでしょうか。
何かきっかけになる出来事はありませんでしたか?
月猫さんが何とも思っていなかったとしても
相手にとっては重要だったということもあります。
それから後輩さんです。
月猫さんと後輩さん、一体何が違うのでしょう。
弁に対して、彼女(彼)はどう接していますか?
若いとかちゃっかりしている以外に
もっと肯定的に見て良いと思える部分はありませんか?
不快に思われたら申し訳ありません。
でも、もし、その事務所で働き続けたいと思われるのなら
月猫さんご自身が変わっていかないと苦しい現状が続くばかりです。
相手が変わってくれることは期待できません。
掲示板に書きこまなくても心の中だけでいいので
少し考えてみてはいかがでしょう。
11/6 16:53 月猫さんは,悪くないと思われます。 私も,前の事務所で弁...
月猫さんは,悪くないと思われます。
私も,前の事務所で弁に嫌われていました。
仕事は,事務局の中で一番こなしていたのに,理不尽な事で怒鳴られたり・・・
結局,体調を崩して辞めました。
今は,ご縁があり若い弁の事務所で雇って頂いてます。
先生も,私の仕事を信頼して下さっているし,何より
ビクビクする事がないので,とても快適です。
中年の弁は,匿名さんのおっしゃる通り,若い女子が好きです。
若くて,可愛かったらオッケーな所があります。
代わりの事務局はいくらでもいると思ってます。
実際,あの子は色気があっていいとか,気に入ってるとか,弁護士会や,他の弁に話しているという情報も知っています。
そういう弁には,人が付いて来ないので,事務局やイソ弁の入れ替わりが激しいです。
どこか,他を探されないと,精神的に病んでしまう・・・と心配です。
11/6 19:51 過日月猫さんのスレにレスした者です。 相変わらず大変ですね...
過日月猫さんのスレにレスした者です。
相変わらず大変ですね~。体調も悪いのによく続けてらっしゃるなぁと感心してしまうほどです。
以前,診断書などを添えて弁護士に頼んでみるとおっしゃっていましたが,弁護士は事務所のアルジだから,弁護士自身の長年のスタイルを変えるのは大変だと思います。
職能高めるために試行錯誤するならともかく,働き方というか弁護士との付き合い方そのものをいつまでも試行錯誤するのでは事件処理にも支障が出てしまうのでは?
進言したツケが月猫さんにきているようですし,今の転職事情や月猫さんの事情もよく分からず軽々しく言ってしまいますが,どこかで長く勤めたいのなら,今の事務所を辞めてリセットされたほうがよろしいのではないかと・・・
やめるなら早目がいいですよ。年とると転職大変です。
11/7 23:17 月猫さんに対する弁の態度や後輩の態度は、ちょっとおかしい...
月猫さんに対する弁の態度や後輩の態度は、ちょっとおかしいですね。
何かお心あたりがありますか?
ただ、月猫さんの場合と同じとは全く思っていませんが、
私の事務所では仕事ができない(できなさすぎる!)先輩がいて、
その先輩に仕事をふると必ず遅れる、信頼できない、
事故の一歩手前みたいな処理をしていて、弁護士含めて難しい仕事をさせたくないと
暗黙の了解になってしまっている人がいます。
その先輩が質問をしてきても、もうまともに回答をする弁護士がいないのです。
でも私自身はその先輩にはお世話になったし、大好きです。
本人には何の自覚もありませんが、陰ながらフォローしてミスが出ないように助けています。。。
うちの先輩の場合は、能力とか資質の問題が大きいとは思いますが、
実際、法律事務所の、事務職員を教育する姿勢そのものにも問題があると思っています。
コピーとか郵送とか、申立てとか外回りとか、断片的な指示をするだけで
あとは自力で頑張れよって、
断片的な指示のみで残業までしてぎりぎり生きてる環境しか与えられていなくて、
断片的な知識しか得られていないまま、
「ん?こいつもう5年働いているな」って思ったら、
急に「そういえば何もわかってねえな」って勝手にレッテルを貼って失望している気がします。
ちょっと横道にそれてしまったのですが、
何らか失望されてしまっているパターンかなあと思いまして。。。
でも、冷静に周りを見つめて、がんばりどころが必ずあるはずですから、
月猫さんの能力を活かせる分野で事務所に貢献したら、
きっと扱い的なものも変わってくるのではないでしょうか。
11/8 10:51 事務所内で専制君主になってしまう先生もいますが程度モノで...
