■管財事務をやっていて思うこと(お暇な方)
半分愚痴になってしまいますが・・・・・・・聞いて下さい。
担当事件の半数が管財事件で、申立の方は同廃ばかりなのですが、
たまに管財申立をやることもあります。
一応、本を読みながら、先輩にも聞いたりして、何とか書類はきっちり揃えて申立をし、
管財人にすぐに引き継ぐので、あまり管財人から追完の指示を受けることもないので、
そんなものだと思っていました。
しかし、最近管財事件の件数が増え、特に感じるのですが、
申立代理人から引き継がれる書類の不備が多すぎるのです。
今までほぼ完璧な引継を受けたことがありません。
何か絶対不備があります・・・・・・・。
弁護士がやるべきことの不備は、まぁ仕方ないのかなと思うのですが、
事務レベルの不備が多いのです。
たとえば、債権者の宛名ラベルシールがない、とか、
あっても債権者名が間違ってる、とか、
公租公課庁宛のラベルがない、とか・・・・。
他にも、こちらから再三督促しない限り、破産者の通帳を引き継いでくれなかったり、
(自然人ならまだしも、法人でしたら解約もしないといけないので・・・・)
わざとなのかなんなのか、利息制限法超過の取引履歴に引き直し計算書なし。
(案の定、引き直してみたら過払いでした。)
債権者一覧表や財産目録はタイプミスだらけ。
存在しない金融機関名を記載している財産目録もありました・・・・・・。
もう、毎度毎度、いらつかされます。
管財事件の事務を担当されている事務員のみなさま。
だいたいこんなものでしょうか?
たまたま私のところだけ、当たりが悪いのでしょうか・・・・。
どこまで強く言っていいのかもわからず、いつも泣き寝入りで、
管財人がやらなくていい引き直し計算までやっています。
たまに、弁護士か?と思うくらい横柄な事務員もいて、
こっちが悪いかのような気分にさせられます。
他はどんな感じなのか聞いてみたいです。
お暇な方限定でよろしくお願いします!
7/23 23:59 こちら、管財人側です。 申立人が作成した資料の変換ミス(...
こちら、管財人側です。
申立人が作成した資料の変換ミス(パソコンの文字)が多いこと・・・。
人のこといえませんが気をつけよっと。思う日々です。
7/24 15:18 事務員@大阪 様 1,管財人にすぐに引き継ぐので、あまり...
事務員@大阪 様
1,管財人にすぐに引き継ぐので、あまり管財人から追完の指示を受けることもないので、そんなものだと思っていました。
私の事務所が管財人の場合、面談の際に追完の指示をすることはありますが、面談までに追完指示をすることはよほどの事情がない限りありません。
また、面談の際に追完指示をしてすぐ返事がもらえるならそれで済ませています。
よって、不備があっても事務局再度に追完指示がまわらないこともあります。
つまり、追完指示がない=完璧ではないし、不備=追完でもないのです。
2,たとえば、債権者の宛名ラベルシールがない、とか、あっても債権者名が間違ってる、とか、
なければ、管財人の事務所でつくれば良いし、まちがっていれば、管財人の事務所で訂正すれば良いと思っているので、間違っているとか、シールがないとかで、追完のお願いはしていません。
3,他にも、こちらから再三督促しない限り、破産者の通帳を引き継いでくれなかったり、
これは事務所の問題ではなく、多くは破産者(または代表者)の問題でしょう。
ただ、1冊2冊の通帳がないだけで、申立を遅らせるようなことは管財事案ではあまりしていないと思います。
4,(利息制限法超過の取引履歴に引き直し計算書なし。
私の事務所が管財人の場合、管財人事務所で引き直し計算をしています。
申立人の場合にも引き直し計算をして、そのデータも引き継いでいますが、管財人の場合には再度念のため引き直しをします。
また、管財業務の場合、裁判所がそもそも債権調査票を必ずしも必要としていませんし、取引履歴を取るだけの時間的余裕がない場合もあります。
よて、取引履歴がなく、引き直しがなされていなくても、申立代理人側に特段の不備があるわけではないと思います。
5,管財業務でそんなにいらつきなさんな。
ところで、トピ主さんは、どのくらいの数の管財事件を常時抱えているのでしょうか。
7/24 18:58 トピ主です。 お暇な方限定と言っておきながら、 突然仕事が...
