■個人事務所について
私はこの春に大学を卒業し,法律事務所で働いています。
大学を卒業したのは4月ですが,実際に働き出したのは2月からです。
一ヶ月間は引継ぎということで,前の事務員さんに質問したりできました。
ですが,3月から1人になってしまい,相談できる相手もいなくて正直ずっと悩んでいました。
一ヶ月の引継ぎといっても,訳も分からない状態で事務員さんに言われるがままコピーをしたり,記録を綴じたりする程度でしたし,いろいろとメモはしていましたが,いざ実践となるとやはりわからないのです。
私は大学で法学部出身な訳ではないので,法律のことは全く分かりませんし,新卒ということで,一般的なビジネス知識さえも備わっていない状況でした。(今もそうですが・・・・)
そこで,分からないことは記録を見たり,本を読んだり,サイトで調べたりとしていますが,やはり思うように理解できないことも多く,正直どうしたら良いのか分かりません。
うちの事務所は70代の先生1人と事務員1人の個人事務所なのですが,先生にいろいろ聞いても,答えはかえってきません・・・
完全に私のことをバカにしているので(本当に知識がないのですが・・・),嫌味を言われて終わります。
前の事務員さんがかなり優秀だったようで,私はいつも比べられ業務とは関係のないプライベートなことに関してもいろいろと詮索されています。
どこに行くにも,昼食時もほぼずっと一緒で,送り迎えや業務には関係ないことまで,私の仕事なので正直ストレスもたまっています。
何も言われなくてすむよう頑張りたいのですが,最近は私は先生とうまくやっていく自信もなくなってきました。
就職したばかりなので,すぐにやめたくはないのですが,退職することも一つの方法として考えています。
どこか法律事務員の勉強するところが地域にないか調べているのですが,私の働いている地域ではそれも難しくどうすることもできません。
もし,このまま続けられたら,とりあえず4月から法律に関する資格の勉強を始めたいとは考えていますが・・・。
個人事務所で働いている方,私と同じような境遇の方どのように乗り切ったか教えてください。
何か,解決策として良い方法はありますか。
10/15 11:35 ご隠居おじいさんの面倒を見て お給料が貰えると考えれば美味...
ご隠居おじいさんの面倒を見て
お給料が貰えると考えれば美味しい話です。
弁護士が希少価値の時代の方ですから
思いっきり「僕ちゃんえらいんだかんね!」とか
「頑固じじい」オーラが出ているかもしれません。
嫌味を言われようと分からないものは
ガッツで何度でも聞きましょう。
ミッキーさんの一生懸命な態度に弁護士も
協力的になるかもしれません。
辞めるのは簡単です。
いつでも辞められます。
弁護士の年齢的にもそう長くはありそうもないので(失礼!)
今のうちに精神的にも、能力的にも
スキルアップして、時期がきたらさっさと辞めればいいのです。
まだお若いので、何でもできますよ。
焦らずによく考えましょう。
ちなみに私は、茶飲み友達に徹しています。
10/15 12:15 私もミッキーさんと殆ど同じ状況でしたよ。 私は前任者との引...
私もミッキーさんと殆ど同じ状況でしたよ。
私は前任者との引き継ぎもなく、全くの素人で、弁護士に指示をもらおうとしても「調べてくれ」「裁判所に聞いてくれ」と言われ、全く仕事を教えてもらえませんでした。
手引書を見たり、裁判所に電話して聞いたり、よその事務員さんに聞いたりして仕事を覚えました。何もかも体で覚えるよりほかなく、丁稚奉公のようでした。
弁護士はやつあたりや小言が多く、事務所にも来るか来ないかもわからない状態で、一人事務員としては本当にしんどかったです。
次第に顔見知りの事務員さんができてきて、仕事を教えてもらったり、グチをきいてもらったりしていました。
事務所内では、八つ当たりされても、他者の目がないので、自分の心をしっかり持って、「自分に叱責される点があったのかどうか」を良く考えて、改める点はあらため、やつあたりであれば放っておくしかありません。
ミッキーさんがお勤めの地方のことはわかりませんが、裁判所には親切な書記官もおられますよ。
がんばってお仕事続けて下さい。
10/15 12:16 私も新卒で法律事務所に就職し、似たような悩みで1年で退職...
