■民事保全申立前の準備について
いつもこちらで勉強させていただいております。
ありがとうございます。
近々,初めて民事保全の申立を行うため,勉強しているのですが,今読んでいる本に,「疎明資料の作成について,申立書には,被保全権利および保全の必要性を疎明する資料を添付する必要がある」と記載があるのですが,具体的にどういったものが疎明資料になるのかと考えております。
このたびの事件は,商品を納品したが,売掛金がおよそ600万円回収できず,相手方の不動産を仮差押したい,という内容の事件なのですが,この度の疎明資料というのは
・納品書(紛失しているものもあるようなので,あるものだけ)
・売掛金がいついくら発生し,いついくら回収でき,いくら未回収 金額が残っているかの資料(売掛金台帳はないと聞いています)
このような資料を準備したらよろしいのでしょうか?
初めてのことで,そもそもの解釈等間違っておりましたら,申し訳ないのですが,ご教授いただけるとたいへん助かります。
よろしくお願いいたします。
3/22 9:11 被保全権利の疎明資料は、金銭請求の訴訟における書証とほぼ...
被保全権利の疎明資料は、金銭請求の訴訟における書証とほぼ同一です。
保全の必要性の疎明資料は、今なぜ仮差押えや仮処分をしておく必要があるのかを裁判所に分かっていただくための書証です。
基本的には、事務局の判断ではなく、事案に応じて弁護士さんが判断すべきものと思いますが、おおよそ上記のとおりです。
なお、事務局が判断する場合でも、最終的な判断は「必ず」弁護士に仰いで下さい。
事務局の判断だけで、依頼者にお願いしたり裁判所に提出したりすことの内容に(老婆心ながら)。
3/22 15:08 ありがとうございました。
弁護士に指示を仰ぎながら,作成したいと思います。ご教授いただきたいへん助かりました。ありがとうございました。