■債権者との電話やりとり・交渉
こんにちは。初めて書き込みいたします。
私は法律事務所に勤務して7ヶ月になりますが、最近疑問に思っていることがあります。
それは、任意整理での債権者との連絡・交渉に関してです。
事務職員が弁護士と債権者との間に入る場合はあくまで橋渡しだけという風に考えてきましたので、弁護士の意向を伝えたり債権者の要求を伝えたり(あくまで伝言)というのが私の認識でした。
事実数人の弁護士はそのようなスタンスで債権者との具体的な交渉は自分でされていますし、弁護士に頼まれて事務員が連絡した提案に対して債権者から連絡が有った場合にも、事務所にいれば自分で電話口に出てくれます。
ほとんど交渉は済んでいてあとは債権者の最後の確認をとるだけのような場合は、事務職員に頼まれることもありますがそれは事務職員の仕事の一つと思って普通に行っています。
しかし、極力債権者と直接話そうとしない弁護士もいます。
こちらから提案するときも債権者から連絡があったときも全て事務職員に「何ていってるかきいてみて。」「それ以上は無理ですかって言ってみて。」「それ以上は払えませんってとにかくいい続けて。」等1回の電話がまるで伝言ゲームのような時もあります。
弁護士不在の時に聞いておいた伝言にも、すべて「こう返事しておいて。」「こう聞いておいて。」というのでそのやり取りが幾日にもわたって、数回もしくは10数回いちいち事務職員が間に入って伝言のやり取りが続きます。
相手の要求を数種予測してこちらの回答を数種用意しておくという事も時々はしていますがそれは内容がシンプルな場合で、債権者を長く待たせていたり残債額が大きいという事案も多くその際にはそのようなことは私のほうでは出来ませんししていません。
そのようなことが複数の依頼者×債権者数あると、他の業務も十分忙しいのでさらに時間を取られ疲弊します。
こちらのサイトを見ていると、時々事務職員が交渉(に近いこと?)をされているような文章がありますが、これはあくまでその事務所や弁護士の方針で決まるという事なんでしょうか?
事務職員が具体的な決定をしているわけではないので非弁行為には当たらないというのは理解できるのですが、やはり納得がいかないのです。
これはその弁護士がそのような方針であれば従うべきなのでしょうか?
皆様のご意見をお聞かせください。
11/14 17:46 1,事務職員が交渉(に近いこと?)をされているような文章...
1,事務職員が交渉(に近いこと?)をされているような文章がありますが、これはあくまでその事務所や弁護士の方針で決まるという事なんでしょうか?
まさしく、弁護士の方針で決まります。
弁護士がそのような指示を出さなければ、事務局が交渉することはないと普通は思います。
2,事務職員が具体的な決定をしているわけではないので非弁行為には当たらないというのは理解できるのですが、
これは程度の問題です。
具体的な決定の内容ではないでしょうか。
和解金額をフリーハンドで決めるのは非弁行為です。
でも、100万円の請求で80%までなら減額してもOKという場合に、相手が70万円ならいかがというときには、弁護士は80%といっているので、それは難しいと思いつつ、弁護士に伝えはしますというのはOKでしょうね。
70万円では無理ですとことわるのは非弁でしょうか。
弁護士は70万円はNOと行っているので非弁ではないかも知れません。微妙ですね。
80万円でどうでしょうといわれた場合も、すぐにOKというのはどうでしょうか。
相手方からみれば、非弁の可能性は残ります。
ただ、おそらくOkというニュアンスを残して、弁護士に確認したうえで返事することまでは非弁と断定しにくいと思います。
つまり、事務局として伝言するだけはOKですが、それ以上の交渉が全て非弁となるわけではないので、どこまでをOKとするのか常に非弁行為にならないように注意をして、弁護士と仕事の割り振りを考える必要があると思います。
3,弁護士がそのような方針であれば従うべきなのでしょうか?
これは、明らかに非弁行為であれば従うべきではないと考えます
でも非弁にならない範囲であれば、従わざるを得ないでしょう。
それでもNOといえば、退職せざるを得ないかもしれません。
11/17 12:56 こんにちははじめまして、 僕の場合をお伝えしますが、事実上...
こんにちははじめまして、
僕の場合をお伝えしますが、事実上全て直接事件を担当して完成している(飯場のおっちゃんが明石大橋を立てたのはわしや的)と言える「見える」と思いまますが無資格のものがうんぬんかんぬんにならないように最低限の(儀式)は守るように心がけています。たとえばその提案では合意できないとの判断ではなく、応じないと思いますとか合意難しいと思いますとか感想を持ちますとか。また形勢が不利の場合に逃げるのに急に判断ができない人間になってみたりとか、どこへでも逃げるように具体的に話しているように一見みえるけれど実は何も具体的には話してないとか(だから電話メモ残そうと思うときに何も残せないことに気が付く的な)また直接の事件の辞任と受任は絶対にしない等とか、あたり前)(事務官が答える国会の答弁みたいに事実上そんなこと言っていたら全部のこと大臣と社長たちがやらなくてはいけなくなっていかな優秀な人間でもかなしいかな口一つ手足2つずつしかないのでこんあに多くの件数、実務をこなすのは事実上不可能ですよね的話は大部分の人間理解できるので、ほんとうのことを言ったら債権者がひとりひとり本社の会議室に依頼者たちを呼んで話つけていけばいい話ですがそのなこと事実上無理なのでわれわれみたいな客観的第三者が入って手数足数口数を増やしてそれと同じ法律的効果を立体の社会に実現していると言ったところでしょうか?たとえばビルは誰が作れるかといえば厳密には建築士が作ることになると思いますが、たぶん建築士はセメントを現場でこねたことがないと思えますね)事実上和解書(和解書起案してます。)の送付まで結局自分がして自分が印鑑を押すのも自分です的、みたいなことになってますが、そこにあえてくどく先生のチェックをもらうことを入れてみたりとか自主的に規制してます。またその交わしてきな感じが面倒くさくも思いますので書士でも持てるかなと思って受けてみましたが範囲多くて結構大変です。とうぶんこんなことが続きそうです。が僕の場合は余りお勧めできません。むしろ主さんの今のスタンスが正しいでしょう。「特段リスクを背負うことないでしょうから今は今のままで正解と思います。」
11/23 22:31 大阪の事務職員さん、スワンさん、ご親切なアドバイスありが...
大阪の事務職員さん、スワンさん、ご親切なアドバイスありがとうございました。
お二人のメールを読みながら、試行錯誤で日々法律事務に取り組んでおります。
まだ、すっきりとしたわけではありませんが、アドバイスを元に自分の中で折り合いをつけながらやっていきます。
本当にありがとうございました。