■判決後の訴訟費用の請求について
判決が確定し、訴訟費用確定処分の申立を行おうという話が出ましたが、事務所として初めてのことで、手順がわかっていません。
裁判所書記官に費用算出の項目や基準額を確認している所ですが、この申立は必ず行うものでは無いかと思います。
申立をされたことがある事務所の方に質問です。
申立を行うかどうかの判断基準はありますか?
ちなみに、今回の事件では原告代理人の立場で、被告2名に代理人が1名ついています。
『原告及び被告Aに生じた費用の各5分の4を同被告の負担とし、同費用の各5分の1及び被告Bに生じた費用を原告の負担とする』という判決が出されました。
全額請求ではないため、もしかしたら結果的にこちらの負担額の方が多くなることもあるのではないかと悩んでいるところです。
以上、よろしくお願いいたします。
7/10 14:23 (建築紛争などで)鑑定費用などが高額に及んだ時のみ、申立...
(建築紛争などで)鑑定費用などが高額に及んだ時のみ、申立てしています。
通常で、バンバンやっていたら、書記官に嫌な顔されますよ、きっと。
訴訟費用といっても、弁護士費用が含まれる訳でもありませんからね。
7/10 14:36 印紙代が高額だった場合に一度だけあります
印紙代が高額だった場合に一度だけあります
7/10 15:15 こうゆう手続きは我が輩が登場。 書記官もほとんど経験がない...
こうゆう手続きは我が輩が登場。
書記官もほとんど経験がないので期待するのは無理。
裁判所は、貴女??から申し立てた訴訟費用確定訴訟の各項目について是々非々を決定するのみです。
まず、資料は民事訴訟費用等に関する規則や民事訴訟費用等に関する法律の別表を全部集めます。
つぎは、事件記録の閲覧です。各期日における出頭者を全部調査します。これは日当算定のため。
原告方は、事件記録を閲覧する際に、提出した書面の種類、提出日、枚数をメモすること。(書記料計算のため)
あとは、郵券類、印紙代等メモすることね。
ちょっとした事件なら費用すぐに10万円くらいになります。
次に実際の費用明細うpします。
7/10 15:17 1.訴訟準備費用 ① 登記簿謄本3通 @1000円 ...
1.訴訟準備費用
① 登記簿謄本3通 @1000円 3,000円
建物図面 1通 @ 500円 500円
送料(大阪法務局天王寺出張所) 160円
② 建物評価証明書 @ 250円 250円
土地評価証明書2筆@250円 500円
送料(大阪市生野区役所) 160円
③ 原告代表者資格証明書 1.000円
送料(大阪法務局) 160円
④ 甲6乃至8 大阪司法協会
競売事件記録謄写料
平成※※年(ケ)第※※※※号
甲6 A4 3枚
甲7 A4 51枚 A3 5枚
甲8 A4 29枚 A3 2枚
A4 計83枚 A4@40円 3,320円
A3 計7 枚 A3@45円 315円
記録謄写印紙 150円
小計 9,200円
2.訴訟費用
① 訴状印紙 32,000円
書記料(正副8枚) 1,500円
② 甲1号証
書記料(正副4枚) 1,500円
甲2号証
書記料(正副28枚) 1,500円
甲3号証
書記料(正副28枚) 1,500円
甲4号証
書記料(正副2枚) 1,500円
甲5号証
書記料(正副2枚) 1,500円
甲6号証
書記料(正副6枚) 1,500円
甲7号証
書記料(正副112枚) 2,500円
甲8号証
書記料(正副62枚) 1,500円
甲9号証
書記料(正副6枚) 1,500円
甲10号証
書記料(正副6枚) 1,500円
甲11号証
書記料(正副8枚) 1,500円
甲12号証
書記料(正副4枚) 1,500円
上記①②提出費用(出頭) 300円
被告送達料 1,540円
③ 第1回口頭弁論期日出頭費用 300円
日当 3,950円
上記期日請書 書記料 1,500円
提出費用(出頭) 300円
④ 第1回弁論準備期日出頭費用 300円
日当 3,950円
⑤ 第2回口頭弁論期日出頭費用 300円
日当 3,950円
⑥ 第3回口頭弁論期日出頭費用 300円
3,950円
上記期日請書 書記料 1,500円
提出費用(出頭) 300円
⑦ 判決正本送達料 1,050円
⑧ 控訴審第1回弁論準備期日出頭費用 300円
日当 3,950円
⑨ 判決確定証明手数料 150円
書記料(正副2枚) 1,500円
⑩ 送達証明手数料(2件) 300円
書記料(正副4枚) 1,500円
⑪ 執行文付与手数料 300円
書記料(正副2枚) 1,500円
上記⑨⑩⑪提出費用(出頭) 300円
⑫ 訴訟費用算定記録閲覧印紙 150円
⑬ 訴訟費用確定決定申立書
書記料(正副8枚) 1,500円
提出費用(出頭) 300円
副本送達料 1,050円
決定正本送達料 1,050円
小計 89,840円
以上1.2合計 99,040円
このように計算します。書記官さん涙目????。
7/10 15:52 >tokumeiさん、あわわさん ありがとうございます。 どれく...
