
■抱えている案件数について
はじめまして。
一地方都市の今年7月に開業した弁1事1の事務所で働いています。
法律事務は未経験で、いつもコチラで勉強したり、勇気付けられています。
パテーションの組み立て・設置、トイレ掃除から金銭管理・債権者との交渉
(もちろん弁の指示のもと)まで、今まで必死にやってきましたが、
やはり私一人では手が回らなくなり、雑務にとパートさん(4h/日)を
雇っていただきました。
現在、弁が関与している案件は40件強(刑事・民事・管財ほか全般)
「50件を超えたらもう一人事務員を入れようかなー」と弁は言っています。
その場合、今のパートさんは辞めてもらうつもりのようです。
人間関係は良好ですし、求人→採用の時のことを考えると
(各手続きから採用後の指導とか...)正直、面倒です。
なじんできたパートさんを切るのも抵抗がありますし。
そこで相談です。
他の事務所さんでは、一人の事務員がどれくらい担当しているものなんでしょうか?
私の処理能力がUPすれば、今の体制でもいけるのでしょうか?
幸い、スキルアップには理解がある弁で、事務職員研修も参加させてくれます。
(東京まで行かないとありませんが。。。><)
よろしくお願いします。
11/14 10:13 事務所ごとに違うので、参考までに。 やはり事務所のカラーと...
事務所ごとに違うので、参考までに。
やはり事務所のカラーというか、そういうのでも変わってきますね。どの種類の事件が多いかでも多少変わってきます(債務整理系が多いと、定型業務が多い分、抱える案件は多くなると思いますが、だからといって楽というわけではないですし…)。
能書きが多いですが、あまり他の事務所と比べないようにということです。
私の勤務する事務所では、全ての案件を事務所全員が把握する体制です。しかし弁護士が仕事につぶれてます(見ていてかわいそうです)。
>私の処理能力がUPすれば、今の体制でもいけるのでしょうか?
事務員の能力がUPして、究極書面作成までいったとしても、それを確認しなければならないのは結局は弁護士です。
ですから、私の勤務する事務所では、どんどん作成した書面ばかりが、弁護士の机いっぱいに「確認お願いしまーす」ということで待機していた時期がありました。
同じようなことで弁護士が悩んでいた時期がありましたが、
>「50件を超えたらもう一人事務員を入れようかなー」と弁は言っています。
つまりこれは、「事務員の人数の問題というより、弁護士をもう一人入れて自分の業務をやらせたい」という意味なんだよね…とかつて先輩と話していたことがあります(ロー出身者の事務員がこれに代わるかも知れませんが)。
私も書面作成の他の業務も全てやってますが、いやいや本当にしんどいです。ですから質問者さんは、あまり自分で抱え込みすぎないようにしてください。
弁1事務1で立ち上げたばかりということなので、試行錯誤の連続だと思いますが、だからこそ「役割分担(弁護士がしなければならないこと、する責任があることと、事務員ができることの線引き)」というのをしっかりしなければならないのではないかと思います。
地方都市ということですので、けっこう他の事務員さんの話も聞いてみると、な~んか業務(の責任範囲)がごちゃ混ぜになっていることが多いかも知れません。多分似たようなことでみんな悩んでいるんじゃないかなと思いますよ。実は質問者さんと私、裁判所なんかで会っていたりするかも知れませんね。
11/14 17:54 事務職員がかかえている案件の数を数えたことはありません。 ...
事務職員がかかえている案件の数を数えたことはありません。
事務所には多くの事件があります。
弁護士には明確に担当というのがありますが、事務局はその事件のうちどの部分を担当するのかで忙しさの度合が全く異なると思うからです。
たとえば、民事訴訟1件を担当しても、単に期日管理だけをする場合と、起案の補助などをする場合では同じ1件として比較できません。
債務整理や破産申立ても同じですよね。
内容を弁護士が全て把握して、申立書を作成し、単に提出準備だけする場合と、破産申立ての受任、聞き取りから申立書案の作成までを弁護士と共に事務局がする場合とでは、事務局の事務量は全く異なります。
事務局のスキルがあがれば、たしかに事務処理能力は向上します。でもいま手がいっぱいなのであれば、正直に事務局の増員をお願いするのも良いと思います。
11/14 21:52 地方の事務員さん、大阪の事務職員さん。 コメント、ありがと...
地方の事務員さん、大阪の事務職員さん。
コメント、ありがとうございました。
>弁1事務1で立ち上げたばかりということなので、試行錯誤の連続だと思いますが、
そうなんです!
一般企業からの転職で、法学部卒でもなく
わからないことだらけでそのたび実務書をひく→
弁護士・裁判所に聞く→ネットでググる の繰り返しでした。
事務所もダンボール箱を開けるところからスタートしたので
本当に試行錯誤、非効率的な動き方をしています。
パートさんを含め、やっと形が出来つつあるので「役割分担」について
しっかり考えておこうと思います。
>多分似たようなことでみんな悩んでいるんじゃないかなと思いますよ。
この言葉に勇気付けられました。
自分に与えられた役割をしっかり果たすことが出来るよう、頑張ります!ありがとうございます。
>事務局のスキルがあがれば、たしかに事務処理能力は向上します。でもいま手がいっぱいなのであれば、正直に事務局の増員をお願いするのも良いと思います。
どちらかというと、開業してすぐのドタバタが落ち着いてきて
本来の事務局の仕事について考える余裕が出てきた。。そんな感じです。
雑務をお願い出来るパートさんがいるので、私はスキルアップに努めてみようと思います。
11/16 14:01 長い目で見れば、事務局の増員をして頂いた方が、neigeさんに...
長い目で見れば、事務局の増員をして頂いた方が、neigeさんにとってもよいのではないかしらと思います。
私も現在は、弁1、事務1の事務所に勤務していますが、
まあ何というのでしょう、どこにも逃げ場がないというか
同僚がいたらなあと思うこともしばしばあります。
経験があれば、1人でも十分こなせる業務はありますが、
まだこの業界に入られて日も浅いようですし、
職場に同じ立場で仕事を分担してくれる人がいるというのは、
いい面もたくさんあると思います。
お休みも頂きやすくなるでしょう。
そして、増員のチャンスはなかなかやってきません。
(各手続きから採用後の指導とか...)
経験しておくのもよいですよ。
雇用保険の仕組みを理解していたら、法人破産申立や管財業務でいかせる時もあります。
11/16 19:21 >匿名さん ご意見、ありがとうございます。 そうですね...
>匿名さん
ご意見、ありがとうございます。
そうですね。せっかくのチャンスは生かした方がいいのかもしれません。
開業した当初は債務整理がほとんどだったので定型業務化して
素人の私にも取りかかりやすかったのですが
管財や民事・刑事などの事件もどんどん増えているので、
これから覚えることはたくさんあります。
やっぱり、同じ立場の同僚がいるというのは心強いと思います!
弁護士とコミュニケーションを取りながら
自分の意見も伝えてみようと思います。
初めて投稿させていただきましたが、
独特の業界でなかなか相談する相手もいなくて
でもこうして話が出来る場所があって良かったです。
皆さん、ありがとうございました。
11/17 12:49 こんにちははじめまして、 1人の事務局が他の総務やらないで...
こんにちははじめまして、
1人の事務局が他の総務やらないで、工夫をしてこなせる個人の方の債務整理の担当件数は80件くらいで飽和すると思いますね(経験上)。あと80になると2件終了していって新規が2件来てといった感じで落ち着いてきますか?