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トピック名:先輩、ありがとうございます。

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私の事務所の弁護士は忘れっぽくて、事務員の話を聞きません。
しかも怒りっぽいです。

事務員が弁護士の机の上に書類を置いておいても、それをどこかにやってしまって、
何で書類を置いておかないんだと一方的かつ感情的に激怒します。

事務員が弁護士に口頭で報告をしても、それを忘れてしまって、
何でしっかり報告をしないんだ、社会人の基礎がなっていない、
こんなことでは普通の会社ではクビだ、だからこんなところにしか就職できないんだと叱責します。

私は一度、思わず、ちゃんと書類を置いておきましたと言ってしまいました。
すると、弁護士からは、何だその生意気な態度は、という感じで数分間にらみつけられました。
私は、その視線の恐怖とあまりの理不尽で心が折れそうになりました。

その後は、どんなに弁護士のほうが間違っていても、私が謝っています。
私が悪かったです、すみません、申し訳ございません、そればかりです。
そうすると、今度は自分がミスばかりしている無能な人間に思えてきました。
そして、弁護士のご機嫌取りで終わってしまいそうな自分の人生が哀れになりました。

その辺の出口がない私の絶望を、先輩の事務員にちょっと相談してみました。
すると、この程度の社会の厳しさに耐えられないようでは社会人として失格だ、
どこに行っても使い物にならない、世の中を甘く見るなと励まされました。

励まされて元気になりました。先輩、ありがとうございます。
頑張ります。

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