■出身学部&その他もろもろについて
こんにちは。
私は将来パラリーガルを目指している高2の女子です。
私はこの夏休みに高校生模擬裁判選手権というのに参加し、
様々な弁護士の先生方や司法修習生の方々と接していく中で
パラリーガルという職業に興味を持ち憧れるようになりました。
そこでお尋ねしたいのですが、パラリーガルになるためには大学は
何学部を出たほうが有利なのでしょうか?
私は英語が好きなので文学部英文学科に進学しようと思っていたのですが、
法学部法律学科などのほうが良いのでしょうか?
それと、パラリーガル養成講座には通ったほうがいいですか?
次に、現在パラリーガルの皆様はいつから就職活動を始められましたか?
私はもし就職するなら地元(徳島)の法律事務所がいいなあと思っています。
その場合は事務所に直接電話して採用情報を聞いたほうが良いのでしょうか?
また持っていた方がいい資格などがあれば教えて下さい!!!
8/30 19:28 きついことを言うようでごめんなさい >様々な弁護士の先生...
きついことを言うようでごめんなさい
>様々な弁護士の先生方や司法修習生の方々と接していく中で
弁護士・司法修習生>>>>>(超えられない壁)>>>パラリーガルあるいは法律事務職員 という感じがまだまだだと思います。
あからさまにわれわれを見下す弁護士もいますし、雑談とかは別として、仕事上の対等な話や法律論を語るのは(法学部あるいは院卒出身であっても)見たことないですね・・・大きな事務所は違うかも知れませんが。
弁護士と修習生は同じ話題・同じつながり(?)みたいのはあっても、決してわれわれ法律事務職員と同じ立場には立たない、同じ情報は共有し得ない、と思います。
どうせ目指すなら、やはり法曹のほうがいいと思います。
われわれ『無資格』ですし、何か公的な資格があるわけではありません。つまり(公的には)底辺です。
それでもやる気がありますか?
ある程度書面等を作る事務職員もいます。
でも、そういう仕事の成果は決して表には出ませんよ?
続きます
8/30 19:56 人間関係の難しさというのもあります。まぁこれはどこの会社...
人間関係の難しさというのもあります。まぁこれはどこの会社に入ってもよくあることですが、どなたかが他のトピで言っていましたが、「少人数の企業以下の少人数なので、逃げ場がどこにもなくなる」。1人弁護士と1人事務所という形態はもしかすると今後逆に珍しくなるかも(今はそれが大半ですが)知れないので何ともいえませんが・・・。
とまぁ汚い(であろう)部分をつらつらと書いて参りましたが、それでも興味があるというのであれば
>パラリーガルになるためには大学は何学部を出たほうが有利なのでしょうか?
これはケースバイケースです。
安あがりを求める弁護士であれば、学歴は求めません。
私のまわりでは法学部が多いです(法学部の教授のコネで入ってくるケースが多いと思います。求人をかけるのもお金と時間がかかるので)。
ただ、今後は司法修習生の就職先が激減していること、ロースクール生の三振を救う意味でも、この職業(パラリーガルの存在)自体がどうなるかわかりませんよ?
>その場合は事務所に直接電話して採用情報を聞いたほうが良いのでしょうか?
個人的に、九州・四国の先生方ってホームページやブログをやっている人が多いなぁと思ってます。以前、四国の弁護士の方のHPでちょくちょく事務職員の募集を見かけたことがありますので、やっぱりホームページのチェック・弁護士会に履歴書を置いてもらえるかの問い合わせ(弁護士会によっては採用情報を載せてるところもあります)・ハローワークや求人情報は豆にチェックして、どういう人材が求められているかを常にチェックしておいたほうが良いと思います。弁護士会自体の事務職員とか、日弁連の事務職員(これはかなりレベル高いですよ)もありますよ。
ですが、しつこいですが、今は弁護士にとって逆風・しかも弁護士自治の危機=日弁連及び弁護士会の危機、という、何が起こってもおかしくない状況です。
できればパラリーガルという無資格の職業を最初から目指すのではなく、やはり目指すなら頂点を目指してほしいです。
8/30 20:02 >私は英語が好きなので文学部英文学科に進学しようと思っ...
