■個人再生手続き
小規模個人再生申し立てを考えておりましたが、
債権者から反対があり給与所得者等再生手続きに変更となりました。
当初、負債額600万円、返済額が5分の1の120万円で
3年払い月々3万5千円を予定していましたが、
可処分所得の2年分となると、
月々の支払いが6万2千円となり債務者の支払い能力を超えてしまいます。
ここで自己破産を進めようと思いましたが...
依頼人より「急遽子供ができた為に結婚したい」と申し出がありました。
彼女の職業は事務員だそうで結婚すれば、多少は弁済額が減ろうかと思いますが
いかがするのが賢明でしょうか。
返済年数を3年から5年へ変更するにはどの様な上限があるのでしょうか。
よろしくお願いします。
5/17 12:27 ご質問の内容では、当初破産ではなくなぜ個人再生を選んだの...
ご質問の内容では、当初破産ではなくなぜ個人再生を選んだのか。
なぜ結婚すると、弁済額が減ると考えれるのか。
などが不明です。
返済年数を3年から5年へ変更するための法律上の根拠は
「最終の弁済期を再生計画認可の決定の確定の日から三年後の日
が属する月中の日(特別の事情がある場合には、再生計画認可の
決定の確定の日から五年を超えない範囲内で、三年後の日が属す
る月の翌月の初日以降の日)とすること。」
だけです。
いっしーさんの依頼者に、どのような特別の事情があるかを
裁判所に説明し、3年だと払えないが、5年だと払えること
を上申する以外にないと思います
彼女の職業は事務員だそうで結婚すれば、多少は弁済額が減ろ
うかと思いますがいかがするのが賢明でしょうか。
これは、具体的事情がわからない以上、ここでの回答は難しい
と思います
弁護士さん、依頼者、できればその依頼者の夫となられる方
を交えて、じっくり考える以外にないと思います
5/17 12:57 回答ありがとうございました。 >当初破産ではなくなぜ個人...
回答ありがとうございました。
>当初破産ではなくなぜ個人再生を選んだのか。
マンションを購入しており、それを手放したくないとの事でした。
民事再生法229条2項
3年払い→5年払いで処理を進めていこうと思います。
「特別の事情」というのが当初予定してなかった妊娠・出産等に
よるのが裁判所に認められるかどうか試してみようと思います。
5/18 19:33 家族が増える割に世帯収入は増えないから可処分所得は減る、...
家族が増える割に世帯収入は増えないから可処分所得は減る、ということですよね。お子さんが生まれてからなら、さらに世帯人数が増えて可処分所得は減りそうですが、出産前に申し立てるのですか?
どちらにせよ、奥さんは出産・育児で当分収入が見込めないでしょうから、今の収入で住宅ローン+可処分所得2年分の5年分割(たぶん5年分割にすること自体はそんなに難しくないと思います)を弁済しながら、奥さんと子供さんを養っていけるかが問題ですよね。
不動産をお持ちの方は破産を嫌がられますが、マンションなら共益費や修繕積立金等の月々の支払もありますし、住宅ローンと別に再生の弁済を続けるというのは、かなり厳しいのではないかと思います。
今後5年間の収支見込み等、しっかり検討してから方針を確定されることをおすすめします。小規模個人再生→給与所得者再生→破産のフルコースってことになるとあまりに悲惨ですからね・・・