事務所内で専制君主になってしまう先生もいますが程度モノですよね。
事務所は弁護士・事務員含め一つのチームです。
結果としてひとつの仕事をやり遂げる必要があるなかで、その相談をしているのに
「いやおよそありえないから。」
という返事をすること自体ありえないと思います。
その返事をして物事は解決するのか?ってことでしょう?
あなた(弁護士)が受けてきた仕事を処理するために働いているんですけど?ってことでしょう?
何かあったときに古株の方にあたるということはままあると思います。後輩の仕事のミスを先輩が怒られることもあります(完全担当制だし役職手当などついていないので理不尽だとは思いますが)。
それでもやっていけるのは根本的に弁護士を尊敬する気持ちと、最低限の信頼があるからです。
弁護士とは相性があると思います。
人間同士ですから。
雇用主の弁護士と合わなくて退職して、別の事務所でうまくやっている事務員さんも居ます。
11/9 10:02 皆さん,たくさんのお返事ありがとうございます! 皆さんから...
皆さん,たくさんのお返事ありがとうございます!
皆さんからのお返事を読み,私自身も色々思い当たる部分などを考えてみました。
弁とは入社当初からこのような状態だった訳ではありません。元々私が入る前に弁と前事務員2人が大喧嘩をして(社会保険に入れてくれるという契約だったのに,結局入っていないとか,ボーナスが支給されるはずなのに出してくれないとか,そいういった話だったようです)2人一緒に事務所を辞めたという経緯があるらしく,弁はしばらくの間2人も一気に辞められたショックで本質を隠していたようです。
私が入社して2年目頃から弁の態度がおかしくなり始めましたが,先輩事務員さんが間に立ってくれていました。
その先輩が今年1月いっぱいで辞めてしまい,私が弁のイライラのはけ口になったようです。
きっかけはおそらく4月に私が作成して弁がチェックした筈の個人再生書類について裁判所から電話が来て,弁の機嫌が悪かったのと重なり,いきなり怒鳴られました。
それで私が「最終チェックしてくださった時は問題ないとおっしゃっていたから提出したんです」と言うと「いちいち細かいところまで私が見ろっていうんですか!」と更に怒鳴られ,それ以降イライラすると私に意地悪をしたり嫌味を言ったりする頻度が増えました。
後輩はそもそも弁が顔で選んだようなので,お気に入りです。若いしお酒が飲める体質なので好感度はいいようです。
弁にとっては体質的にお酒を飲めない月猫は「人生の楽しみを知らない」人なんだそうです。
長々とすいませんでした(TT)
もう少し色々分析してみようと思います。
人間関係って難しいですね…。
11/9 14:09 僕は何かを言ってくれる先生を自分のことを嫌っているから...
僕は何かを言ってくれる先生を自分のことを嫌っているからだとは考えません。むしろ今後を期待しているからこそああだこうだというのではないですが?今後に望みのない方に何かを親切につたえようとする時間を設けるほどこの特殊な世界に生きているわれわれは暇ではないのでしょう?、
でもまた別の場合は、その注意を言うのにも本当に自分に向かってしゃべっているのでしょうか?別の誰かに遠まわしに伝えたくてその形をとっているだけで(特別頭の良い人種はこんな手をよくつかいます。)結局自分あてにはしゃべっていないなんて場合があります。これの具合がわからないとあいつは日本語が通じないなんてことになったりしませんか?だから回りに誰かいるいないとかもポイントになります。
11/10 10:54 う~ん… 何かを言ってくれる人は確かに自分のためにはなるで...
う~ん…
何かを言ってくれる人は確かに自分のためにはなるでしょうけど,
それと月猫さんと弁護士さんの関係には若干違いがあるような…。
注意するというより機嫌が悪い時に当り散らしてくるなら,それはためになるというよりストレス発散の対象ですよね。
周りの誰かに言っていると考えられるというのは,月猫さんのトピを見る限り弁1事務員2なので「誰か」じゃなくて明らかに事務員どちらかを指していると思います。
それで「察さないのは使えないやつだ」というのは2人しかいないならどちらも「使えない」ことになるのでは?
弁護士に嫌われているかいないかは分かりませんが,後輩にはやらない理不尽なことを月猫さんにぶつけてくるのは,少なくとも好かれているような感じには受け取れません。
特に前事務員2人が大喧嘩した挙句2人いっぺんに辞めたという話から,月猫さんの弁護士は相当クセのある人のようにも感じました。
そういう人をこちら側からどうこうするのは無理なので,同業界に募集のお知らせなどがあれば,転職するのもいいと思いますよ。
お体を大事にして下さい。
11/10 14:08 そうでしょうか?だいたい人はだれも嫌われたくはないですし...