私も新卒で法律事務所に就職し、似たような悩みで1年で退職しました。私の場合は、退職して、私のいた事務所がどれだけ恵まれていたかということを実感しました。その後、数年で仕事をいくつか経験し、結局、法律事務所に再度就職し、今10年が経ちます。
今の事務所は、すごく忙しいですか?もし、時間に余裕のある事務所なら、いろんな勉強をすることをお勧めします。勤務時間内に法律事務の勉強や、パソコンの達人になる、事件記録を読むとか。そして仕事以外の時間は習い事、飲み会、旅行。何でもいいんですよ。時間を有効に使ってみてください。
仕事で分からないことは、私もたくさんありました。その時は先生や裁判所に、正直に分かりませんので教えてくださいと、聞く。大事なのは、一度聞いたら、自分のものにすることです。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」です。
先生に馬鹿される・・・、ことがあるのなら、ばかにされないように努力することです。私も就職当初は先輩事務員にすごく馬鹿にされました。悔しかったので、絶対に負けないと、意地で維持で頑張りました。なんで馬鹿にされたのか、理由がわかればそれを改善すればいいだけです。気にしない気にしない。
仕事をいつでも辞められます。やるだけやっってみて、それでも辞めたいと思うのなら、次にいけばいい。
私は先生の年齢がちょっと心配ですが・・・。
若いんだから頑張って!!
10/15 12:25 ミッキーさんこんにちは。 まず、仕事がわからない、という...
ミッキーさんこんにちは。
まず、仕事がわからない、ということについて・・・
恐らく、手続の進め方などがわからなくて困っていらっしゃるんだと思いますが、その前提で書かせて戴きますね。
相談できる人がいない状況、シンドイですよね。
私もその口なのでよくわかりますよ。
裁判所の手続は複雑なものが多いですし、
裁判所や弁護士会が出してる解説的なものは、
端的に、簡単に説明しているものが少ないですしね。
細かすぎる説明に終始して、初心者に理解し辛いものが多いと思います。
制度趣旨や成り立ちの知識は、深い理解には勿論必要ですが、
私達事務員がまず知りたいのは簡単端的な手続方法なのに・・・。
弁護士に聞いても答えが返ってこない、というのも、
弁護士は手続そのものについて、よく知らないということがあると思います。
もちろん法廷内のことは良く知っているハズですが、
その枠の外についてはあまり知らない弁護士が多いと思います。
どうやって訴状や各種申立書を提出するのか、や、例えば不動産謄本の取り方、評価証明の取り方などを具体的に知っている弁護士は私の周りでは稀です。
そこで、私の場合は分からないことがあったら、できるだけハンドブックやインターネット等で調べ、どうしても分からないところは直接裁判所に電話したり、出向いたついでに聞くようにしています。
面倒そうな顔をする書記官や事務官もいますが、負けずにしつこく聞きます。
質問事項を箇条書きにすると、質問も具体的に纏まるし、自分自身の整理にもなってよいと思います。
次に、ミッキーさんの事務所の先生についてですが、プライベートなこと等について詮索されるとのことですが、程度にも寄ると思います。
例えば日常のコミュニケーションとして、趣味や休日の過ごし方を聞いたり、恋人がいるの?とか聞いたりすることはありますよね?
そのようなことなら会話として参加してあげるべきと思います。
しかし、あまりにも度が過ぎる場合には、キッパリとイヤだと意思表示するしかないと思います。
或いは笑顔で『黙秘します♪』と上手にかわすとか。笑
それでもダメなら退職やその他取りうる手段を考えればよいのでは。
ミッキーさんは、この春大学卒業されたとのことですから、
社会人1年生ですよね?
先輩事務員さんと比較されて・・・と書かれていますが、
正直、比較の対象にすらなっていないと思いますよ。
(エラソーな書き方ですいません。)
経験豊富な先輩と社会人1年生。
比較する方が間違っていますよね。
ミッキーさんの文面から読み取れる範囲だけを見れば、
もしかしたら、先生は先生でミッキーさんのことを可愛い1年生だと思って接しているのかも知れません。
昼食もよくご一緒するくらいですから。
勿論私は直接的に状況を知らないので、最悪の場合には退職その他もアリだと思いますが、一度視点を変えて先生と接してみてはいかがでしょうか。
長くなりましたが、お互いガンバリましょう!
10/15 12:31 個人事務所ではありませんが まず、「送り迎えや業務には関...
個人事務所ではありませんが
まず、「送り迎えや業務には関係ないことまで,私の仕事なので」とのことですが、これは個人事務所に限ったことでも、あなたの事務所に限ったことでもないと思います。
大規模事務所でもこのような業務を行うことは沢山あります。
なにをもって業務というのかですが、法律事務だけが業務ではないと思います。
法律事務だけを目指すなら、パラリーガルとしてのスキルを磨いて、パラリーガルとして採用してくれる事務所を探す以外にないと思います。
つぎに、法律事務員の勉強ですが、日弁連が全国研修をしていることはご存知ですか。
試験の受験資格は勤務年数で条件がありますが、研修を受けることの条件はありません。
テキストとDVDを購入して勉強することから初めても良いと思いますよ。
4月から法律に関する資格の勉強を始めるのであれば、それまでに上記の研修を受けてみてはいかがですか。
10/15 12:49 お疲れのようですね。 まずは深呼吸とおいしいお茶でも。 私...
