■一般債権のない個人民事再生
個人民事再生の質問です。債権は2社のみ、1つは住宅ローン、1つは年金担保融資の場合、弁済計画表の提出はしなくてよいのでしょうか。再生計画案は、一般優先債権についてと、住宅資金特別条項の記載をするだけでよろしいですか。教えてください。
5/16 15:46 ミーさん、債権者は住公です。
ミーさん、債権者は住公です。
5/17 10:17 Re:一般債権のない個人民事再生
私の理解不足だったらすみません。
私も,住公(今は独立行政法人住宅金融支援機構)に保証会社があるかどうか疑問があって,住宅支援機構の窓口となっている銀行に確認したら,以前は保証会社があったらしいのですが,住宅支援機構と合併してしまって,実質保証会社はなくなってしまったと聞きました。だから,競売にかける債権者も住宅支援機構になると思います(ただ,実際の手続は債権回収会社に委託するとのことです。)。
なお,住宅支援機構が住公の時代には,金銭消費貸借契約書の連帯保証人欄に名前がある場合は,保証会社をつけなくて,保証人欄に名前がない場合に保証会社をつけていたそうです。
それで,とくめいさんに聞きたいのですが,競売にかかっていたのですか?
5/18 14:28 ミーさん、ありがとうございます。 はい、既に競売にかかっ...
ミーさん、ありがとうございます。
はい、既に競売にかかっていました。
債権者は住宅金融支援機構の委託業者になっています。
5/18 17:18 Re:一般債権のない個人民事再生
そしたら,たぶん,住宅金融支援機構の委託業者は競売にかかった費用を請求してくると思いますので,それを一般債権として,再生債権に入れるのか,別に第三者などが支払うのか(できるかどうかわかりませんが…)は,案件によると思います。
なお,競売手続がどの程度進んでいるのかで,費用の額が大幅に変わる(不動産鑑定が終わっているかまだかで鑑定費用が変わってくる。)可能性があるので,その辺も考慮して先生と相談してされるとよいと思います。
回答になってなかったら,すみません。
5/18 17:37 私が担当した、既に競売に掛かっていた再生の案件では、執行...
私が担当した、既に競売に掛かっていた再生の案件では、執行費用は先に払わなければ、競売は取り下げて貰えなかったですね。
つまり、住宅資金特別条項の同意が貰えない状態、と。
延滞分は、繰り延べでリスケジュール組んで貰えましたが・・・。
執行費用を一般債権に入れるのは、ちょっと難しいのかな、と思ってしまいます。
5/18 18:32 Re:一般債権のない個人民事再生
そうですね。
以前,うちでした案件も競売費用は債務者の奥さんが払ったような気がします。
だいぶ前にした案件なので,よく思い出せなくて,記録を見たのですが,だれが競売費用を払ったのか分からないですが,債権者が競売手続費用を届出債権から取り下げしているので,払っていることは確かだと思います。
ただ,私も以前から疑問があるのですが,住宅資金特別条項に債権者が同意しないと裁判所は不認可をだすのでしょうか。それだと,住宅資金特別条項の意味がないような気がします。
本来であれば,同意がなくてもできるから同条項を作ったのではないかと思うのですが。
でも,実務的には,住宅ローンの債権者が協力してくれないと,リスケとかもできないわけなので,匿名さんの言われるようにしかたないのかなと思っています。
5/21 14:30 ありがとうございます。 今回の件では、認可決定が出ないと...
ありがとうございます。
今回の件では、認可決定が出ないと競売を取下げないとのことで、執行費用は劣後債権扱いで払う予定です。
住宅特則に反対されることってあるんですか。
いつも再生計画提出前に、住宅ローン債権者に話してリスケジュールした償還表を頂くので、その時点で債権者が条件変更を了解しているので、反対されたことはありませんでした。それが普通だと思っていました。
5/21 17:28 Re:一般債権のない個人民事再生
うちの場合は,開始決定が出た時点で,競売中止の申立をして,住宅ローン債権者と協議をして,計画案(1度,計画案提出の伸長の申立をしたと思います。)を作って,認可決定が出るころには,処理はほぼ終わっていたと思います。
認可決定が出てから競売を取り下げるというのは,申し訳ありませんが,やっていないのでわかりません。
なお,住宅ローン債権者は議決権を有しない(民事再生法201条1項)となっているのですが,意見を聞かなければならない(同法同条2項)ともなっているので,意見というのがどの程度裁判所が認可決定を出す際に考慮するのかよくわからないので,住宅ローン債権者にはあまり強気で出れないのかなと思います。
とくめいさんは,執行費用を劣後債権扱いで払う予定ということは,再生の弁済期間が終了してから支払うということでしょうか。
それで住宅ローン債権者が了解するのであれば,それに越したことはないと思います。
6/22 11:11 トピ主です。この案件の再生計画案を作成していてフと疑問が...
トピ主です。この案件の再生計画案を作成していてフと疑問が出たので、質問させて下さい。
今のところ一般債権は何もありませんので、住宅特別条項のみの再生案を出すことになりますが、もし、後々失念していた一般の債権者が現れた(保証債務を忘れていたなど)場合、この債権の免除率や返済期間などはどうなるのでしょうか。
6/22 11:51 「はく」 何度か、近いことはありました。 再生計画の履...
「はく」
何度か、近いことはありました。
再生計画の履行後に、弁済率はそのままで(その弁済率をお願いして)、期間は3年もかけることもなく、一括または無理なら数回程度で弁済することを債権者と話し合いをしました。それを支払って解決しました。その話し合いの如何と思います。