そうでしょうか?だいたい人はだれも嫌われたくはないですし、ましてそう広くない空間で毎日顔をあわさざるを得ない人とは良好な関係を保ちたいと思うのではないですか?少なくも付かずはなれずさしさわりのない関係を保つと思われますが、それをあえて嫌われることを覚悟で何かを伝えるのは今後に期待されているからだと思いますが事実上の事務局のトップにたったからの期待のようには外からは見えますが、再生、破産、裁判所との関係はどんなにベテランでもナーバスになりますね。僕らはこれくらいは直ぐ修正で済む幅が最前線にいて肌で感じれますが大地でOKで堺支部ではだめとかあるのにね。達人になるとあえて不備を作って一つ二つ簡単な追完を用意してパスしやすくするなんてあったりします。根本的にわかるのは相当難しくて、「根本的にわかってない」とはきっとわかってない人が言う言葉だと思います。その先生も良くわかってないので月さんにで、何件かこなしてもらって介入通知から弁済管理まで一貫して全部こなせる事務局になってほしいと期待しているような気がします。また月さんはキットそれが人なのでしょう。ほんとうの見方はだれでしょうか?
11/10 14:40 弁護士の態度をどうとらえるかは、その弁護士を知る人しかわ...
弁護士の態度をどうとらえるかは、その弁護士を知る人しかわからないのではないでしょうか?
雇用主という立場から、事務員に対して感情的に何でも言って、イビリ倒す人である場合もありえますし、多少感情的な言い方をしながらも、根底に事務員のことを考えての発言っていうこともありえますしね。
弁護士が理性的な人なら”すわん”さんの言われるような判断ができると思います。
小さな事務所内での人間関係って、2時間ドラマで出てくるような状況ってこともありますからね。
とぴ主さんにはつらい状況のようですが、結局のところ、弁護士の発言をトピ主さんがどう受け取れるか次第でしょうね。
(世の中、お局さまにイビリ倒され、退職した人や、雇用主の気分で首にされた人もいますしね)
11/10 15:06 社会保険関係や給与関係の約束を二転三転させるような弁護士...
社会保険関係や給与関係の約束を二転三転させるような弁護士は、
人に嫌われたくないだとか、関係を良好にさせようという配慮がある方とは到底思えません。
人に対して意見をするかしないかについても、
とりあえず良好な関係を維持したいから言わないとか、
本当に嫌いだから関係なんかどうなってもいいから言わないとか
大っ嫌いでいなくなって欲しいから露骨に嫌がらせの言葉をぶつけるとか、
人によって表出方法は千差万別だと思ってます。
過去の経緯も拝見してきて、失礼かもしれませんが、
やっぱり職場の環境良くないなと感じずにはおれません。
今、どうにもならない理由で仕事をおやめになることができないご事情もあるのかなと思いますし、可能であれば
現在の仕事をキープしつつ、他の世界を覗いてみることをご提案します。
うまくいけば、気分転換になったり、視点がガラッと変わったりするかもしれませんよ。
11/10 16:42 またたくさんのお返事ありがとうございます。 皆さんの助言で...
またたくさんのお返事ありがとうございます。
皆さんの助言で,何となく私なりの結論が出せました。
すわん様
弁が事務局に求めるのは,すわん様の言うとおり「介入通知から弁済管理まで全てをこなすこと」です。破産・任意は後輩も何件かやっているので少し理解したようですが,再生はノータッチのため全部私が対応しています。その再生もかなり難しい内容だったため,弁の方針が二転三転して依頼者や裁判所を相当振り回しました。事務局に全てをこなすよう求められても最終的な判断を下すのは弁護士なので,その辺は割り切って考えようと思います。
難しいですね様
弁は相手が感情的になると理論的になるので,こちらは努めて理論的に対応しています。弁がイライラしている時はそれこそドアの閉め方一つとっても怒鳴られますが,前の先輩や今の後輩にはそういったことはしなかったので単に私があたられやすい性格なんだなぁ…と思いました。
ちょっと通りすがり様
今の仕事をキープしつつ,他の仕事も…という意見ありがとうございました。同業界で独立しそうな先生がいらっしゃるので,もし募集がかかったらあたってみようと思います。
11/11 7:19 今日は、何か引っ張り出してしまったみたいですいません。僕...
