■個人再生 再生債務弁済中に発覚した新しい債務
いつもこのサイトで勉強させて頂いております。
現在、再生債務弁済中で、弁済中の債務者から、H25年7月に年間費(1029円)の債務が新たにありますとの連絡がありました。
この件、依頼人からの受任はH23年1月、再生申し立ては平成23年6月14日 開始決定は平成23年7月6日、債権届け出書提出期限 平成23年8月3日、異議申述期間 平成23年8月17日~9月7日
再生計画案の書面決定回答期間平成23年11月30日
弁済開始が平成24年3月末からでした。
債権者が債権届出書を提出する時に年間費を債権額に入れずに債務を確定させてしまった結果になっています。
こういう場合、当然再生計画案には入っていない債務なので、この再生事件の債務額としては取扱いはしない事になると思うのですが、
再生計画案が2年も前に通っているにも関わらず、今になって新しく発生した債務についてはどのような取扱いをすれば良いのでしょうか?
又、債務が発生したとはいえ、発生後、約1年も経過して、入金の催促があるというのはどういうものなのか。。。。
このような事は今まで初めてなので困っています
皆様どうぞご指導お願い致します
6/20 11:09 そういう場合は、債権者と再生計画の履行が完了後に支払う約...
そういう場合は、債権者と再生計画の履行が完了後に支払う約束をつけて待ってもらうことになります。24年から3年支払うとして、27年にならないとその分は支払うことができないと説明してまってもらいましょう。
6/23 16:30 d40f6e40f743様 ご回答いただきまして、ありがとうござい...
d40f6e40f743様
ご回答いただきまして、ありがとうございました
再生債務弁済が終わってから支払う事にするんですね
勉強になりました
本当にありがとうございました
6/23 16:50 再生計画の履行中に新たな債務の支払いが発生すると、その履...
再生計画の履行中に新たな債務の支払いが発生すると、その履行の可能性を脅かす場合があるからです。そうなっています。もっと大きい金額のときは、その弁済の計画率をかけたものに減額をお願いとして、してみても良いとおもいます。
6/24 10:53 自分が直接経験したわけではなく、ちゃんと検討したわけでは...
自分が直接経験したわけではなく、ちゃんと検討したわけではないので回答を控えていたのですが、気になったので。
もしお手元に「個人再生の実務Q&A100問」をお持ちでしたら、そのQ24あたりが参考になるのではないでしょうか。
無届であることに債権者に帰責事由がある場合には劣後化されるが、債権者に帰責事由がない場合は劣後化されず、「再生計画上の弁済期間満了以前においても、弁済等を受けることができます(民再232③ただし書、民再244)。」と書いてあります。
最初の投稿者さんは何の根拠も示さずに書いておられますが、ネット上の発言を鵜呑みにすることなく(手掛かりとして使う分にはともかく)、きちっと文献等を確認して仕事をする必要があると思います。
6/24 11:54 年間費って年会費か何かと思いません、債権届提出の時には集...
年間費って年会費か何かと思いません、債権届提出の時には集める徴収する時期になってなくて、徴収の時期になって初めて請求してきているって、想像できません?
それって、官報公告もでているのに、責にきすべき事由には遠いとおもいません?
6/24 13:06 ↑ なにが言いたいのかまったくわからないのですが。
↑
なにが言いたいのかまったくわからないのですが。
6/24 13:24 私も気になってましたが、明確な回答ができそうになかったの...
私も気になってましたが、明確な回答ができそうになかったので控えていました。
中途半端な「自分なりに考えてみた」だけのもので、きちんと検証もしていませんので、
見当違いの回答でしたら申し訳ございません。
H23年に認可決定は出ており、
「H25年7月に年間費(1029円)の債務が『新たに』ありますとの連絡がありました」とありましたので、
開始決定後に新たに年会費が発生(H24年分の年会費など)したのかと思ったのですが、そのあたりはどうなのでしょうか?
それによっても考え方が違ってくるように思うのですが…。
開始決定前に既に債権が発生していたとすれば、55bf1e00ba6fさんのおっしゃるようにQ&Aに即した対応でよろしいかと。
開始決定後の原因で生じた債権だとすると、
開始決定後の債権が劣後化するのかな?と疑問を持ったのですが、
123条あたりを見る限り劣後化しそうにも思えましたが、確信が持てませんでした。
(そもそもこれが123条の開始後債権に当たるのか、123条が個人再生にも適用されるのかetc)
中途半端な情報で混乱を招いて申し訳ありません。
結論的に劣後化するとしても、債権者と話すにあたって理論武装は必要かと思いますので、
根拠は説明できるように固めておかれた方がよろしいかと。
6/24 15:09 トピ主です
現在、債権者に何故会費が再生手続き開始決定後、更には債務弁済が開始になり1年以上も経過してから会費の債務の売り上げ計上が上がったのか確認するよう要請しています
今日現在、返事はまだありません。
担当弁護士に確認したところ、再生債務を弁済している今は再生債務以外は支払わなくて良し、債権者の返事次第でこちらの方針を決めて行きましょう、という事で今は動いています。
55bf1e00ba6f様のおっしゃる通り、私も「個人再生の実務Q&A100問」読みました。
今回の場合は、既に申し立て時に債権者としてあり、現在、弁済中の債権者が、債権届け出時に債務者の債務調査段階で、過去に会費が計上されていることを確認できず、債務を確定させてしまっています。
ご意見の帰責事由ついては、債権者の回答次第だと思います
ただここで実に不可解なのは、売上計上されたのが年会費というものだからです
年会費ならば、一昨年(平成24年)にも売上が上がっていなければなりません。然しながら平成24年にはなかったことです。
今後動きがあれば又ここに書こうと思います。
みなさん いろいろご意見ありがとうございます。