■人手不足...
私は弁1事務1の事務所に勤めており、タイトル通り人手不足に悩まされております。
弁は2年半前に前の事務所を独立し、入所半年の私と2人でこの事務所をスタートしました。
その時は落ち着いたら事務員を増員すると言っており、私も信じていましたが、途中からは事務員増員は「経費がかかるからしない」と言っております。私は前事務所には半年しかいなかったので、前の担当の人から十分な引継ぎはされておらず、記録だけを貰ってきたという感じです。私が入所する何年も前に受任した破産事件や再生事件が30件以上あります。もちろん私が入社後もたくさん受任しているので件数は増えるばかりです。債務整理系は全て丸投げされており、どうにもできません。何度も増員を訴えましたが、断られます。有給も一度も取ったことなく、病気でも休めず、昼休みも弁当をバタバタかきこむだけです。未だに前事務所の担当者から貰ってきた破産や再生事件は未解決のまま沢山残っています。また、うちの弁は集団訴訟の弁護団で会計や提訴などのほとんどの業務は私がさせられています...。もちろん通常の民事・刑事も普通にしています。ここしばらくはもう増員のお願いはしていません...諦めていたのです...。最近は債権者や依頼者からの厳しい問合せや追及、苦情をほとんど毎日受けており、電話をとる際は手が激しく震え、変な汗をかきます。また、家や外出先で電話の音を聞くだけで身体が震えます。苦情等弁に伝えても「それじゃあ急いで片付けてよ」の一言で終わりです...。自分でも精神的・身体的にも限界を感じ始めたので、もう1回だけ増員のお願いをしようかと迷っています。しかしまた断られると思い、無駄なのかな...と思っています。
長文で読みにくい文章になり申し訳ありませんが、何かアドバイス等ございましたらお願いします。また、私と同じような経験をされている方、された方いらっしゃいましたらレスお願いします。
4/19 15:39 昭和50年代の一般的法律事務所は、多くが和文タイプで書...
昭和50年代の一般的法律事務所は、多くが和文タイプで書面作成をしていました。
(和紙にカーボンを重ねて引いてそれに活字のハンマーを打ち付ける原理のものです。B4の大きさが主流でした。)そこから利口でない大柄のワープロに移行し始めた程度の事務機器の環境でした。(ワープロ一台が今の事務机と同じくらいの大きさで、今のHD的メモリが64でキロバイトのもので、書式を事実上記憶できませんでした。それでいて一台60万円くらいしてました。)
パソコン、インターネットも一部先進的方「大学の研究室レベル」は持っていましたが、とても通常の実務に耐えうる水準のものでは無かったです。
データーベースのほぼ100%が紙媒体だったでしょうか。どれだけ遅い情報の伝達じだいであったこととでしょうか?
4/20 10:47 レスありがとうございます。 4月19日 15:34 の匿名様…弁護士...
レスありがとうございます。
4月19日 15:34 の匿名様…弁護士会や法テラスも視野には入れていましたが、こちらは地方の為通勤等の問題がありまして躊躇しています。新しい事務所を開く先生の所も必ず関わりはもっていくし無理です…。司法書士事務所はまだ関わりは少ないとは思いますが、それでも弁が個人的に親しかったり忘年会等合同で行ったりしているしやはり抵抗があります。帯状疱疹の時、確かに病院では「なるべく安静にして無理をしないように」とは言われました。数日でも入院させてもらえばよかったです…その時は顔に疱疹が出て人前に出るのが苦になっていました…
来年結婚する予定なので、子どもが出来た時のこと等考えると今の状態ではどちらにしても転職を考えなければならないな…とは思っています。
4/20 11:22 1 例えば貴方が大企業に就職したとしましょう。 どの位の...
1 例えば貴方が大企業に就職したとしましょう。
どの位の頻度で自分が就職した会社の「代表取締役社長」という肩書きを持った方に会えると思いますか?また、他の企業の「代表取締役社長」には?
