■効率の良い事務の仕方
担当弁護士が管財人となり,ただ今管財事務をしております。
そこで,感じたのが,管財人の事務は覚えておくべき事がたくさんあり,処理すべきことがたくさんあるということです。
例えば・・・預貯金の照会・解約,保険の解約,不動産の売却,交付要求の処理などなど
そこで,皆さん管財の事務を円滑にするためにも何か工夫されていることってありますか?処理一覧表を作っているとか,交付要求先一覧表を作っているとか,もしあれば教えていただきたいのですが^^みなさんの事務処理を参考に自分なりのやり方をつかんでいきたいなと思っています。
なぜ教えていただきたいと思ったかというと,いつも弁護士に「~はどうなった?}と進捗状況を聞かれた時,いつもすぐに思い出せなくて,弁護士にいらいらされます。弁護士を見返してやるためにも,事務のプロフェッショナルになりたいのです☆
どうかみなさん知恵をください。お願いします。
3/15 15:50 こんにちは。 管財事件に限らず、法律事務って結構大変ですよ...
こんにちは。
管財事件に限らず、法律事務って結構大変ですよね。
書類は多いし、煩雑だし・・・
故に、書類の纏め方は大事です。
こういうものは、ズバリ書類の纏め方に尽きると思いますので、私なりのやり方を書いてみます。
私の場合は、事件ごとにファイルを作って、インデックスで項目訳けをし、インデックスの表紙に自分で目次を作ります。
匿名さんの例で行くと、私ならこうします。
1・〇〇管財事件ファイルを作る。
2・以下をインデックスで項目分け。
①預貯金の照会・解約
②保険の解約
③不動産の売却
④交付要求の処理
⑤ETC・・・
3・その上で各インデックスに目次を貼る。
例えば、
①預貯金の照会・解約
ⅰ照会申出書
ⅱ回答書
ⅲ解約申出書
ⅳ・・・・・
(各書類にもシールなどでⅰⅱⅲと番号をつけておく)
つまり、ファイル → インデックス → 目次 と見れば自然に目的物に辿り着く。
勿論必要があれば一覧表も自分で作ります。
このようなスタイルを自分で作ると良いと思います。
こうすると書類を探すルールができるし、何をやらなければいけないか分かりやすいです。
事件経過やメモ等も小さな紙に書くのではなく、A4ならA4で一緒にファイルし、何月何日に何をやったか、がすぐに分かるようにしています。
ファイルやインデックスをケチらずどんどん使って、自分なりの纏め方を見つけてみて下さい。
私も同じようなことで考えたことがありますので、参考になればと思いました。
がんばれ~^^
3/15 23:44 私の場合、破産管財人に就任すると同時に、破産裁判所へ後日...
私の場合、破産管財人に就任すると同時に、破産裁判所へ後日提出するための、財産目録を作成してしまいます。
その目録に財産関係の処理をした都度記載しています。
エクセルなので、そのメモの欄は裁判所へ提出するときには、印刷設定で印刷できないようにして、裁判所の書式にあわせます。
こうしておけば、最初管財人受任当初は大変ですが、あとあと弁護士に○○はどうなったと聞かれたときでも、このエクセルで作成した財産目録を見ればすべて判るようになっています。
交付要求は債権届け出も、受け取ったと同時にエクセルで表を作成します。
パソコンのデータで一括管理すれば、記録を探さなくても良いので、こんな仕事の仕方になりました。
追伸
いつも弁護士に「~はどうなった?}と進捗状況を聞かれた時,いつもすぐに思い出せなくて,弁護士にいらいらされます。
思い出すのではなく、何をみれば判るかの一覧を作る方が良いです。
人が覚えておける量なんて、たかだかしれています。