トピ主です。
お暇な方限定と言っておきながら、
突然仕事が忙しくなってしまい・・・・・
放置ですみません。
たくさん書き込みしていただいていることに
びっくりしたのとともに嬉しいです☆
皆様の書き込みに一つ一つお返事できなくて申し訳ないのですが、
きちんと読ませていただいて、とても参考になりました。
特に、なるほど~と思ったのは、
債権者一覧表など、申立代理人事務局ではなく
破産会社の人に作成してもらってることもあるということ。
確かに、数年前大型破産の管財申立をしたときは、
目録作成とか、会社の総務の人に手伝ってもらったことを
すっかり忘れてました^^;
だから入力ミスとかあったりするんですね・・・・。
それだと納得です。
あと、裁判所によって、管財人の先生のリストがあって・・・
という話は確かにありますね!
うちの先生は、事務員向け管財事務研修の講師をやってるので
杜撰な申立はこちらにまわされているのかもしれませんね。
それだと名誉なことなので、あまりいらつかず、
こなしていかなきゃなぁ~と思いました。
でも、ご指摘のとおり、申立代理人事務局の方の今後のためにも、
明らかに不備と思われるようなことは、きちんとお願いしようと思いました!
(宛名ラベルがなければ管財人側で作成すると仰ってる方もいらっしゃいますが、
債権者数が莫大だと、さすがに無理です・・・・
管財事件だけやってるわけじゃありませんので。)
それと、管財申立は、とりあえず急いで申立をして、
後から追完するつもりで~っていうのも、確かにありますね!
うちの事務所でも、そういうやり方をしている先生、います。
私が担当している先生は、極力そういうことはしないのですが。
これも先生によるのかもしれませんね。
事務局は、先生のやり方に従うしかありませんから・・・・。
前述の、昔やった大型破産も、追完指示されるのわかりつつ、
急いで申立はしましたが、それでも申立してすぐに、
追完資料収集に努めたり、せめて面談には間に合わせるようにしたんですけどね・・・・。
指示されない限り、出したくない資料があるのかもしれませんし、
やり方は事務所によっていろいろのようですね。
ありがとうございました☆☆☆
同じように悪戦苦闘されてる方もいらっしゃるようで、
私だけじゃないんだと思うと何だか安心しました^^
皆様一緒に頑張りましょう!
最後に、宛名ラベルのご質問がありましたが、
裁判所によって違うかもしれませんので・・・・
大阪地裁では、債権者と公租公課庁のラベル1セットで
大丈夫なんですが・・・・。
でも、裁判所によっては不要のところもあるかもしれません。
7/24 19:24 うちは申立側ばかりなので、ご指摘いただかなければきがつか...
うちは申立側ばかりなので、ご指摘いただかなければきがつかなかったなと思う点があり勉強になりました。
大阪ですけど、以前は宛名シールは作らなくて良かったので、引継ぎの中に宛名シールが含まれるようになった最初の事件で、管財人さんから連絡があって初めて不備がわかりました。運用が変わったことが事務局に徹底されてなかっんですね。
引きなおし計算は必ずつけていますが、弁護士は「本来管財人の仕事」という認識です。報酬が沢山見込める事件ならまだしも、20万でやっていただくには申し訳ないと思うケースもあります。
7/24 19:35 >でも、裁判所によっては不要のところもあるかもしれませ...