秘書課に配属されない限り、毎日会うのは困難でしょうし、もしかしたら、一生話をすることはないかもしれません。
しかし、法律事務所に勤務すると、毎日社長(弁護士)から指示があり、大中小さまざまな会社の代表取締役社長等の肩書きを持った方ともお会いします。パラリーガル=弁護士補助職員は、受付から各部署を経由して秘書課に至るまでの全ての仕事を行います。パラリーガル程オールマイティーに仕事をこなさなければならない職業は少ないのではないかと思います。
弁護士が専門分野を1つと決めていたとしても、その仕事を的確、迅速にこなすこと自体大変ですが、特に地方都市の弁護士は、その需要から、原則どんな仕事でもこなさなくてはなりません。破産、個人再生、任意整理等の債務整理や交通事故の依頼はあたりまえ、離婚、医療関係、土地の境界、不動産の明け渡し等の民事事件。覚せい剤に窃盗、暴行等の刑事事件の弁護から先物等の商取引における紛争等々、弁護士は、本当に地獄の日々を送っています。そして、私たちパラリーガルは、そのような過酷な状況にある弁護士の指揮・命令の下、弁護士の補助の仕事をしているのです。
2 さて、このような仕事をしていますと、人間というものは怖いもので、なんだか自分が全てを行っている気になるようです。
担当という肩書きを与えられ、弁護士から指示を仰ぎ、弁護士の意向を伝えているのですが、依頼者と直接話しをしているのは自分。弁護士が不在であってもメールや電話で弁護士に確認をして、依頼者に弁護士からの指示を伝えているだけなのですが、自分が指示したことに依頼者が直接自分に答えてくるという錯覚に陥るのかもしれません。もちろん、きまりきったことは弁護士に確認をしなくても伝えなければなりません。そうこうしていると、依頼者は裁判所での仕事や出張で不在がちな弁護士よりも、いつも事務所に居る担当者宛に電話をかけてこられるようになります。
依頼者は殆どが自分より年上で、自分の両親やそれ以上の年齢であり、普通では会えないような肩書きを持った方々も含まれ、そのような方々から笑顔で頭を下げられる・・このような状況が続くと、自分が弁護士とまでは行きませんが、弁護士にほど近い立場になったような錯覚に陥るようです。錯覚に陥ったパラリーガルは勝手な言動をし始め、不審に思った依頼者から弁護士宛に確認の電話が入ります。そのパラリーガルは、弁護士が急いで欲しい仕事を後回しにし、自分が急ぐと思った仕事を先にしてしまい、結局間に合わないため、本当に急ぐ仕事を弁護士がしなければならなくなります。このような勘違いをするようになったパラリーガルの天狗の鼻を折るのに、本当に苦労します。
3 パラリーガルの仕事に、主観はありません。1つの事件に対して依頼者と弁護士の方針が決まったら、弁護士から仕事の指針を示されます。弁護士の意向を読み取り、その指針に向って仕事を遂行しなければなりません。
法的思考を駆使し、仕事を行っているのは弁護士です。私たちではありません。例えば電話を受けるのも、本来は弁護士が受けるものですが、忙しいから弁護士が自分の代わりに人を雇用して電話を取ってもらおう・・として雇用されたのが私たちパラリーガルです。ですから、その内容も、弁護士の意向に沿ったものでなければなりません。
事件の係属中や終了後に挨拶に来られる様々な方々が、私たちの前で深々と頭を下げられます。しかし、それは私たちにではなく、私たちの後ろにいる弁護士に頭を下げているのです。パラリーガルはある時は透明人間。あるときは媒体になるのだと思ってください。
電話や受付、接客で横柄な態度をとっていませんか?法律事務所で横柄な態度を取れるのは、弁護士と依頼者だけです。
4/20 11:23 今、一生懸命に頑張っているのに、弁護士になかなか認めても...
今、一生懸命に頑張っているのに、弁護士になかなか認めてもらえないと思っていませんか?
