■過払金返還されたお金の仕訳
いつも参考にさせて頂いてます。早速ですが、過払金が普通預金の預り金口座に入金され、依頼者に返還するとき仕訳の勘定科目はなにになりますか?
例えば、預り金口座に過払業者から50000円入金があり、そのうち成功報酬として依頼者から5000円頂き、依頼者に45000円を返します。
①普通預金(預り金口座)50000
/ 預り金50000
②◯◯金45000/ 普通預金 (預り金口座 )50000
報酬金5000/
この仕訳はあってますでしょうか?
あっていましたら、②の借方の勘定科目は何になりますか?
どなたなご教示下さい。経理初心者で、かなり切実です。
10/11 15:19 仕訳は、複数の処理を一度にやらないで個別にやると、理解し...
仕訳は、複数の処理を一度にやらないで個別にやると、理解しやすいです。
①過払金が入金されて預り金とした
預り金口座50,000/預り金50,000
②成功報酬を5,000として弁護士口座に振り替えた
預り金5,000/成功報酬5,000
弁護士口座5,000/預り金口座5,000
③依頼者に預り金の残りを返金した
預り金45,000/預り金口座45,000
10/11 15:59 匿名様、早速のご回答ありがとうございます。
とてもご丁寧な説明ありがとうございます。個別に仕訳するとわかりやすですね。頭が混乱して、いくら考えてもわかりませんでした。
もう一つ、仕訳で教えて頂きたいのですが。
この過払金訴訟において、依頼者から2万円実費を預り、預り金口座に入金しました。この2万円は事件終了時に精算することになってます。申立費用として印紙代6000円、予納切手5600円、登記簿印紙代700円をまず小口現金で立替ました。途中、和解したので、訴えを取下ることになり、納めた印紙代6000円のうち、2000円が裁判所から預り金口座にの入金されました。予納切手も4360円分戻ってきました。予納切手分は事務所が小口現金で買取します。予納切手とは別に事務所の切手を420円分使いました。420円は2万円の預り金から相殺します。
この場合の仕訳でかなり混乱しています。教えて頂ければ幸いです。
依頼者には預り金のうち、支出した6360円を差引きした13640円を返しました。どうか、ご回答宜しくお願いします。
10/19 15:45 回答がないようなので・・・
遅くなりましたが、私のやり方を。
やはりひとつづついきましょう。
まず入金がありました。
①預り口座/預り金 20000円
次に使いました。
②立替金/小口現金 印紙代6000円、予納切手5600円、登記簿印紙代700円
立替分が戻ってきました。
③預り口座/立替金 2000円
切手も戻ってきました。
④切手/立替金 4360円
現金で買取ではなく、「切手」などで管理できる科目を作りましょう。
預りから相殺する切手を使いました。
⑥立替金/切手 420円
この時点で立替金が6360円になります。
立替金を消しましょう。
⑦預り金/立替金 6360円
残った預り金13640円を出金して返しましょう。
⑧小口現金/預り口座 13640円
⑨預り金/小口現金 13640円
立替金、預り金をゼロにする、と考えれば分かるかもしれません。
なお、事務所の預り金、立替金と区別出来るよう、顧客預り金、顧客立替金という勘定科目を作った方が分かりやすいかと思われます。
参考までに…