>でも、裁判所によっては不要のところもあるかもしれません。
そうですね。うちは大阪ではないのですが、裁判所に提出する分の宛名ラベルは必要ですが、特に管財人側に渡すという決まりはないようで、くれる申立人事務所、くれない申立人事務所はありますし、データそのものをくれるかくれないかも違います(最近はくれないのがデフォルトになったかな)。
けっこう申立した後、債権者が判明…ということもありますし、案の定裁判所から「債権者の○○さんあての通知が戻ってきてしまいましたので、住所の調査をお願いします」なんてこともあるので、宛名ラベルを管財人宛に作らない場合・データを渡さない場合も多いのかなと思います(宛名ラベルも高いし)。
(やっぱりデータのやりとりの場合はフロッピーディスク代とウイルス問題があるのかな…?あと個人の管財の場合は、申立時点は同廃のつもりだったけれど、裁判所から管財にしますからと言われた…というのもあるので、データといわれてもそんな大げさなものではないし)
こちらの地裁の管財人側としては、宛名ラベルは別になくても構わない(法人の場合は債務者に「すみませんが残債務をこちらに支払ってください」という通知を出すこともあるので、あっても良いですが)ですが、データは欲しいかなぁ…と思います。
(面倒がらないで記録見て自分で作れというご意見は真摯に受け止めます)
ただ、やっぱり恐らく地裁によって違いますし、そこまで神経質にならなくても良いかなとは思いますよ。
7/26 9:43 東京は申立の時にラベルを封筒に貼ったものを提出です。 大阪...
東京は申立の時にラベルを封筒に貼ったものを提出です。
大阪でも、事務員向け管財事務研修の講師をなさっているくらいの先生でしたら、
裁判所に「次回から裁判所から申立代理人の方で封筒にラベルを貼るようにお願いして頂けるとありがたいのですが・・・」
くらい言ってしまってもいいかもしれませんね~。
ちなみに、今は簡単にラベルが作れるようになっている
債権者一覧表のエクセルシートが弁護士会のHPからダウンロードできますので、
どうしても申立代理人がラベルをくれなかったら、
せめて債権者一覧表のエクセルファイルだけでもメールかなにかで
送って頂くといいかもしれないです。
7/26 9:55 こちらが申立の管財事件で、 申立の際にこちらには真実と違う...
こちらが申立の管財事件で、
申立の際にこちらには真実と違うことをおっしゃって(まずいことを言うと破産させてもらえないと思いこむらしく、正直に全部明らかにして下さいと言っても聞いていない)、後で気持ちが落ち着いてから管財人に「実は・・・」と本当のことをしゃべるというケースがありました。
管財の申立の場合、たいてい時間がないので、依頼者がしゃべってくれなければそのまま申立をしてしまうしかありません。
で、管財人には白状するもんだから、
こっちは知らない予想外のものを管財人から追完書類を依頼されて、
「なんで申立前に言ってくれないんだよ(怒)」となりました。
なので、擁護させていただければ、申立人の手抜きじゃない場合もあります。
あと、こちらが管財人で、
明らかに手抜き感満載の申立事件が回ってくる時があり、
自由財産の拡張申立をいつまで経ってもしなくて期限ギリギリに内容が違うものを出してくるとか、
引継ぎ金をいつまで経っても渡さないとか。
本当に憤慨しますが、手抜き申立って、結局は破産者にとって何の利益にもならないんですよね。反面教師だと思って、自分は迷惑掛けないようにしようとがんばるしかないです。
7/26 15:54 当地も、宛名ラベルは、引き継ぎ時には、お渡ししないですね...
当地も、宛名ラベルは、引き継ぎ時には、お渡ししないですね。
債権届出の通知を裁判所から出して貰うので、そのせいかも
しれませんが・・・。
ただ、引き継ぎの際、「データが必要な際は、仰ってください」
と、鑑に書いておきます。
税金の滞納については、破産者が認識していない場合もあったり
するので、恐ろしいですね。
申立人から引き継いだ過払い返戻金はともかく、引き直し計算は
管財人事務所がやるものかと思っていました。
認否の際に、必ず計算するものですし。
そもそも、申立時、履歴が短くても引き直した計算金額を記入
しておかないと裁判所が受け付けてくれないので・・・。
(本人申立の際はどうしているのか、不思議)
地方によっていろいろなんですね。
私も、せめて横柄な事務員だ、とだけは言われないようにしたいと
思います。
5/22 12:57 トピ主さんへ
要するに、仕事をしたくない、サボりたいという不満にしか聞こえません。
もっともらしい理由をつけていますけど、仕事のやる気がないように見えます。
愚痴っている暇があったら、自分がさっさと直してしまえば済む話です。