>私は英語が好きなので文学部英文学科に進学しようと思っていたのですが
うちは小さな小さな事務所ですが、弁護士になぜか外国人の友人が多く、彼らへの英文手紙等(書くほうも訳すほうも)は一手に引き受けています(うちの弁護士は英語は全くできません・・・)。
英語は他にも海外との取引契約があったり(今は小さい会社でも、海外と取引することもありますし)しますし、おえらいさんの弁護士になると海外視察等もあって、資料持ち帰り→訳して♪ということもあるので、英語はしっかりしたほうが良いと思います。
他の言語は・・・難しいですが、その地域がどういう国と主につながりがあるかとか、見極めて選んで勉強するのも一つだと思います。
8/30 20:17 僕は、法律事務書の事務員は、『底辺』である、という表現よ...
僕は、法律事務書の事務員は、『底辺』である、という表現より、
縁の下の力持ち、と考えてます。
弁護士と、法律論を語り合おうとはおもいませんが、
良い仕事をして、依頼者に喜ばれる仕事をしたいと思ってます。
弁護士と肩をならべて、語り合うなんてのは、
法学部を出ていたとしても、知識も違いすぎて
考えもしないですが、事件の内容によっては、
かなり事務員としての力を、依頼者のために使えると思ってます。
僕の中のイメージは
弁護士は営業マン+社長で、事務員は事務員です。
どちらもストレスが高い仕事を御違いしていますが、どちらがストレスが高いかは
明らかに弁護士でしょう。様々な責任も弁護士にかかってくるわけですからね。
相手は国家資格の最高峰。それでも汗をかきかき法廷に、法律相談に
出かけていきます。
学ぶ事も大きいでしょうが、僕は、自分では弁護士になれませんから
縁の下の力持ちで、法律事務書で働く事によって、
何らかの役に立てれば嬉しいとおもってます。
表に出たいなら、それなりに勉強してロースクールに言って
司法試験をうけるもいいですが、
法律に携わって生きていきたいなら、法律事務書の事務員で良いのだと思います。
他の事務所の事務員よりも、出来る事務員として成長したいと
常々思っています。
自分が成長出来て、事務員としての知識や経験が身に付けば
それは僕の財産です。
他の事務所に転職するときにも、僕の財産としてついてきます。
(いまの事務所が不満だとは感じてませんが、弁護士が死んだりしたら
他の事務所へ就職したいと考えてます)
高校生模擬裁判選手権でみた事務員と、実際にその弁護士と
働くのでは、全くイメージは違います。
僕らも給料をもらって働いていますから、弁護士もニコニコばかり
してくれません。
でも一般企業にはいってもそれは同じですからね。
お金をもらって働く以上、つまらないことも、厳しい事も
納得出来ない事もあるでしょうが、常に自分が前向きなら
自分の財産となるでしょうね。
弁護士と自分は、役割が違う、それをしっかり認識して働けば
そんなに苦痛ではないです。
役割分担です。
僕は常に、弁護士がどうやったら負担が軽くなって
より沢山の仕事をこなし、新しい依頼者を持ってきてくれるかを考えています。
それが僕にとっても、安定した雇用と、もしかしたらボーナスにも
プラスαがつくことにもつなるのだと 考えています。
僕ら事務員は、新しい依頼者を連れてくることができませんが
弁護士が良い仕事をすれば、新しい事件がはいる。
弁護士に良い仕事をしてもらうように、僕は縁の下で
常に『何が出来るか』を考えてます。
どこで働いても、働く事は厳しい。
甘えの気持ちを捨て去れば、どこで何の仕事をしても
前向きな仕事ができますよ。
がんばってくださいね〜(^_^)
8/30 20:38 まずパラリーガルという言葉に共通の定義がありません。 よっ...
