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調査会社からの破産法人への調査

2014/10/9 13:30
コーギー(ID:08e9fe520a27)

管財人側です。
必ずしも毎回ではないのですが、法人の管財事件をやっていると、○○リサーチとか、○○データバンクとかから調査の電話がかかってくることがあります。
その場合、事務方としては弁護士がいれば弁護士につなぐし、いなければ、管財人不在のためわからない、といったように答えています。が、弁護士も、どの程度協力すべきかなど気になっているようです。
そこで、皆さまの事務所でどのように対応してらっしゃるか教えていただけると幸いです。
ちなみに、うちの事務所で受ける事件はたいてい中小企業で、少なくとも今のところ大型案件はありません。
なお、過去のトピックを検索したら、申立前の段階で申立代理人に問い合わせがあった場合というのは見つけましたが、管財人の立場だとまた違うと思い、トピを立てさせていただきました。

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10/9 23:35 弁護士の方針次第ですから、どの対応が正しくてどの対応が間...

◆ 匿名2014/10/9 23:35(ID:b04d6ab999e7)

弁護士の方針次第ですから、どの対応が正しくてどの対応が間違っているという基準はないと思うことを前提に。

うちの事務所の弁護士が法人の破産管財人に選任された場合、こういった企業情報系の会社の問い合わせには一切何も話さないですね。
債権者には現在の状況を大まかに説明し、後は集会に来てもらって、質問をされればお答えしますという対応で統一しています。
もちろん周囲にはある程度情報を公開する弁護士もいますが、いわゆる「よそはよそ、うちはうち」という考え方です。

もちろん事務員からも一切回答することはありません。業務担当で財団債権しか配当できそうにないとか、一般債権まで配当できるかもしれないという状態であっても、債権者を含め事務局が回答することはないです。

ご参考までに。

10/10 10:40 先生がお忙しかったら、ただの親切になると思うので、そう協...

◆ 匿名2014/10/10 10:40(ID:5de7bbb4ec51)

先生がお忙しかったら、ただの親切になると思うので、そう協力、対応しなくて良いと思います。
調査会社に限らないとおもいますが、新聞社、雑誌とかその感じのことには、外出中とか来客中であることを伝えると、ちゃんとしたところはしつこくしてくることは無いと思います。(ほぼ執務室にはいないので、まんざら嘘でもないですが)しばらくすると電話はこなくなります。そのような対応です

10/10 18:50 2014/10/9 23:35:32 の匿名様 コメントありがとうございま...

◆ コーギー2014/10/10 18:50(ID:7a2dce9bc82a)

2014/10/9 23:35:32 の匿名様
コメントありがとうございました。
うちの弁護士も、基本的には何も話さない派です。実際、社会的な影響の大きいあるいは世間の関心の高い企業の倒産というわけでもなく、答えなくても困る人はあまりなさそうな事件が多いので。大型事件などではまた違う配慮が必要かもしれませんし、弁護士によって考えは違いうるとは思っています。
むろん債権者及びその他の関係者に対しては必要な範囲で話します。ちなみに当事務所では、債権者から問い合わせがあった場合、あらかじめ弁護士から指示をうけた範囲内で、事務局で回答することはあります(配当見込みはないとか。まあ、それ以上質問があれば弁護士に代わります)。

2014/10/10 10:40:14 の匿名様
はく様とお見受けしますが、御回答は残念ながら私の質問の趣旨とは異なります。また、この質問は管財人の立場における質問ですが、はく様はその業務はなさっておられないと思いますので、恐縮ですが、どうぞおかまいなく。なお、多くの先生方同様、当事務所の弁護士はいつも忙しいですので、弁護士が不要な電話に対してははじめからお断りしています。

10/11 0:03 ID変わってますがID:b04d6ab999e7です。 コーギー様 そ...

◆ 匿名2014/10/11 00:03(ID:2ce37094f788)

ID変わってますがID:b04d6ab999e7です。

コーギー様
そうですね、事務局が回答することができるのは、あくまで管財人である弁護士が指示した範囲内ででしょうか。
それと書き忘れましたが、債権者から破産者への請求の可否や、個人の債権者は破産手続自体がよく理解できていないことがあるので、今後の流れについては事務局で対応することはあります。あくまで差し障りのない範囲でですが。
あと動産・不動産の換価お手伝いしますよ~なんて業者からの連絡も基本的には事務局で断ってしまいますね。もし特殊な資産で、売却業者を選定しなければならなくなったときは、近隣のお付き合いのある事務所に紹介してもらったりしていますので。

法人破産管財人に選任されると、最初はそういった本来の管財業務以外の部分に時間と手間を取られたりしますよね。
以前うちの弁護士が数店舗ある飲食店の破産管財人を受任したときは、一週間ほど事務所の電話が鳴りっぱなしでした(笑)
弁護士と担当事務は現地調査(店舗と備品、在庫の検分)に行ってしまい、残った事務局は大わらわ。ほとんど仕事になりませんでした。

無事に管財事件が終わるといいですね。

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