そんなときは、貴方の頑張りが、どの方向を目指しているのかを冷静に考えてみてください。
私たちパラリーガルは、弁護士の手足として雇用されています。弁護士に手足が何本もあれば、多分その事務所にパラリーガルは不要です。
パラリーガルの仕事を絵を描くことに例えてみましょう。
弁護士から「山を描いて」と指示されます。弁護士の意向を即座に読み取ることができるパラリーガルは、弁護士だったらこのような山を描くのではないかと考えて、2、3の質問をして山を描き始めます。
しかし、弁護士の意向を読み取ることが出来ないパラリーガルは、一つ一つ質問をしてしまいます。形は?色は?時間帯は?風景は?季節は等々。
時には、弁護士に全く質問をせずに、その山に山小屋があったり、噴火口があったりする山を提出する人もあります。
何度も言いますが、私たちの仕事は弁護士の意向に沿った山を短時間で確実に描けるかというものです。自分の主観は不要です。
ですから、どんなに素晴らしい山を描いても、弁護士の意向に沿っていなければ、使い物にならないのです。
時々、弁護士の意向を全く読み取る気のない人がいます。その人は人一倍頑張っています。ただ、その頑張る方向が弁護士に向いていないのです。では、誰に向いているかというと、自分自身に向いているのです。
自分は仕事ができるんだ!自分には知識があるんだ!弁護士がそれを全く分かってくれない!自分の話を理解してくれない!と不平不満になってしまいます。結局、この職員は自分のことしか考えていないのです。
法律事務所はその中核である弁護士の意向によって成り立ちます。ですから、全ての考え方が弁護士のためという方向に向っているのはあたりまえです。弁護士のため=事務所のため=依頼者のためなのです。残念ながら、職員のためではありません。弁護士が職員のことを理解することはまず無いと言っておきます。では、この職員は自暴自棄になって退職するのか・・それは本人次第です。他人の意向を読み取るということも、りっぱな能力ですので、能力不足として解雇される可能性もあります。特に弁護士事務所では、依頼者をはじめ様々な人の意向を理解しなければなりません。これができない人または、する気がない人はパラリーガルには向いていないのかもしれません。
しかし、対処策が全く無いというわけでもありません。1年間弁護士のためだけを考えて仕事をしてみてください。弁護士のため=事務所のため=依頼者のためという流れが生じてくると、弁護士が少しずつ変わってきます。というより、自分の考え方が変わって弁護士に対する考え方が変わってきます。今までの不平不満が消えます。不思議な現象です。そうなると重責のある仕事をまかされるようになるはずです。そして、弁護士のため=事務所のため=依頼者のため=職員のためという図式が完成します。
自分を理解させる方法は、まず相手を理解するしかありません。どんなに自己アピールしても、それが事務所(弁護士)の意向に沿っていなければ、仕事ができない厄介者になってしまいます。どんなに頑張っても空回りしているだけなのです。
あんな弁護士のためなんていやだ!と思うかもしれませんが、その弁護士が自分を採用してくれたのです。採用通知が来た時のことを思い出して恩返ししてみてはいかがですか。辞めるのはいつでもできますが、借りを作ったままではパラリーガルが廃ります。
4/20 13:42 mikoさんは、依頼者のためを思って、増員をお願いしているの...
mikoさんは、依頼者のためを思って、増員をお願いしているのではないでしょうか?
弁護士のため=依頼者のためとなるのが、
もちろん理想ではありますが、
そうでないからストレスが溜まり、
辛い思いをされているのでしょう。
残念ながら、
依頼者の利益よりも、弁護士個人の利益を優先している
弁護士もいるというのが現実だと思います。
mikoさん、頑張り過ぎずに頑張って下さい!
お悩みであれば、ここには沢山助けてくれる
仲間がいますよ!
4/20 14:20 私も2010年4月20日 13:42の匿名様と同じように思います。 質...
