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第3回能力試験の問題のわからないところ

2011/7/28 13:05
とくぼう(ID:7c16a4a5f29a)

すみません、お暇な方で結構ですので、教えて下さい。
日曜日の試験を受けたのですが、そのなかでどうしても答えがわからないのがあるのです。

第12問
不動産に仮差押登記がされた場合について、正しいものはどれか。
1 以後、抵当権設定登記はできなくなる。
2 以後、仮差押登記はできなくなる。
3 その前に登記された所有権移転登記の効力は変わらない。
4 以後に所有権移転登記をしても仮差押登記が優先する。

3も4も正しいように思うのですが、答えは1つでしょうから、わかりません。


第13問
民事保全事件の管轄について、正しいものはどれか。
1 本案の管轄裁判所に専属管轄がある。
2 本案について合意管轄があれば、民事保全の管轄も生じる。
3 仮差押えされるものの所在地を管轄する地方裁判所に管轄はない。
4 仮処分の係争物の所在地を管轄する地方裁判所に管轄はない。

1も2も正しいと思うのですが、1は専属管轄じゃないってことなんでしょうか?でも、民事保全は専属管轄ですから、1は正しいと思うし、2は、本案の管轄裁判所が合意で発生すると、そこに民事保全の申立てができるから正しいように思うし。


第27問
不動産登記に関する次の記載のうち、誤っているものはどれか。
1 不動産の現在の所有者は、登記簿の甲区欄に記載されている。
2 売買による所有権移転登記手続には、買主の実印は必要がない。
3 所有権移転登記手続において登記義務者の登記済証ないし登記識別情報がない場合でも、本人に事前通知をして回答が届けば登記ができる。
4 建物の登記があっても、実際にはその建物が滅失している場合もある。

全部正しいように思えるのですが。現在の登記上の所有者とは甲区欄にの所有者のはずですし。

わかる方、お願いします。

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7/28 14:42 私、受験していませんが、こんな感じで如何でしょうか。 間違...

◆ 千代田区事務員2011/7/28 14:42(ID:3d790523075c)

私、受験していませんが、こんな感じで如何でしょうか。
間違っていたらごめんなさい。

第12問 正解は3番です。
4番については、仮登記が本登記に優先はしません。あくまで順位保全の為で、仮登記→本登記になってから優先します。

第13問 正解は2番です。
1番については、民事保全法上の専属管轄とは、民事訴訟法でいう管轄のことであり(7条)、1番を正しく言い換えると「民事訴訟法で定める管轄裁判所が民事保全法でいう専属管轄となる。」ではないでしょうか。
2番についても民事訴訟法が準用される以上、当然のことと思われます。ただ、実際の場面では、窓口にて書記官はかなり嫌がりますが・・・

第27問 正解は1番です。
不動産の現在の所有者は、保存登記等をしていない状態で表題部のみのものがあります。
2~4は明らかに間違いはありません。

7/28 23:21 13問の1は、普通に日本語として考えれば正解ですよね。 多...

◆ 匿名2011/7/28 23:21(ID:d6a8c6674e33)

13問の1は、普通に日本語として考えれば正解ですよね。
多分、問題の意味としては、「本案の管轄裁判所だけに専属
管轄がある」といいたいのかも。
したがって、物の所在地を管轄する地裁にも管轄がある(保
全法12条1)から誤っていると。

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