■共有物分割請求訴訟
依頼者ＡさんＢさん
相手方ＣさんＤさん
共有物件１は、４人で共有
共有物件２は、依頼者Ｂさんと相手方Ｄさんで共有
この場合の共有物分割請求訴訟は、１本の訴訟で可能でしょうか？
つまり、
請求の趣旨１に、ＡＢＣＤが共有する物件１を分割せよ
趣旨２に、ＢＤが共有する物件２を分割せよ
と、１本の訴訟にしてしまって、受付されるのでしょうか？
それとも、４人共有のものと、ＢＤ２人だけで共有のものと、
わけて訴訟を起こさなくてはなりませんか？
１本であれば、印紙代は２つの請求の訴額の合計額（物件１のＡＢ持分の３分の１＋物件２のＢ持分の３分の１）に対しての印紙代なので、分けるより費用が安く済むので。裁判所の管轄はどちらも同じです。
9/22 16:37 １本の訴訟で行うことは可能です。 裁判所が受け付けするか...
１本の訴訟で行うことは可能です。
裁判所が受け付けするか否かのお話ですが，仮に訴訟物が異なる複数請求であっても，１本の訴状で請求するか，それとも，２本の訴状にして分けて請求するかは原告次第です。
なので，複数請求を１本の訴状で請求していることを理由に訴状却下されたりすることはありません。
しかし，いくら当事者が一部被っていても，裁判所が，争点や紛争の経緯を考慮して，分離決定をすることがあります。
9/22 16:48 ありがとうございます！！
すぐにご回答いただけて助かりました！