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明日、外国人被害者の冒頭陳述があり、履歴書にTOEIC735点(最高点は815)と書いた私も傍聴することになりました。(弁1事1、勤務して1年です)
そこで、「明日、こっちが聞くことを書いたから、よく読んで、わからない英語があったら調べておくように。通訳が間違ったことを言ってないか、通訳の訳がおかしくないか、チェックできるように」と言われました。こちらも勉強になり、ありがたい仕事だと思い、読みました。
男性Vが初対面の女性Wの部屋のコタツで夜12時過ぎに並んで眠っていたところ、女性の内縁の夫Aに殴られた、という傷害事件です。
質問は、「彼女がアル中だと知っていましたか。」とか「何語でどんな会話をしていましたか。」とかなんですが、「こたつの中で下半身裸だった彼女に触れましたか。」などという文章もあります。そこで、B(中年男性)が、「触れる、という単語はtouch以外ですよね。どのように表現しますか。コタツで下着もつけていない女性の太ももを触るんですよ、それを英語で、どういいますか。」と聞いてきました。「セクハラっぽいですけど」と言ったら、さらに、「あなたは下世話な英語表現しか知らないから、法廷でどのように訳されるか知らないんでしょう。だから答えられないでしょう。」と。「TOEIC700点あるからって私が知っている(学術的)単語知らなかったじゃないですか。単語量を増やせ!っていう意味で言ってるのに、自分ができると思っているから、向上心ってものがないんですか。」と言われました。
私は自分より英語ができる人はたくさんいるし、自分の力も未熟だと自覚しています。ですが、このように言われ、吐き気をもようしてしまいました。
このような「自分(B)が正しくて、他の人(私に限らず、他の弁護士も、依頼者も全て)は馬鹿だ」発言を毎日浴びせられています。国選で担当している被疑者、被害者に関しては、「何度も繰り返すなんて、生きていいる価値がないから、早く死んでほしい」とまで言います。
ストレスを感じる私は、心が狭いのでしょうか。
他の弁護士も、同じような感じでしょうか。