今日は、何か引っ張り出してしまったみたいですいません。僕の想いとは反対のほうに行きそうに思えますので少し残念です。人生の大事をここで決めることは無いと思います。また労働基準法に一番近くて一番遠いとか言われる我々法律事務職の劣悪な労働条件、どこもそう違いはないような気がましす。独立する先生の事務所ちょっと考えただけでも本業以外落ち着くまで相当の総務雑用がありそうで大変なのように思えます。耳触りのようなことが一番正確なばあいもありますような
11/13 9:43 すわん様 お返事が遅くなって申し訳ありません。 私としては...
すわん様
お返事が遅くなって申し訳ありません。
私としては,法律事務所の職場環境がどこも劣悪だとは思っていません。他事務所を見ると,「弁護士が仕事をきちんと把握しこなしているから事務員さんは寧ろ暇になってしまった」,とか「債務整理に関しても依頼者との面談や書類作成は全て弁護士がやるから,それで事務が怒られたことはない」という話が多いです。
任される仕事が多いのはやりがいがあります。
でもそれと毎日のように理不尽な叱責や嫌味な言動等を天秤にかけると「ちょっとうちはおかしいかな?」と思います。
独立しそうな弁護士さんは,今の弁護士より格段に人間が出来ているので,(お話する機会が多いです)独立の準備等々に追われることも,今の環境よりは何十倍もマシな気がします。
長々とすいません。
私なりの結論と今後の見通しについての考えは,少しずつ見えてきたのでもう少し様子を見ようかと思います,
ありがとうございました!
11/13 12:59 こんにちは(^¥^) 昭和50年から法律事務職している人間...
こんにちは(^¥^)
昭和50年から法律事務職している人間からはそう見えるんだけれど僕も今の事務「当時7:7だった」、希望に燃えて入所したときは朝まず机の掃除で、する仕事は裁判所、銀行、法務局へのお使いで事件の内容さっぱりわからず書記官さんに聞かれても答えようがなくてときどき、かってに井の中蛙的知識で実行して失敗して先輩からは(「そのことが原因とわからない」わけのわかないことで)注意されて気分が悪くなって逃げ出せるところはトイレしかなくて壁や扉殴って手を汚したりしてました。それで、一度事務所卒業したことがあり2、3別のところで働いて何年後に縁があってまた今のところに戻っているんですが、そこで事務所に20代の新人に過去の自分の姿をまた新人の先生にも当時の先生の姿を見ることができてわかることがありましたので、さしでがましいですがほっておけないような感じでこのような成り行きとなってます。僕らとか外からに言われたからどうこうでなくて将来の自分に自分の今を評価してもらったらどうかなとか思えます。(それがおそらく一番納得できるはずでは?)。ぼくには月さんの最大のスキルは今の先生からの信頼に思えますよ。
再生、同廃、等の法的整理は結局だれがしても効果は同じで、手腕が問われはずの任意整理も、80点くらいでもそれなりのかっこはつくので、しかして債務整理はだれでもできるということになって、債務整理ができますといってもそう高い評価はえられないということになりがちですので、実は事務局の最大のスキルは信頼のおける人であるということになると思います(安心して振込みを頼める。事務所の鍵を預けることができる等)。
11/15 1:59 >再生、同廃、等の法的整理は結局だれがしても効果は同じ...