お疲れのようですね。
まずは深呼吸とおいしいお茶でも。
私も前任者が辞めて入れ替わりで入所しました。
先輩事務員は他にも事務所にはいました。
しかし、何を聞いても教えてくれない(涙)。
なので、ビジネスマナーから法律事務まで手当たり次第に本を読み、書記官さんに質問したり、他の事務所の事務員さんとお近づきになるなどして、現在に至ります。
現在は弁護士1人、事務員1人の事務所に居ます。
はっきりいって私は雑用係だと思っています。
通常の法律事務の他、弁護士の昼食のお世話(急ぎのときは自分で調理することもあります)、飲み会のセッティング、クリーニング出し(緊急時は洗濯やアイロンがけをすることも)、中元歳暮の手配などなど、全部私がやります。家政婦ののりかもしれません。でもそういうのが嫌ではないので合っているのだと思います。
今は事務員さん向けの本もたくさん出ていますし、通学は無理でも通信で法律事務について学べる講座もいろいろあります。
それにいまはなんと言ってもネットがあります。
大抵の困り事はパソコンたたけば何とかなるように出来ています。
その事務所に一生骨を埋める必要はありませんが、とりあえず、自分でその仕事の形がぼんやりとでも分かる程度になるまで続けることがきっとあなたの次にプラスになると思いますよ。
10/15 13:20 ねこさん,ありがとうございます。 今まで自分のいた環境,...
ねこさん,ありがとうございます。
今まで自分のいた環境,思い描いていた環境と違っていたので,
なかなか受け入れられないということもあったと思います。
だけど,転職するにしても,資格や経験は必要なので,今は自分磨きに徹して頑張ってみます!!
お茶飲み友達・・・ぜひよろしくお願いします^^
同じような職種でそういった友達がいないので,嬉しい限りです。
また,何かあれば相談させて下さい。
10/15 13:26 音符さん,ありがとうございます。 なかなか,顔見知りの事...
音符さん,ありがとうございます。
なかなか,顔見知りの事務員さんができなくて,自分からも話しかけたりできないので,悩むところです。
ですが,こうやってコメントして頂けたおかげで,自分から積極的に行動してみようと思いました。
だれか近くに相談できるような人を自分から見つけていきたいと思います。
先生が裁判所に聞いたり,他の公共機関などに問合せたりすることを嫌うので,席をはずしている時をねらったり,自分で出向いた時に聞いたりするようにしてみます!
10/15 13:46 新卒さんでそのような状況だと大変ですね。 私は京都の事務...
新卒さんでそのような状況だと大変ですね。
私は京都の事務所で勤務していますが
事務員有志の親睦会があります。
弁護士会主催の研修とは別に
その親睦会のベテラン事務員さんが講師になって
研修をしてくださっていたりします。
ミッキーさんのところでも
そういった会があるとよいのですが。
あとはお財布が許せば、ここの掲示板の
リフロの通信講座もありますよ。
辞めるのはいつでもできます。
もう少しスキルアップしてからでも
遅くないと思います。
頑張ってください!
10/15 13:47 法律事務員歴約9年です。 私も新卒で入って、引継ぎ2週間、...
法律事務員歴約9年です。
私も新卒で入って、引継ぎ2週間、その後ずーっと独り事務員です。
しかも辞める際、前任者が先生の悪口を言い(事実はどうであれ、気分悪い)、
何も教えてくれず去っていきました。
先生も、その当時体調が悪かったなどもあり心身共に疲弊していたようで、距離を置いている・・・というか信用されていない感じでした。
でも、毎日休まず先生に信用されるよう、自分なりに忠実に勤めてきました。
幸い、仕事を全面放り投げられたりはしませんでしたが。
わからない事も一杯あったし、知りあいも居なかったので、落ち込むこともありましたが、
「教えて頂けますか」「どのようにすれば宜しいですか」と、裁判所や役所などに謙虚に尋ねご教示してもらう、そして過去のファイルや参考書で調べる、先生に相談する、などでなんとかやってきましたよ。
5年目過ぎると、弁護士会の研修でも「そうそう!」と思う事がでてきたり、
ここ数年になってやっと自分の話し方に自信がついてきました。
ベテランの事務員さんの知り合いもでき、弁護士にも、「家族同然」と言って貰える程になりましたよ。
私もビジネス知識皆無だったんですが、「ビジネスジ実務法務検定」を勉強してみて、手形や会社の成り立ちを知るのに役立ちました。
他に、秘書検定や簿記検定なども役に立つでしょう。
どんな業界でも新入社員って、何かと壁にぶち当たる事が多いと思いますが、石の上にも3年です。