まずパラリーガルという言葉に共通の定義がありません。
よって、パラリーガルを目指すこととは何かをまず考える必要があります。
渉外事務所といわれるような外国企業との取引について必要とされる英文契約書の作成を主とする業務を目指すのか。
国内向け訴訟を中心とする事務所で高度な法律事務(秘書)的業務を目指すのか。
いわゆる町弁といわれる事務所で、法律事務(秘書)的業務を目指すのか。
高校2年生の段階でこのどれかを選べといわれても困ると思いますが、今の日本の「パラリーガル」という言葉にはこのように様々な意味合いがあります。
でも、もし広く法律秘書的業務につきたいのであれば、どんな分野でも結構ですので、広い知識を身につけることをまず考えて下さい。
世の中のありとあらゆることから訴訟は起こります。
法律事務所の職員にとって不要な知識などありません。
かといって必須の知識もありません。
広く社会一般に目を向けることができる姿勢が必要なのです。
これから大学に進まれると思います。
その中で自分に興味があることはより深く、そうでないことについても、広く浅くでよいので学んで下さい。
なお、パラリーガルへの就職活動ははっきり言って厳しいです。
もともと求人数が少ないこともありますし、企業のように毎年一定人数を採用するとことも少数です。
必要に応じて必要な数を採用するということが多いので、求人がでたときが就職のチャンスであって、いつから求職活動をするとかということは、ケースバイケースに成ってしまいます。
また、養成講座に通う必要があるか否かについてもケースバイケースです。
たしかに養成講座に通えば、就職の後に少しでも仕事を早く覚えることが出来るというメリットはありますが、それ以上のものでもそれ以下のものでもありません。
養成講座に通っていたことを好意的にとらえる方もいますが、養成講座って何?という方もいます。
でも本当に地元で法律事務所に就職したいのなら、遠慮無く自分を売り込む意味でも「事務員の募集予定は無いですか」と電話されることをお薦めします。
厳しいと思いますが、頑張って下さい。
8/31 9:44 私は、法学部出身で、新卒と同時に法律事務所へ就職、 6年勤...
私は、法学部出身で、新卒と同時に法律事務所へ就職、
6年勤務、結婚・出産、現在パートで別の事務所で勤務しています。
法学部出身ですが、専門は国際法。
こんなド田舎、何の役にもたちません。せいぜい、用語が読めるくらいでしょうか。
就職してから、法学検定やらビジネス法務検定などを受験して、
すこーしずつ知識を深めてきました。といっても、先生の足元にも及びませんが。
そんな法知識よりも私が大事にしていることは
常に依頼者の目線にたつこと。弁護士は、ときとして、専門職の立場から、依頼者のココロを忘れがちになることもあります。
そんなときは「シロウト」として、より依頼者のココロに沿ったケアをできればいいなぁと思っています。
たとえば、電話で伝言を受けたときも、「まぁ!それはほんとに大変でしたねぇぇぇ」と多少おおげさそうに聞こえようとも
ほんとにあなたのことを心配していますよ、と伝わるように心がけています。
いうなれば、看護士さん的立場でしょうか。
事務所の規模や扱う事件種によって、事務員さんの立場も異なると思いますが、
人生の一大事を迎えている依頼者にどれだけ満足してもらえるかを心がけています。
駄文ですが、こんな事務員がいることも知ってもらいたく。
まだまだ、高校生!いろんな仕事に触れて、自分の個性が光る場所を探してくださいね♪
8/31 10:01 こんにちは、われわれの後に続いていただける方のトビがうれ...
こんにちは、われわれの後に続いていただける方のトビがうれしいです。
僕は法学部でしたが、
法学部なら、授業と実際の常務とかがリンクしたのでどちらもわかりやすかったです。実務上の実問題を教授に聞けたりしたのも良かったです。大学の授業の取得できる単位のカリキュラムの構成は多くの大学が資格取得がたに分けていると思いますが「民法(相続、遺言、成年後見、債務整理等、直です。)、憲法、刑法、労働法が役にたちますかね」これは取っておいてくださいね。
英文なら、事務所には英語の専門職の事務局もいますが、そのレベルは、英語で実際の契約書が分かって交わせるくらいのものが当然に求められます。英語も好きですが、「日常会話くらいできます。」契約書のレベルは英文出身だけでは、大変と思います「別に専門学校等に行かないと難しいですかね」。
8/31 11:44 徳島、優秀ですよ うちの事務所にも徳島出身の先生がお二人...
徳島、優秀ですよ
うちの事務所にも徳島出身の先生がお二人います。
8/31 12:14 私は高卒です。 知識も資格もたくさんあったほうが良いとは思...
私は高卒です。
知識も資格もたくさんあったほうが良いとは思います。
でも不利な条件だから就職できないわけではないのであきらめないでくださいね。
街の法律事務所ではコミュニケーションスキルや丈夫な身体、辛抱強さなどが求められています。
数年後にお会いできるのを楽しみにしています。
8/31 12:44 素敵な コメントですね。
素敵な
コメントですね。