>再生、同廃、等の法的整理は結局だれがしても効果は同じで、手腕が
>問われはずの任意整理も、80点くらいでもそれなりのかっこはつく
>ので、しかして債務整理はだれでもできるということになって、債務
>整理ができますといってもそう高い評価はえられないということにな
>りがちですので、実は事務局の最大のスキルは信頼のおける人である
>ということになると思います(安心して振込みを頼める。事務所の鍵
>を預けることができる等)。
このような「誰がやっても同じ」的な考え方が、特にベテラン事務職員(特に能力の低い人。失礼な言い方になってしまいすみません。あなたの能力が低いと言っているわけではありません。私の周りの観察結果を述べているだけです。)の間で信じられているように感じるのですが、そうでしょうか。
私は債務整理の仕事は弁護士から丸投げで任されている(その点弁護士から信頼されているであろうと思わますが、実は私は弁護士から信頼されているかどうかなんてどうでもいいと思っています。どんないい仕事をしてもそれを弁護士が理解できるかどうかは運次第です。そんなことを気にするだけ馬鹿げています。ただ、いい仕事をし続ければ、広い世の中誰かが見ていてくれると信じています。とにかくいい仕事をし続けようと、それだけを思っています。)事務員ですが、一件経験するごとに何らかの新たな知識を得ていることが多いです。今の自分と3ヶ月前の自分(及び他の多くの事務職員)とでは同じ仕事をやっても、違う結果が出せることが多いということです。
個人再生や破産の申立てといった法的整理であっても、持っている知識、それを前提にした論理的思考力や書面作成能力の差が、個人再生であれば清算価値保障原則が適用される場合の計画弁済総額に影響したり、破産申立で同時廃止か管財かを分けたり、自由財産としてお客様の手もとに残せる財産額に影響したりすることは少なくありません。もちろん、これは事務員でありながらも問題を発見し、思考し、弁護士や裁判官を舌一枚、鉛筆一本で説得できる能力を持っている者のみが経験できることなのでしょうけれども。
舌一枚、鉛筆一本で相手を説得するというのが、弁護士や法律事務職員の究極的な仕事なのであり、「誰がやっても同じ」的な発想はこの仕事の醍醐味を味わったことのある人には無縁なものなのではないでしょうか。
もちろん、事務職員についてはいろんな人が、いろんな役割を果たしているので、皆が皆私の意見に共感できるとは思いません。特にちょっと前までの法律事務員というのは、弁護士から人間扱いされていなかったと聞いています。今でもそういうところはあるようです。ただ最近の法律事務員の中には、学歴や勉強する能力について弁護士に対し全く劣等感を持っていない人も増えています。そういう人は法律事務所でも能力を十分に発揮し、弁護士からも大事にされているように感じます。
弁護士の態度云々というのは結局は自分の努力で解決すべき問題なのかもしれません。オフの時間をどれだけ仕事の勉強に費やせるのかが、社会人としての重要な能力の一つなのだとしたら、それはそれで現在の日本社会が公平な競争社会であることの証だということでしょう。
11/17 12:46 こんにちは(はじめましてでしょうか?ここでは新米であちら...
こんにちは(はじめましてでしょうか?ここでは新米であちらこちらの主題にからめるところはご挨拶かわりにレス付けているのではじめてかどうかはあやしんだけれど)コメントの流れ的に言ってそこに食いついてこられても、ああだこうだするとまた月ちゃんがしんぱいすると思うんだけれど、(せっかくコメント頂戴しましたので礼儀として的にかえしますか)
基本的に異論はないですが、たぶん、スーパーカーを乗りこなすにはそれなりの運転技術がいるのと同じで、中身はスーパーカーでも一見の外見は軽自動車を装って運転しやすいですよと芝居するともっと好かれて仕事の依頼も多くくると思うんだけれど、やれない、やらない。紙一枚、については当然、行間、言葉一つで他の多くのことを連想させる言葉の選択はもとより追完の書類を出す順番、具体的に答えているようでちっとのそのことに答えていないばくち的回答(経験の浅い先生にはとんでもなく不評ですがその意味では仕事失うことをかけているのでとてつもなくスリリングですが)なんてのは工夫してるので「醍醐味」はぜひは別にしてわかるのだけれど、事務局を雇う側の評価としてそのように考えられることもあってそう思って自分の評価を高く持って望んでも温度差があったらうまくいかない場合があるのではないでしょうかと言う理論構成なんですけれど。
高品質の仕事についての議論(長くなりそうですかもしれませんので)はなんでしたら別に主題を立てて話しませんか?
11/18 10:13 すわん様,匿名様,お返事ありがとうございます。 お礼が遅く...
すわん様,匿名様,お返事ありがとうございます。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
お二人の意見,とても参考になりました。
すわん様は昭和50年からお勤めのベテランさんなのですね。
すわん様が仰る「弁護士からの信頼」というものに関しては,ちょっと微妙な面があります。弁は事務所を数回変えていますが,そのたびに事務員が憤慨して出て行ったという話を聞くので,「弁護士からの信頼」の前に「弁護士は事務員をどう思っているか」が気になります。
円満退職していったのは子供が出来たからといって辞めた前の先輩だけのようです。しかしその時も具合が悪いという先輩事務員を無理に引きとめようと弁は何度も説得していましたが,その理由は「君がいなくなると,新人を採用しても業務が円滑に回るまで半年はかかる。僕の負担が増えるから,ギリギリまで働いて」というもので,先輩の仕事の能力を買っていたとか,信頼していたというより自分が楽をしたいがためのものであったようです。
匿名様の言われるように「弁護士の態度云々は自分の努力で解決すべき」とのご意見はもっともです。
ただ,うちの弁にはそれが通じないのが問題で…(T_T;)
仕事に関しては,たとえ同じ破産,再生であってもどの案件からも学ぶべきことは多々あり結果的に「誰がやっても同じ」であっても自分にとってはプラスになる面がたくさんありました。
弁護士の態度は変わらないし,こちらでどうにか変えることも不可能なので,自分がまずどうすべきか,何をしたいのかを考えてみます。
11/22 1:25 >匿名様の言われるように「弁護士の態度云々は自分の努力...
