◆ 匿名2011/8/17 18:07(ID：58791b84c8d0)

勉強不足で申し訳ないのですが、議決権って債権額に応じて差はないですよね？
投票用紙に議決権を有する債権額ってあったので債権額に問わず１議決権との理解ですが、間違えていたら‥‥。
一般債権者約９１万人で認可決定受けるには何万人の同意を得ればいいのでしょうか？

◆ 匿名2011/8/19 09:51(ID：58791b84c8d0)

一昨日書き込みした者です。
法１７２条の２によると、
①債権者集会に出席しまたは書面等投票を行った議決権者の過半数が再生計画案に同意すること
②議決権者の議決権の総額の２分の１以上の議決権を有する者が再生計画案に同意すること
この二つの条件が満たされると、再生計画案は可決されるとあります。
①の場合、１０万円の債権者が同意して１００万円の債権者が不同意でも同意１：不同意１ということでいいんでしょうか？
あと、不認可になった場合裁判所が破産宣告できるとあるのですが、その場合一般債権者への配当はどうなるんでしょうか？

◆ 匿名2011/8/19 10:21(ID：15a7da6c473b)

ID：58791b84c8d0様

更生計画は、頭数要件と総額要件があって、
債権者の頭数のうち過半数と債権額の過半数の同意どちらも必要です。
あと、清算価値保証原則という、
更正（再生も）は、破産する場合より、債権者に対して多く配当をしないといけないというルールがあります。
なので、逆に言えば、破産になれば更生計画で提案された配当率より低くなる虞が無くはないです。
しかし、あちこちですでに指摘されているように、
今回、武富士の更正の申立代理人と更生管財人が同じ弁護士という前代未聞の出来事が起こっています。
そのため、管財人と武富士はズブズブの関係で、
創業者一族に対する責任追及や秘匿財産の捜索など大甘のままという可能性大です。
現に、外国人投資家などの債権者の提出した更生計画案では、そのへんも考慮して一般債権者への配当率は８％超を見込んでいたようです。
破産に移行して、第三者的立場の管財人が選任されたら、破産財団は今以上に増える見込みがあるのではないか。
ただし、その分管財人報酬も跳ね上がるだろうから、最終的にはどちらの配当が高くなるか…
破産に賭けてもリスクはあると思います。

◆ 匿名2011/8/22 09:48(ID：58791b84c8d0)

ID：15a7da6c473b様
分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。
依頼者から「同意したらすぐに３．３％のお金が戻ってくるんですか」や「同意しなければどうなりますか」の質問が多く、Ｑ＆Ａを作っていたところだったので助かりました。
頭数要件と総額要件どちらも満たす必要があるんですね。
清算価値保障、うっかりしていました。
確かに破産に移行して、中立な管財人が選任されれば破産財団が増える可能性ありますね（これ自体異常な話なんでしょうけど）。
当事務所は弁が依頼者にご自分で判断して投票してくださいというスタンスなのですが、依頼者は自分では判断できないと若干苦情気味です。
困った‥‥。

◆ 愛の詩2011/8/22 10:25(ID：16e0c8078a60)

人は、命という無明の中で
再生という光を求める。

人は、命という牢獄の中で、
終わりという夢をみる。

人は、しっかりと死ぬために、
今をしっかりと生きなければならない。

与えられた時間を生きてこそ、
人は自由になれるのだから。

人には、自然人と法人とがある。
法人の中には武富士も含まれている。

自分では判断できないと苦情気味の依頼者は、
人がどう死ぬかということ、
そこまでどう生きるかということを
この機会にしっかり考えたらどうだろうか。

◆ 匿名2011/8/23 17:09(ID：f07be69ef578)

幸せは路傍の石のように、それを石と気づき認識できる人だけが感じることができるものです。どこにでも、そこいら中に、あってたくさん転がっていて、注意をしていないと見過ごす。そのようなものです。幸せについての色々の表現方法はあってもそこに行き着くものかと、今のあなたに不幸に思えることも、30年くらいして今の自分を客観的に振り返ることでもあれば、実に幸せであったと気が付くことができるでしょう。
人の生きる目的は魂を浄化「初めは赤くて、人生の経験で修業をするとどんどん透明になってくるらしいです」することのようです。色々種類、名前、表現の方法は異なっても、しっかりした、およそ宗教、宗教的なものはそう説いていることに行き着くかと思えますが、であれば無明に生きるものは、まだ魂が赤い、他方しっかり有明（とでも言いますが）に生きるものは透明に近く、迎えが近いだけでしょうか。「宗教ポイ話はたくさんとの声も聞こえてきそうですが」

さて、人は神が作ったと思いますが、それは、その人生は、神の計画の中でありましょうが、「法人」は人が便宜上設けた「人」であってこれは人による計画に基づくものかと、であれば、人の計画の中にありましょうか。
あと選択を、神、人それぞれの場合で考えれば、神のものはあたかも自分自身で、自分の選択と思ってるのも宗教的には違うかと、罪（自身を神と勘違いする）です。それは、どちらを与えられようが、計画の中あるいは、超えられるはずの愛の試練です。それに比し、人に基づくもので作為された場合の選択には、その選択の二つの場合のリスク等をそれぞれに想定して、その回避の手段をプランできるものを選択ないし、第２プランを用意しておくの、が、も、肝心です。

◆ あー2011/8/24 12:45(ID：6f5d820129c0)

当事務所でも、どうしたらいいかと頭を抱えていますが、投票用紙は出さない方向っぽいです。
和解して返還を受けた人は不公平だと言いだす依頼者もいて(笑)
しばらく電話口で依頼者のグチを聞く日々になりそうです。

◆ 雪兎2011/8/24 17:07(ID：f17ef1d90617)

お疲れ様です。

依頼者に聞くことなく意見を決める事務所もあるのですね。少しびっくりしました。

うちはそれぞれのリスクについてお話しはしますが、どちらかの立場でお話しはしてません。
あくまで依頼者の判断ということで。

同意が多いですね…。

武富士からは同意の催促の電話がたびたびあり、そのせいで余計不信感が高まっているのですが。弁も存続させるべきではないと考えているようですが。

さて…どうなりますかね。

◆ タロイモ2011/8/24 23:19(ID：c72e81762150)

お盆前ですがうちにもかかってきました。
弁護士に繋いで欲しがってましたが、自分が聞くといったら、「早く出して欲しい」「御納得できない内容かもしれないが、迅速な支払いを行うためにこのような内容になった御理解いただきたい」という感じのこといわれました。あと賛成か反対かどうするつもりか聞かれましたね。
こっちは「今週中には出す。内容は言えない」と応えました。（結局反対にしたようです）

まあ過払い返戻金が多いか少ないかは分かりませんが、結局清算価値原則を満たしているかどうかだと思うんですよね。
ただその資産が銀行預金のように簡単に貨幣化できないのが困ったところですが…

◆ 匿名2011/8/26 00:01(ID：7a00f5f6ebb4)

武富士の社員だって、仕事でやってるんだからしょうがないのでは？
上司から法律事務所に電話をかけるように言われたら、かけるのが社会人の義務です。
弁護士から仕事を命令されて、パラリーガルが拒否できますか？　そんなパラリーガルはクビでしょう。