■建物明渡し執行と動産執行につい
新人です。案件で、未払賃料支払う旨、分割払いの履行しない時は建物明渡す、明渡しの際残置動産について所有権放棄及び債権者が処分することに異議を述べない、との内容で、調停で合意しています。この度履行しないので、建物明渡し執行をしますが、併せて動産執行申し立てをすべきか、執行費用負担軽減検討する中で悩んでおります。動産執行しましても、状況では、ほぼ差押え禁止動産生活必需品のみで執行不能の見込み、調書では、建物明渡しにて債務者の残置動産について放棄及び処分できる旨の内容から、建物明渡し執行のみで、断行日、保管料や、運送費など、かからずにできるんではないだろうかと思ってますが。
建物明渡し執行のみでは、動産の売却代金について差押え出来ないならば、はやり動産執行も同時に申したてて、断行日に、保管せずに、即時競売の旨、執行官に上申するほうがよいのでしょうか?懸念されるのは、債務者が、犬をかっていますことで、動産執行を同時申したてしたほうがよいのでしょうか。経験ないのでよろしくお願いします
6/9 10:57 私の事務所では、明渡執行は業者にお願いしています。ですの...
私の事務所では、明渡執行は業者にお願いしています。ですので、執行官との打合せなどは、業者の方が行い、当方は書面等を提出するのみです。
動産執行の申立は、何があるかわからないので、一応申立てています(何があったことはないのですが)。最初催告に行った際に、執行不能か、取下げるように指示がありました。若干費用がかかります。保管料については、断行日に建物をからにするので、債権者の方で保管せざるを得ないのではないでしょうか。債権者に保管するスペースがあればいいのですが、ないときはコンテナを借りていました。また、断行日に遺留品を競売できるとは思えません。1か月くらいは保管していましたが、期間経過後、すぐに遺留品売却の申立をしていました。
犬の件ですが、私の知人の事務員が明渡しに行った際に、債務者の嫌がらせか、建物の中で中型犬を放し飼いにしていたそうです。そのときは、うろ覚えですが、ペットショップの方にお願いしたと聞いています。
いずれにしても、最初催告に行く際に業者の方一人に同行してもらい(日当はかかります)、見積りをとってもらっていました(保管料等も含めて)。
私も初めて明渡しに行った際には、心配でしたが、業者の方がフォローしてくれました。それから、遺留品の売却は私だけで立会い、業者の方にはお願いしませんでした(何時もお願いしている業者は、遺留本売却の際の日当はいらないよ、といわれていましたが)。
6/9 12:45 私のいる事務所では
動産執行はほとんど差押が無駄に終わることが多いことを説明し、明渡執行のみです(明渡執行と別に動産執行をしたことはありますが、数年のうち1度だけ)。
6/15 22:17 動産執行申立書面 記載について
アドバイスありがとうございました。事務所で、初めてなんで、流れ良くわかりました。動産執行申立書面で、請求債権目録では、執行費用内訳では、執行文付与手数料300円、債務名義送達証明書手数料150円、申立書面記載及び提出手数料1000円で、後は管轄裁判所により、予納金を聞いて金額記載し、合計額としたら良いのでしょうか?
6/17 18:25 管轄によって微妙に書式が違うかも
執行官室で、動産執行の申立書の雛形をもらえると思います(事務所で使っていた書式で提出したら、できれば執行官室にある書式で統一してほしいとお願いされました)。
当地では、動産執行申立書のうち請求金額計算書(別紙)には
「元本」「利息」「損害金」
「督促手続費用」「仮執行宣言申立費用」(この2つは支払督促の時のだと思います)
「執行準備費用」
の順で、その中で
トピ主さんの文に加筆していますが
執行文付与申請手数料300円
上記交付費用580円
送達証明申請手数料150円
上記交付費用160円
申立書面記載及び提出手数料1000円
(+資格証明を必要とするなら申請手数料と交付手数料160円)が請求できるようになっていました。
長いこと動産執行をしていないので金額違ったらすみませんが、一度執行官室に書式の問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。