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ここのところ、このパラリーガルコミュニティには目に余る酷い書き込みが散見されます。
例えば、次のような口汚い罵詈雑言です。
「いい加減こちらの掲示板に書き込みを止めてくれませんか」
「実生活でも友達はいなさそう」
「あなたのコメントは毎回毎回本当に不快極まりないです」
「一日中ネットの掲示板に張り付いて長文を書き散らしている」
「仕事まったくできないくせにプライドだけは高い」
「言い訳しかできない馬鹿が。消えろ。マジで消えろ」
「本当に気持ち悪いです」
どうでしょうか。読んでいるだけで不愉快になります。
余りに下品で、攻撃的で、これらの書き込みには知性の欠片も感じられません。
このような言葉を書く人間は、その程度の人間だということです。
これは、議論の余地がないほど明確です。
我々パラリーガルは、当然のことながら、弁護士に仕える者です。
そして、弁護士は基本的人権の擁護と個人の尊厳の尊重をその使命としています。
このような高い使命を担っている我々が、このような矛盾を犯してよいのでしょうか?
言うまでもなく、この掲示板は、世界中のどこからでも見ることができます。
あなたのその口汚い言葉は、一瞬にして地球の裏側まで回っているのです。
「法律事務所は崇高で立派な場所だ」と思っている世界の皆さんが、この掲示板を見たら、
どのように感じるでしょうか?
裏切られたと思うのではありませんか?
日本国内でも同じです。人生を賭けて訴訟を起こし、弁護士に全てを任せている方が、
「マジで消えろ」「気持ち悪いです」といった言葉を目にしたら、どう感じるでしょうか?
法律事務所というのはこのような低俗な事務員が働いている場所であって、
弁護士はこのような汚い心を持った人間の周りで仕事をしているのだ、と感じるはずです。
こうなると、弁護士の評判は下がります。
当たり前の常識ですが、一度失われた評判は容易に回復しません。
我々は弁護士に仕える者です。自分一人では何の仕事もできません。
弁護士に雇って頂いている者です。自分の名前では仕事ができません。
それにもかかわらず、弁護士の評判を落とすような言動をする者は、
自分の立場を全く理解していないとしか言いようがありません。
「マジで消えろ」「気持ち悪いです」などと書き込んだ方は、深く反省してください。
誰もが見ることのできるネット上て、誰が出てきて書き込んだとしても、
誰も文句は言えないはずです。
単なる自分の好き嫌いについて、客観的真理のように装ってものを言うのは止めましょう。
読みたくない文章は飛ばせばよいのです。