>tokumeiさん、あわわさん
ありがとうございます。
どれくらいの規模なら?というのが気になってはいました。
結構高額の時にのみされているのですね。
>閻魔大王さん
ご丁寧にサンプル付きでありがとうございます!
確かに、最初に話をした担当書記官は詳しくないようで、専門の担当者から折り返すと言われました。
ただ、基本的にはこちらで算定、提出しないといけませんね。
とりあえず、各項目の基礎額が裁判所によって違うという記述を目にしたので、裁判所に確認してみました。
提出書面も多く、期日も7回(すべて依頼者も出頭)あったため、細々と計算すれば意外な金額になりそうです。
初めてのことでもあるので、今後のためにも一度申立をしてみようと思います。
(ということにボスと話をして決まりました。)
皆さん、ありがとうございました。
7/10 16:06 依頼者から申立して欲しいと言われた事が何度かあります。 手...
依頼者から申立して欲しいと言われた事が何度かあります。
手続き自体は、難しくないのですが
いかんせん記録の整理をして書面の数を数えたり
交通費や日当なども算出しますので
訴訟の期間が長かったり、書面が多いと面倒です。
できれば事務局も担当書記官も避けたい申立です。
全額請求ではないので、
書面や書証の数、代理人事務所と裁判所との距離等で
どれだけ稼げるかですかね?
司法書士小口一成先生のサイトに請求のノウハウが載ってます。
http://kazuogu.cocolog-nifty.com/samenaiuchini/cat6894515/index.html
ご参考まで。
閻魔大王さん
書記料は通数でカウントするのでは?
7/10 16:21 ほぼ全面勝訴、印紙が高額のときに数回やりました。 すべて事...
ほぼ全面勝訴、印紙が高額のときに数回やりました。
すべて事故がらみで保険会社が払ってくれることが分かっていたこと、事前に印紙と資格証明、郵券だけにして揉めないようにしましたので比較的容易に終わりましたが、書記料等を計算にいれたり、原告の負担分もあるとなると、すごい恐いですね。
7/10 16:32 >ねこさん 参考サイトのURLも含めてありがとうございます。...
>ねこさん
参考サイトのURLも含めてありがとうございます。
参考になります。
今回の事件では提訴から1年で、記録もはっきりしているので算出しやすいと思います。
ただ、別件でおそらく請求をするであろう事件は3年近くかかっていて事務所の異なる先生と共同受任しているため、ややこしそうです。
もしかしたら最高裁までいくかもと言われているので、時間はありそうですが、早いうちに整理しておこうと思います。
今回いきなり訴訟費用確定処分の申立を行うという話が出てきたので、手順もわからず、ばたばたしていますが、今後のために、ひとまず経費の伝票を切る際にきちんと記載していれば後々カウントしたりする手間は省けるかなと自己反省しました。
7/10 16:42 >匿名さん ありがとうございます。 ”すごい恐い”に当てはま...
>匿名さん
ありがとうございます。
”すごい恐い”に当てはまる案件かもしれません・・・。
とりあえず、原告側を算定して、被告側の額も試算して、最終的に提出するか判断するかも。。。