■同時廃止と預金引き出しについて
初歩的な質問で恐縮ですが、何卒ご教示願います。
依頼者には弁護士費用等を支払った後も預金35万円程あります。
破産の同時廃止を希望していますが、申立の直前に20万円の預金引き出しをして、生活費等の使用後、最終的に現金15万円の保持とすることで、同時廃止にもっていくことは可能でしょうか。
また、違う観点からですが、社会保険料、国民健康保険料の滞納分を支払うことで、保有資産を減らすことにより、同時廃止にもっていくことは可能でしょうか。
何卒宜しくお願い申し上げます。
7/18 1:52 破産は清算手続きですから、資産があれば、それを公平に債権...
破産は清算手続きですから、資産があれば、それを公平に債権者に配分して(公平に配分されたと思ってもらう)ことが基本になりますので、それを行う人が管財人ですので、配分するお金が見込めない、それどころか管財人になっていただくのに必要な金額も捻出できないような場合には管財でなく同時廃止とするようなことです。観察型のような特別の場合もあるのですけれど、そこはあまりないので、特に始めは良いと思います。
7/21 14:32 「申立の直前に20万円の預金引き出しをして、生活費等の使...
「申立の直前に20万円の預金引き出しをして、生活費等の使用後、最終的に現金15万円の保持とすることで、同時廃止にもっていくことは可能でしょうか。」
イエス,NOでいえばyes、可能と言うことになります。ただし、6か月半年くらい、かけてゆっくりするのがのぞましいです。(たまに、あまり遅いと、遅くなった理由を求められる場合があるので、その理由として、債権者の開示が遅かったこととかで説明が付く場合があります)
「また、違う観点からですが、社会保険料、国民健康保険料の滞納分を支払うことで、保有資産を減らすことにより、同時廃止にもっていくことは可能でしょうか。」
イエス,NOでいえばyes、可能と言うことになります。社会保険料、国民健康保険料の滞納分の性質は、役所や市や国に支払う性質から税金やそれらに準じるものになるので、また、そもそも、憲法で保証する国民主権の具体的政策の一部であり、国家負担としても良いものでもあるような公共性を帯びるので、財団債権性は充分あるとの意見もありますが、それの支払いによるメリット、支払わないデメリットもお客様(破産者)が直接ダウレクトに充分に負う性質もあるので、財団債権としないで、債権者の公平感の視点から、新得財産から自分で払ってもらう方が良い、望ましいとの意見もあるので、支払っても問題になることは薄いとも思いますが、全く大丈夫かと言うとあやしいと言うことになりそうです。ですので、イエス,NOでいえば可能と言うことになります。ただし、は付きます。そういったところになります。
7/21 16:16 そんなことよりも、35万円の入った財布を落としたと言えば...
そんなことよりも、35万円の入った財布を落としたと言えば済む話です。
7/21 16:34 そうですか?済みますかね? で、「では、何色のどのような...
そうですか?済みますかね?
で、「では、何色のどのような、皮ですか布ですか?中身の金種は1万円35枚ですか?とかの話も内容も警察への逸失届を出しておられると思いますが、その受理番号を追完してください」とかなった場合に取っていないと困ります。追完できなかった場合に、それこそ、に不信に思われて、管財になってしまうでは意味が無いです。だから、本当に、実際に落とされていても、届けて無いような場合にはその点は言わない方が良いのかもしれないです(思案どころでしょう)。
7/21 18:33 それでは、振り込め詐欺に遭ったと言えばどうでしょう?
それでは、振り込め詐欺に遭ったと言えばどうでしょう?
7/21 22:35 仮にも弁護士申し立てなら、ご相談の時点で、そのことを伺っ...
仮にも弁護士申し立てなら、ご相談の時点で、そのことを伺った時点で、出しておられなければ、警察に詐欺の被害届けを出していただくようにするので、同様です。追完で、その事実の客観性を求められるようなことを先に予測して手を打っておくというのが最低限の水準でしょうね。だから他の刑事性のある犯罪被害でも同様です。これくらいをしていないと不十分のそしりを受けても仕方がないので、裁判所も当然にそれくらいの水準の申立を期待してると思いますので、「落とした」と言えばいいような、思いつき程度の後出的なバタバタで済む世界でもなさそうです。
7/22 11:39 相談者が言いたくないようだったり、隠しているときはどうし...
相談者が言いたくないようだったり、隠しているときはどうしましょうか?
7/22 11:50 皆さんのコメントを全否定したように、「そんなことより」、...
皆さんのコメントを全否定したように、「そんなことより」、と言って、財布落とした話を持ち出して、それに行き詰ると今度は振り込め詐欺ですかね?もっと財布で頑張らないとかっこ悪いです。
だから。落としたと言って、追完で、受理番号出してください、等言われて、行き詰って、勘違いでした、振り込め詐欺の被害を受けたものでした。のような安易な追完をできるわけでも、無いわけです。あまり普通35万円もの大金を財布に入れて持ち歩く人も少ないです。仮に譲って、持ち歩いて、落としたとしても、5万円を落としても普通はあわてて届けますね。35万円落としたら、ほぼ、絶対、大騒ぎで届けるのが当たり前の感覚でしょう。後財布の中身は普通現金の他に、クレジットのカードが3、4枚、銀行のカードが2、3枚、あと消費者金融のカードが2、3枚は債務整理の方はもっているような感じでしょう。だから、他の人に利用されると困るので、それで、カードの停止の手続きをするのが普通ですか。銀行の通帳の履歴にその経緯が残っている等を調べることとかもできるわけです。そこらあたりからも発見できそうです。言われないことは言われなくても発見するようなものだと思いますよ
7/22 14:12 財布を落とした同じ日に振り込め詐欺に遭うことも考えられま...
財布を落とした同じ日に振り込め詐欺に遭うことも考えられますね。
7/22 14:15 お客様の生活の実態をイメージできることが大事です。そのた...
お客様の生活の実態をイメージできることが大事です。そのためには普通の私生活の活動の実態を経験していることなどが大事になります。そこらはご結婚されてお子様でも授かって等のかたよりは劣ると思ってより、その生活の経験を知るような(話を伺うような)努力がよりいるのかもしれません。それが本質の手続きの水準を維持できる鍵になります。だから、あなたが、否定した「そんなことは」大事でしょうね。
35万円もの振り込め詐欺にあったら、出金がどっかの通帳にあるわけですよね
御存じのように持っている通帳の全部の履歴のコピーの提出も求められるわけですので。そこも当然に気が付きますよね。それを見逃すような、申立では不十分なそしりをうけるようなことになると思います。