■経理初心者です。郵券の戻りの処理が分かりません。
経理担当になるのですが全くの初心者です。
①郵券5000円分を現金で購入
②依頼者の申立で2000円分使用
③裁判所から1000円分戻り
これらを現在の引き継いだ処理の方法で仕分けると
① 通信費 5000円 / 現金 5000円
② 預り(依頼者)2000円 / 通信費 2000円
③ 通信費 1000円 / 預り(依頼者) 1000円
になります。
ですが これって経費(通信費)に問題があるのではないかと漠然と思っています。
預り(依頼者)についた1000円分は最終的に依頼者から頂いています。(現金や預り金から等)
間違いの指摘と 正しい仕分け方法
また何故間違っているかなど、教えて頂けたら非常に助かります。よろしくお願い致します。
11/14 10:55 ありがとうございます。
なるほど・・事務所の経費と依頼者からの預りは別にするんですね。
一緒にしてしまってるから何か変なんですよねきっと。
また訴訟費用としてざっくり仕訳してから...って方法も分かりやすそうですね。ちょっと研究してみます。
②は まさに現金ではなくて郵券そのものです。事務所にストックとして購入しておいてそこから使っています。
ストックしないとなると 申立等で使用する予納郵券はその都度買いに行っているのでしょうか?
すみません、早速返信してもらったのにまた質問を返してしまって。
でもとても助かります。
11/14 11:19 あ~・・・本当にありがとうございます。 説明とてもわかり...
あ~・・・本当にありがとうございます。
説明とてもわかりやすいです!
郵券はその都度かっているんですね。そうすると事務所で使用するものときちんと分けることが出来ているんですね。
そうすれば事務所の経費と分けやすいですよね!
ですが たぶん弊所ですとストックしておかないと難しそうなんです、郵便局も歩いて8分くらい。弁護士も6名いるので割と使用頻度も高くて。
匿名さん、今日も出勤でしょうか?
お忙しい中の返信、本当にありがとうございます。
(私も出勤中ですが、この処理に悩み前に進めていない状態でした。)
3/21 15:38 一例ですが…
どんな扱いをするかで何パターンか有り得るとおもいますが、
たとえば、実費は事務所で全部立替えてあとで精算とし、精算時には使った郵券分だけ現金でもらうときはこうなるとおもいます。
郵券購入時
→郵券5000 現金5000
申立時
→立替金2000 郵券2000
戻ってきた
→郵券1000 立替金1000
精算のとき
→現金1000 立替金1000
こうすると、最終的に事務所は、現金が4000円減り、郵券が4000円分増える。立替金は0になります。
事前に預かり金を5000円現金でもらっていて、郵券分として1000円使ったとして精算時に4000円を現金で返す場合はこうなるとおもいます
預かり時
→現金5000 預かり金5000
郵券購入
→郵券5000 現金5000
申立時
→預かり金2000 郵券2000
戻りのとき
→郵券1000 預かり金1000
精算時
→預かり金4000 現金4000
この場合も最終的には、事務所は、現金が4000減り、郵券が4000増え、預かり金は0になります。
(使った郵券相当額を現金精算するとなると、郵券を買いすぎたときに事務所のキャッシュは減ってしまいます。
郵券は買いすぎない、郵券は必要なときにその都度買う、その都度購入が難しければ、裁判所のマネをして郵券は依頼者に買って持ってきてもらい事務所で預かる、などが手でしょうか。)
通信費や交通費などの経費にあたるのは、純粋に事務所が自腹負担するものだけなので、依頼者負担になるべきものは含みません。
依頼者負担になるべきものを事務所が立て替えたときは、現金預金または郵券などが減って立替金(=事務所から依頼者への金銭債権=事務所の資産)が増えた、という扱いにしないと、収支が合いません。
事前に預かり金を預かるとは、現金や預金が増えた代わりに「負債」が増えることで、
実費として使うとは、返す分が減る=負債が減ることなので、
現金で実費を消費したときは
預かり金100 現金100
となって、
事務所ストックの郵券で実費を消費したときは
預かり金100 郵券100
になるとおもいます。
「郵券」の部分は「貯蔵品」とか項目は色々あるようですが、金券であり事務所の財産なので「資産」扱いだとおもいます。