■自動車の引き上げの際に必要な書面
民事再生の件で、自動車ローンの滞納により、所有権留保に伴う引き上げの請求が
来ています。本人は引き上げを承諾しています。
債権者からは、引き上げに際して、代理人に「車両引渡同意書」「売却同意書」に
記名押印をするよう求められ、ひな形が送られてきました。
しかし、所有権留保がある以上、弁護士が改めて同意を与える必要がないことと、
一部の債権者に対する不公平な同意により他の債権者を害したと取られかねないため、
弁護士は押印などできないと言っています。
相手方の担当者からは泣きの電話が連日入り、同意書がなければ決裁が下りず、
どうしても必要な書面なので記名押印して返送して下さいと言われています。
もし、代理人がだめなら、本人の署名でもいいので、代理人の口頭での許可を下さいと
言われました。
それを弁護士に伝えると、弁護士はそんな許可はできないとのことでした。
相手方の担当者に伝えると、法律上は確かにそうだけれども、
これは社内で絶対に必要な書類なので決裁が通らず仕事が先に進まないの一点張りで、
ほとんど泣きの絶叫で大喧嘩となり、そのまま話が中断しています。
代理人は、所有権留保があるのに、改めて「車両引渡同意書」「売却同意書」に
記名押印をする必要があるのでしょうか？
経験のある方がおられましたら、よろしくお願いします。
8/4 12:48 車を実際に引き取りにどこかの業者が行くわけで、 行った...
車を実際に引き取りにどこかの業者が行くわけで、
行ったわ「何処の誰や」そんな話聞いてないとか」
あるいは逆に「車引き取りに来ました。」何の書面も持たない何処の誰かも分からない人間に車渡せないですね。
そのあたりの用心に思いますね。
会社どこですか？
そこそこ日本中が知っている真摯な会社なら信用してあげても良いとおもいますよ。
8/4 13:00 所有権があるからといって承諾なしに引き上げれば、占有を侵...
所有権があるからといって承諾なしに引き上げれば、占有を侵奪したとして、窃盗罪に問われるおそれがあります。
承諾を求めるのは、占有者が占有を失うことの承諾であって、所有権を失うことの承諾ではないと思います。
ただ、弁護士さんがどうしてもダメというのであれば、業者は裁判をすると思いますよ。
裁判になれば、訴訟費用や執行費用の請求がなされ、場合によっては再生に同意しないでしょうね。
8/4 13:08 先生の面目も立てるなら、 依頼者の方に先が指定するとこ...
先生の面目も立てるなら、
依頼者の方に先が指定するところまで持って行ってもらえば、
あるいは事務所に持ってきてもらって先生に運転してもらって持っていくか？
取りにこさせるとか？
とかなら矛盾は無いですか？
とよだファイナンスや、ニッサン非難シャル。
とかなら思うところあるにしても無茶はないと思いますが
8/4 14:51 同意書を出すのを拒否する弁護士もいるんですね。 仰るとおり...
同意書を出すのを拒否する弁護士もいるんですね。
仰るとおり、所有権留保の状態だと、引き揚げる権利は債権者に
あるとは思いますが･･･。
そのタイトルの書面だと、オリコですかね。
相続放棄した際の相殺に同意して欲しいとかだと、問題なんでしょうが、
車輌の引き揚げに同意書出して貰えないとは、債権者も気の毒としか
言いようがないですね。
しっかりしてる会社だからこそ、そういう書類を取り付けるものだと
思いますが。
8/4 15:38 所有権留保 われわれでこそ門前の小僧で多少耳なじみはある...
所有権留保
われわれでこそ門前の小僧で多少耳なじみはあるにしても、多くの依頼者の方には全くその概念は無いと思います。依頼者の方にしたら、自分の車をわけのわからないうちに持っていかれるような感じになるのでしょうから。
先生その心配余り要らないと思います。
実際は同意書記名捺印して返送用封筒にてご返送下さいと手配してもそれから１週間、２週間してもなかなか返ってきません。
電話しますでしょう。
昨日おくりましたからもう付くと思います。来ないです。
そんなこんあなで直ぐ一月は経ちますよ。
そのﾄ同意書がやっと来ても、
債権者に送ります。向こうがなかなか売れないオークションします。それでやっと叩き売られて、債権に充当されて、新しい債権届けがやっと出ます。
そんことしてる暇は無いくらいですから。
8/5 12:00 本人との間では、すでに合意ができています。 先方も現場で本...
本人との間では、すでに合意ができています。
先方も現場で本人と必要書類の受け渡しをすると言っています。
それ以外に代理人の承諾書がいるのか、ちょっと疑問に感じるところがありました。
会社は、日本中が知っている真摯な会社です。
8/5 12:03 相手方の文面からすると、占有を失うことの承諾よりも、換価...
相手方の文面からすると、占有を失うことの承諾よりも、換価処分の同意が欲しいとの感じでした。
再生がスムーズに行くように考えているのに（偏頗弁済を理由とする他の会社からの異議を考えて）、ここで再生に同意されなくなってしまったら、本末転倒ですね。
難しいものです。
8/5 12:06 引渡しの場所については、依頼者の自宅車庫ということで合意...
引渡しの場所については、依頼者の自宅車庫ということで合意しています。
問題は、紙っぺら１枚なんですが、その紙っぺらに押される弁護士の印鑑の重さをめぐって、問題点が錯綜している感じです。
8/5 12:11 そうです。 オ○コです。（←意味がない上に・・・） 書面１枚...
そうです。
オ○コです。（←意味がない上に・・・）
書面１枚があることが命取りになったり、
書面１枚がないことが命取りになったり、
この業界は神経をすり減らすことが多いですね。
相手の担当者も、上司との板ばさみで死にそうになっていると思います。
8/5 12:18 ありがとうございます。 下っ端はつらいですね。 書面が１週...
ありがとうございます。
下っ端はつらいですね。
書面が１週間、２週間してもなかなか返って来ないのは、
別にさぼっているからではなくて、弁護士の心配の種が尽きないからですね。
この書面に判を押したら弁護過誤になる可能性があるか、
懲戒請求される恐れがあるか、弁護士はいつもビクビクしている感じです。
「昨日送りましたからもう付くと思います」というのは、
事務員の苦肉の弁解だと思います。
すみません、話が車の引き上げから逸れてしまいました。