私も2010年4月20日 13:42の匿名様と同じように思います。
質問主様は,依頼者のために,
増員を希望されているんだと思います。
何も,自分のために,自分が楽したいがために,
増員してほしいと仰っているんじゃないです・・・・・・。
遙みさき様の著書の一部を,誰かがコピペしたものと思われますが,
このトピックの話題とは無関係のように感じます。
miko様,本当に無理をなさらないで下さい。
一事務員といえども,そこまで無理をするのは頑張りすぎです。
私は以前,miko様ほど劣悪な環境ではなかったですが,
ほとんどの仕事を丸投げされ,全て1人で抱え込み,
毎晩私が事務所の戸締まりをして,終電で帰宅する毎日でした。
無理が祟って,心療内科に通うようになり,数日欠勤すると,
事実上の解雇になりました(もちろん表向きは自主退職です)。
身を粉にして働いても,報われないこともあります。
評価してもらえないこともあります。
そんな弁護士ばかりではないと信じたいですが,
実際には自分の利益のことしか考えない弁護士は存在します。
そんな人に仕えていても,得るものは忍耐力だけです。
私は現在,他の法律事務所で勤務していますが,
事務員のことをとてもよく考えてくれる弁護士ばかりです。
育児休暇もしっかりとらせてくれる環境ですし,
残業はほとんどありません。残業させないスタンスの事務所です。
結婚したら,ますます仕事との両立が難しくなり,
身体をこわしてしまうことにもなりかねません。
どうか勇気を出して,法テラスや弁護士会に相談されるか,
転職を考えられることを遠くから願っております。
4/20 17:08 レスありがとうございます。 遙みさき様…私が一番今の事務所...
レスありがとうございます。
遙みさき様…私が一番今の事務所に求めていることは業務がスムーズ且つ適切に処理できるような勤務状況の改善で、それには事務員の増員が必須だと思っています。決して楽をしたいからなんて考えていないし、事務員増員すれば仕事の分担もでき現在のように仕事が停滞したまま溜まっていくこと等もなくなり、それが依頼者の為であると思っています。
4月20日 13:42 の匿名様…こちらに書き込みをしてかなり気持ちが楽になりました。こちらに書き込みをして本当によかったと思っています(^^)
事務員様…事務員様が以前勤められていた事務所も酷い弁護士だったのですね…こういうのを相談するのは匿名の投書でも受けあってもらえますか?事務所名も出さずに「○○県の法律事務所」だけでは県内全部の法律事務所が対象になるので何もできないですよね…。
4/20 22:35 そうかもそれませんが全く判断をしない事務局も先生や事務所...
そうかもそれませんが全く判断をしない事務局も先生や事務所が望んでいる事務局の姿でもないような気がしますが、
法律事務は依頼者の方があって、他の方のために仕事をする性格上、博打的なことは嫌いリスクはなるだけ無い方を選択する宿命があるので、経験の浅い事務局には判断を現象の知識でされると謝る場合がありえるのでそのように教えて、また教えらてきましたが、本質に基づく判断ならそれを出来る人材を育てたいと思っていると思いますが
4/20 23:53 mikoさま 状況、お察しいたします。 大変ですね。 ところで...
mikoさま
状況、お察しいたします。
大変ですね。
ところで、弁護士法1条1項になんと書いてあるかはご存じですよね。
「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする」とあります。
その弁護士は、集団訴訟も手がけているとのことですから、いわゆる人権課題にも関わっているのかもしれませんが、自分の事務所の職員にサービス残業をさせて知らんぷりというのでは、他人の「基本的人権の擁護」などを語る資格はないというべきでしょう。
残業の記録は、客観的に認定可能なかたちで残されておくことを強くおすすめします。
そして、近い将来に、未払い残業代請求訴訟を提起されてはいかがでしょう。
なお残業代請求債権は、2年で消滅時効にかかるので、お含みください。
何にせよ、身体を壊すようなことがないように、適当に休んでくださいね。
次郎
4/21 9:35 あるとき依頼者の方から「家にヤミ金が押しかけてきて督促...
あるとき依頼者の方から「家にヤミ金が押しかけてきて督促をされているので何とかしてほしい」と電話がありました。しっかり子さんは「弁護士不在なので至急連絡を取ってご対応させていいただきます」と返事して、先生を捕まえるべく電話をしています。一方ダメ子ちゃんはもう警察に電話して「依頼者の方が、ヤミ金の訪問を受けて困ってます、行っていただきますか?」って言って「**さんの住所どこだっけ」ってやってます。警察が行ってくれて一軒落着しました。
またある日、先生が倒れたことがありました。しっかり子さんは「どうしよう**先生に聞いてくる」って別の先生を探してます。一方ダメ子ちゃんはもう消防に電話して救急車呼んでいて「うちの住所って1-25-3だっけ」ってやってる。このごにおよんで自分の勤務先の住所くらい知らないとダメでしょうって思ってします。そこが彼女らしくもある。で無事先生は救急車で病院に一命は取り留めました。