■債権者一覧表について(個人再生)
10月20日付、ご質問があった債権者一覧表について、私も質問させて下さい。
申立時に提出する際、債務の現在額には、引き直しをして最終取引日までの元金を記載するとの
ご回答がありましたが、下記の場合も同様でしょうか?
依頼者の借入と返済が、どの債権者も平成15~17年頃で止まっています。
つまり、現在まで放置したままだったのですが、債権者から支払いについて提訴があったので、
今回当職に個人再生をご相談され、受任に至りました。
だいたいの債権者から、引き直し後の取引履歴が開示されたのですが、債権者によって、現在までの
利息を付けて計算書を出してきたり、最終取引日(利息計算なし)までの計算書だったりで、
判断に困っています。
今まで処理した個人再生は、受任直前まで取引があったので、債権者一覧表の現在額は、引き直し後の
元金のみ記載で申立てたのですが、5~3年も取引がないのは初めてでして、
この場合でも、利息・損害金は付けずに申立ててもよいのでしょうか?
ご教示お願い申し上げます。
10/30 13:32 最終取引日までの元金でよいのでは?<br />それで全て...
最終取引日までの元金でよいのでは?<br />それで全てが決まるわけではないので。<br />申立人代理人の立場では一応依頼者に有利な金額で申し立てたほうがいいと思いますけど(ただ依頼者にはその金額で決まるわけじゃないと説明しといたほうがいいですよね)。<br />不満があれば、債権者のほうで資料出してくるし、それを認める・認めないで<br />煮詰めていけばいいのでは?<br /><br />
10/31 8:53 昼休みー様 お答えありがとうございます。<br /><b...
昼休みー様 お答えありがとうございます。<br /><br />補足としまして、<br />①債権者の中には債務名義を持っている業者もいます。<br />②先ほど見た裁判所作成のマニュアル本には、「原則として、申立日現在の元金・利息・損害金を記載する」と<br />書いてありました。<br /><br />それでもまずは、引き直し計算をした最終取引日までの元金を記載し申立でもよいですか?<br /><br />昼休みー様の書かれたとおり、依頼者に有利になる金額でいきたいのですが、弁護士もわかっていないため<br />経験者の方々に伺いたく、お願いいたします。<br />教えていただけると幸いです。<br />
11/4 11:30 申立時に債権者一覧表に記載された債権額は、債権者から債権...
申立時に債権者一覧表に記載された債権額は、債権者から債権届け出がなければ、みなし債権として確定します。<br /><br />債権者から債権届け出があったら、その額を認めるか認めないかを決めて、異議を出す場合には、一般異議申述期間内に債権者に対して異議書を送ります。<br /><br />債務名義を有している債権者の債権額を元本のみにしておいても問題ないと思います。
11/5 9:04 yoko様 ご返信ありがとうございました。<br /><br ...
yoko様 ご返信ありがとうございました。<br /><br />大変勉強になりました。<br />皆さんのアドバイスを参考に、申立準備を進めていこうと思います。<br /><br />