>匿名様の言われるように「弁護士の態度云々は自分の努力で解決すべき」とのご意見はもっともです。
>ただ,うちの弁にはそれが通じないのが問題で…(T_T;)
>仕事に関しては,たとえ同じ破産,再生であってもどの案件からも学ぶべきことは多々あり結果的に「誰がやっても同じ」であっても自分にとってはプラスになる面がたくさんありました。
>弁護士の態度は変わらないし,こちらでどうにか変えることも不可能なので,自分がまずどうすべきか,何をしたいのかを考えてみます。
匿名です。
あなたが今の事務所で経験できることを可能な限り深く経験し、そこから多くを学び、あなたの市場価値を高めることができれば、弁護士の態度は変わる可能性がありますし、変わらなければあなたが転職をすればいいだけです。その場合、あなたは外部から今の雇い主である弁護士を攻撃することができる立場に立つわけです。おかしな弁護士はみんな淘汰される必要があります。その淘汰が適切に行われるために、あなたの経験に基づく情報をその地域に流布させてください。おかしな弁護士に仕事を頼んで不幸になる人や、雇われてノイローゼになる人をこれ以上増やすことは正義に反します。
問題は、あなたがどれだけ努力をできるか(そして実力をつけられるか)です。それを今の雇い主が正当に評価できるかどうかは、運不運によります。評価できればあなたはそこで幸せになれるでしょうし、できなければあなたは別のところで幸せになればいいのです。そしてその弁護士には徹底的に不幸になってもらいましょう。正義が実現されるということは、みんなが幸せになるということではありません。幸せになるべき人が幸せになり、不幸になるべき人が不幸になることです。
市場原理が諸悪の根源とされる今日この頃ですが、誠実に努力し続ける人を幸福にし、淘汰されるべき不良な者を情け容赦なく淘汰してくれるというよい面が市場原理にはあります。とにかく実力をつけ、それを社会に対して証明できるようにすることが大切です。
実力をつけられなければ、いろんな不条理に耐えるしかないというのが現実社会です。その場合は、諦める技術を育みましょう。仕事以外にも生きる意味は見出せます。多くの人間は、程度の差はあれ、諦めることで不幸から救われています。恥ずかしがることではありません。市場原理は決して優しくはありません。
11/29 1:24 >実は私は弁護士から信頼されているかどうかなんてどうでも...
>実は私は弁護士から信頼されているかどうかなんてどうでもいいと
>思っています。どんないい仕事をしてもそれを弁護士が理解できる
>かどうかは運次第です。そんなことを気にするだけ馬鹿げています。
>ただ、いい仕事をし続ければ、広い世の中誰かが見ていてくれると
>信じています。とにかくいい仕事をし続けようと、それだけを思っ
>ています。
まさに、「呑舟之魚不遊枝流」の境地ですね。
きっと、弁護士になることも視野に入っている方だろうと想像しています。弁護士や先輩事務員に恵まれず、しかしよい仕事をしようと孤軍奮闘努力をされている方だろうと、お察しします。そういう事務員はこの世界、結構います。もしかすると、貴方は私がよく知っている人なのかもしれません。
貴方の自己評価が正しければ、裁判官、裁判所書記官、執行官、執行業者、法務局の職員、銀行員、そしてお客様等、あなたの能力を買っている方は必ずいるでしょう。そういう味方を大切にされることです。いつか貴方があなたの事務所を呑み込もうとする時、彼らの協力が必要です。まあ、こんなこと言われなくともわかっているでしょうけれども。
また、世の中で成功したいのなら、義理というものも大切にしなければなりません。今の事務所の中にも貴方の能力を正当に評価し、貴方を支援している弁護士もいるのではないでしょうか。そういう人を裏切るようなことはしないようにして下さい。まず、誰が敵で、誰が味方なのかを正確に知ることです。一旦戦うことを決意したら、敵は徹底的に抹殺すべきですが、味方は大切にしてください。この区別がきちんとできれば、世の中は悪いものではないと感じられるでしょう。
とにかく弁護士になられて、大河に出てきてください。応援しています。