■過払金請求で分断相殺する場合の訴状の書き方について
過払い金請求の訴状の記載についておしえてください。
過払い金と債務の2つの取引を相殺した額を訴訟提起する予定です。
訴額と請求の趣旨に入れる金額はどうなりますか?
相殺するには利息から先に差し引くときいたことがあるので、
わからなくなりました。
取引1は過払い元金20万円、未払い利息が7万円
取引2は債務が8万円
①訴額 120000円、請求の趣旨 190000円及び内金120000円に対する平成24年△月□日から~
②訴額 190000円、請求の趣旨 190000円及びこれに対する~
①と②のどちらが正しいのでしょうか?
取引としては1連ですが5年の期間があいているため、分断し2つの取引で
請求すると弁護士に言われています。
よろしくお願いします。
11/4 17:00 まず、取引1の過払いが時効にかかっていないかチェックしま...
まず、取引1の過払いが時効にかかっていないかチェックしましょう。
かからないことを前提に、相殺する場合、取引2の最終取引日で清算する説、遡及効をもとに8万円の限度で訴求する考え方等、まだ未開拓の分野です。
後者を取ると、依頼者に有利ですがすごく複雑な裁判になります。
したがって、弁護士に相殺清算の時期を確認したほうが言いと思います。
11/4 19:49 相殺の時期は最終取引日のに合わせると 弁護士に言われてい...
相殺の時期は最終取引日のに合わせると
弁護士に言われています。
その日が相殺の日となります。
よろしくお願いします。
11/5 12:16 トピさんの先生が分断と決めてる。のは辛いです。が、 ...
トピさんの先生が分断と決めてる。のは辛いです。が、
普通の包括的金銭消費貸借契約で次の新しい貸付の予定されているものは、第一と第二の取引の間の期間の長さが5年、10年あっても、たまたま利用の必要のなかっただけで、その点は一連、分断を判断する上に、全然、関係が無いです。
別段、「複数の権利関係の発生を望まない」を盲信するわけでもないです。が、充当の擬制をあまり広範囲に広げるのは問題がある。にしても、第一と第二を含む契約を全体として基本契約を観念できる、かなり具体的な要素の有無を調べて、それがあれば、当該取引が、一個の連続した取引と事実認定されるか如何では、分断はダメと言うことになりなる。と思います。
ですので、債務者である原告は大体において、一連充当説を前提とした計算により過払い金を算出して、かかる過払い金を返還請求し、充当擬制にかかる規範的要素を具体的に主張できれば良いと思います。
古かったら申し訳ないですが
haku
11/5 12:41 トピ主様 ご存知かもしれませんがID:177c21f941f5で書き...
トピ主様
ご存知かもしれませんがID:177c21f941f5で書き込みをしている人間はこのサイトに常駐している荒らしであり,質問に答えず自己満足を押し付けてくるだけですので,スルーされるのがよろしいかと思います。
(私も初心者のため質問の回答でなくて申し訳ありません)
11/5 12:54 こんにちは。 トピ主様の弁護士がどう考えるかはわかりませ...
こんにちは。
トピ主様の弁護士がどう考えるかはわかりませんが、うちの事務所での方法を回答します。
仮の条件を付して、以下の通りだとします。
・取引1 過払元金20万円
・取引2 債務元金8万円
・相殺適状日 取引2の最終取引日
・取引2の最終日までの過払利息 5万円
~流れ~
①取引2の最終日までの過払利息5万円と取引2の債務元金8万円とが相殺される。
(=残債務元金3万円)
②残債務元金3万円と取引1の過払元金とが相殺される。
(=過払元金17万円)
※民法491条により、利息→元金の順で充当します。
~結論~
訴額 17万円
請求の趣旨 金17万円及びこれに対する平成◯年◯月◯日(取引2の最終日の翌日)から支払い済みに・・
わかりづらかったらすみません^^;
11/5 13:12 ID:177c21f941f5 分断で請求すると決めているのはトピ主...
ID:177c21f941f5
分断で請求すると決めているのはトピ主の弁護士で,あなたが方針に口をさしはさむことではない。
11/5 13:15 >取引としては1連ですが5年の期間があいているため、分断...
>取引としては1連ですが5年の期間があいているため、分断し2つの取引で
請求すると弁護士に言われています。
基本契約が同一で、一連取引と判断できるのでしたら、いわゆる「空白期間」の長短は問題にならないはずです。合算計算をすべき事案ではないでしょうか?
あえて別計算により相殺を行うなら、訴状中に相殺の意思表示を記載してください。
11/5 16:56 皆さまありがとうございます。 AYUKAさんの事務所の方法論が...
皆さまありがとうございます。
AYUKAさんの事務所の方法論がうちの事務所の弁護士が言うところと同じだと思いました。
なので、この方法で訴状を作成したいと思います。
8bac9daabfe6さんのとおり、訴状中に相殺の意思を記載します。
ありがとうございました。
11/5 17:17 本件では「ID:177c21f941f5」さんの意見も一理あると思いま...
本件では「ID:177c21f941f5」さんの意見も一理あると思います。
弁護士がその方針を選んだ理由が
>5年の期間があいているため
のみであるならば、最高裁平成20年1月18日判決における[特段の事情]のうち、中断期間の長短はその一要素でしかないからです。
せっかく訴訟を起こすのですから、同一契約という前提で始めるべきでは、と思いました。
11/5 18:08 参考になったようで何よりです^^ 余談ですが、ID:65ae628...
参考になったようで何よりです^^
余談ですが、ID:65ae628eab50様がおっしゃるように、トピ主様の弁護士が分断と判断している以上、一連で計算すべき等の請求内容の軌道修正コメントはトピ主様の望んだ回答ではないと思いますよ。
※私が前回コメントした時点では、はくさんだけがそういうコメントをされていたのでスルーしましたが、他の方もコメントされてるようなので余計なことですがコメントさせてもらいました。