■同時廃止申立予定者の公共料金滞納
ご質問ばかりで恐縮です><
同時廃止で申立予定で,公共料金滞納がある方の件で教えてくださいm(__)m
破産法55条1項によれば,電力会社等の公共料金に関する債権者は「・・・破産手続開始の申立て前の給付に係る破産債権について弁済がないことを理由としては、破産手続開始後は、その義務の履行を拒むことができない。」と思います。
この条文は,同時廃止の場合にも適用でき,債権者に主張できますか?
また,主張できる場合,もしも債権者が上記条文に反して供給をストップしたら,どういった対応策があるのでしょうか?
申立予定者は経済的に困窮し,ここへきて公共料金も滞納が生じているという状態ですが,電気ガス水道を止められては生活できなくなります。
免責可能な部分は免責してもらい,かつ電気ガス水道の利用を継続する為に,どうすればよいかと。。。
お知恵をお貸しいただければ幸いです。
6/15 14:43 >破産法55条1項によれば,電力会社等の公共料金に関する債権...
>破産法55条1項によれば,電力会社等の公共料金に関する債権者は「・・・破産手続開始の申立て前の給付に係る破産債権について弁済がないことを理由としては、破産手続開始後は、その義務の履行を拒むことができない。」と思います。
この条文は,同時廃止の場合にも適用でき,債権者に主張できますか?
できます。ただし、破産手続開始後の滞納は、契約解除原因になります。
申立前の滞納分は原則として破産債権ですが、これを財団債権の拡張により弁済して遅れを解消すればよいと思います。
>もしも債権者が上記条文に反して供給をストップしたら,どういった対応策があるのでしょうか?
担当者に電話で上記条文の趣旨を説明し、電気の供給を停止しないよう要請すべきかと思います。
6/15 17:08 匿名様,早速のご助言ありがとうございます!! 法律上は,...
匿名様,早速のご助言ありがとうございます!!
法律上は,同時廃止でも破産法55条1項が適用できるのですね。
とても参考になりました!
しかし,会社の担当者が理解してくれるか不安です。。
別の破産事件(管財)の際に,電気代が滞納になりそうになったので,電力会社に電話して,破産法55条1項について説明してみたところ,会社の担当者には「??そうは言っても電気代払ってくれなければ止めることになっているので・・・」などと言われました。
(この件は,結局滞納にならず乗り切ったのですが。)
このような場合に電気等の供給を止められたら,弁護士に内容証明を出してもらう等になるのでしょうか?
6/15 17:49 >「??そうは言っても電気代払ってくれなければ止めること...
>「??そうは言っても電気代払ってくれなければ止めることになっているので・・・」
たしかに破産手続開始決定後に生じた電気料金を支払わなければ供給を停止されても文句は言えないと思います。
6/18 14:32 問題性は留保して、真っ暗に部屋をして、ろうそく、灯してや...
問題性は留保して、真っ暗に部屋をして、ろうそく、灯してやってると、友人が見かねて電気代払ってくれたと言う話を聞きます。
6/20 12:26 遅くなってすみません><
コメントいただき,ありがとうございます。
なかなかサイトを見られず,御礼が遅くなってしまいすみませんでした。
ID:9868619a2402様,仰る通り,破産手続開始決定後の利用分滞納の為に電気を止められても仕方ないですよね><
ただ,お話したケースでは,決定前の利用分を決定後に支払請求され,滞納になりそうでした。
上手くご説明できていなくてすみません><
業者は,「破産のことはよく分からないけど,社内的に,支払がなければ止めることになっているので悪しからず・・・」という対応でした。
またこういったことが起こった場合,業者の理解を得られる為にどうすればよいか思案しています。。
ID:15017856ff68様,親族や友人の助けを得られるなら,有り難いですよね!
この度のご依頼者は,そういう当がなさそうなので,難しそうです。。
6/21 12:09 回答でなくてすみません。 私も同じことで悩んでいます。 ...
回答でなくてすみません。
私も同じことで悩んでいます。
決定前の光熱費滞納分について債権者に挙げざるを得ない状況(第三者弁済の当てもない)ですが、
債権者の理解が得られず供給停止されないか、正直不安です。
結構よくあることで、債権者も事務的に対応してくれたりするんでしょうか?
みなさん、どうしてらっしゃるんでしょう?
6/21 15:35 「はく」 お世話になります。 それを気に悩まれるお気...
「はく」
お世話になります。
それを気に悩まれるお気持ちは大事にしていただきたいです。またされると良いと思います。
しかしながら
あのそれを気に悩まれても、結局、違うことができるわけでもないので、すっと迷わずされることになります。
個人の場合は特に、介入出しても、印象では(会社は不慣れで、ビジネスライクには遠いです)、なかなか供給は止めれないと思います。止めるにしても、まずは、電気の先が「止めて良いですかね」等、質問してこられることになる場合が多いです、その場合には、恐らく半分は止めたくもないけれど、そうもいかない中に、止めない理由がほしいのだと思います。その時は、良くわからないことを言って言外に、結局は「止めないでほしい」を織り込むような言い方をしてます。それで、たぶん、止まらないですんでいます。(あまり確認はしたことが無いです)(たぶん、止められた方は中には、あったと思いますが、それを困ると言ってこられたことは少ないです「このことがそれを証することにはなりませんが」)。